わが子の成績を見て不安になるママは、
どうにかして勉強ができるようになって欲しいと願いますよね。
小学生のうちから勉強嫌いになると、
その後も勉強の楽しさを知ることができなくなるので要注意!
そこで今回は、わが家が取り組んでいる勉強ができるようになる方法をご紹介。
ポイントは、問題をただ解くのではなく、考えながら解くこと。
小学生から自分に合った方法を見つけて自信に繋げていきましょう。
デキる小学生は勉強の楽しさを知っている?!
勉強ができる小学生は、集中して短時間で効率よく勉強を進めていくため、
勉強をすること自体が「苦」ではないことがほとんどですよね。
一方、勉強ができない子はダラダラと「ただやるだけ」の勉強方法なので、
何度も同じミスをしたり同じところでつまずいてしまったりします。
たくさん漢字を書いても計算問題を解いてもその場しのぎですから、
結局身になっておらずテストの点が上がらない・・・という子もいるでしょう。
私の娘も集中力がゼロなので、テストでケアレスミスばかり。
成績が思うように上がらないため、わずか小学1年生にして勉強が大嫌いになりました。
私の娘はきっと、
「わからない→できない→つまらない→勉強をやりたくない→テストの点が悪い→つまらない→勉強をやりたくない」・・・
という負のサイクルに陥ってしまったんでしょうね。
ではどうしたら勉強の楽しさを知ることができるのでしょうか?
次節より、勉強の楽しさを知って成果を上げるための方法をご紹介していきます。
どうやってデキる小学生は勉強の楽しさを知ったの?
わが家の失敗談から学べたことは、
勉強は「わかる!」「できた!」の連続から成果に繋がるということ。
勉強ができるから、楽しくなり、またテストで高得点を取りたいから頑張る!
というようにプラスのサイクルへと結びついていきますから、
勉強ができるようになるには、まず学ぶ楽しさを知ることが大切です。
では勉強ができる小学生は、どうやって勉強の楽しさを知ったのでしょうか。
わが家の周りのデキる小学生の話をご紹介します。
自分が楽しめる勉強方法をしている
勉強ができる小学生は、自分自身が楽しめる勉強方法を確立していることが多いようです。
「勉強方法を確立する」というと、なんだか難しく感じてしまいますが、
要するに子供自身が抵抗なく取り組める勉強方法に気が付いているかということ。
たとえば、タブレット学習の方がゲーム感覚で取り組める子もいれば、
プリントやドリルをひたすら書いて解いた方が、
視覚的に成果が見えるので楽しいと感じる子もいます。
また、口で言って覚える子もいれば、ひたすら紙に書いた方が頭に入る子もいますよね。
このように、自分にとって最も効率よく楽しいと思える勉強方法をしていれば、
自然と勉強量も増えますし、集中するので成果に繋がる勉強ができるんです。
逆にイヤイヤやっている・ただやらされているという勉強方法では、
楽しくないので集中できず、あまり成果が上がらないでしょう。
ただ勉強をする時間だけが過ぎて行ってしまうかもしれません。
わからないことはすぐにクリアするようにしている
勉強でわからないことがあったら、その場ですぐにクリアにするようにしているのも
勉強ができる子の特徴でしょう。
わからないまま、「まぁいっか。」と続けてしまうと、
わからないことがどんどん蓄積してしまい、余計に混乱してしまう原因に・・・。
「わからない」「教えて」と言える環境や、言える勇気を持つことも大切かもしれませんね。
短時間で集中して勉強している
勉強ができる子ほど、短時間で集中して効率よく勉強していることが多いです。
サクッと勉強を終わらせられれば、自分自身もラクなので勉強が苦だと思わないでしょう。
逆にダラダラ勉強していると、集中していないので何度も問題を解き間違えてしまい、
勉強が面白くありません。
間違えたからとやり直しをさせられれば、その分時間もかかってしまうので、
「遊ぶ時間がない・・・」とさらに勉強が嫌いになってしまうでしょう。
わが家で実践!勉強嫌いな小学生が勉強を克服する方法
ではどうすれば、勉強の楽しさを知り、それが成果に繋がっていけるようになるのでしょうか?!
ここでは実際に、勉強が嫌い・面倒くさい・・・
というわが家の小学2年生の娘にやらせている勉強方法をご紹介します。
勉強嫌いだからこそ、楽しく短時間でサクッと終わらせ、効率よく勉強するようにしましょう。
ゲーム感覚で勉強をさせる
勉強が嫌いな娘には、あまり“お勉強っぽい”やり方をすると、
苦手意識からか集中できなくなってしまうので、
まずはゲーム感覚でできる勉強方法を試しました。
たとえば、
・親子で漢字問題の出し合いっこ
・計算陣取りゲーム
・英語でカルタとりゲーム
など。
漢字問題の出し合いっこは、親子それぞれが漢字問題を10問作り、
それを交換してお互いに解くゲーム。
計算陣取りゲームは、マス目に書かれた計算問題をどんどん端から解いていき、
どちらが先にたくさん解けるか?というゲームです。
当然、ママの方が漢字も計算も早いですが、競い合い、ゲーム感覚でやることで
子供も燃えてくれるようになり、楽しみながら勉強することができます。
大人にハンディキャップをつけて実践してみると、意外と盛り上がりますよ。
時間を決めて勉強をさせる
小学生に勉強をさせるときは、量ではなく質なのかもしれないと私は思っています。
ダラダラ長い時間勉強をさせても、結局気が散ってしまったりイヤイヤやっていたりして
身に付かないからです。
先ほどのゲーム感覚での勉強法のように、制限時間を設けて計算問題を解かせたり、
そもそもの勉強時間を決めて、20分なら20分間集中して取り組ませたりするといいと思います。
取り組む課題が制限時間内に終わらない場合は、一度休憩を入れ、
また取り組ませるなどの工夫をしましょう。
決して、一時間ぶっ続けで勉強させないように気を付けましょうね。
勉強時間の「終わり」が分かれば、子供も「あと何分だから頑張ろう」と思えますよ。
間違えた問題だけ繰り返させる
苦手な科目の場合は、間違えた問題だけひたすら取り組ませるのがおすすめです。
というのも、苦手な科目は子供がハナから「嫌い・面倒」という意識があるため、
問題量が多ければ多いほどやる気を失ってしまうからです。
間違えた問題を取り組ませたいのに、そこまでの集中力が続かず、
結局また同じようなミスを冒してしまうことも・・・。
わが家では、娘が苦手なのは算数なので、
ひたすら間違えた箇所だけを取り組ませて定着を図るようにしています。
間違えた問題だけなら数問ですから、ひと通り終われば「クリア!」。
復習のために、一週間取り組んだなかで間違えやすい箇所だけ、
再度翌週に取り組ませることで、忘れずに理解しているかを確認しています。
これを繰り返すと勉強の時間も短縮されるので、限られた時間を有効活用できますよ!
1ページずつ取り組ませる
ドリルやワークなどを取り組ませる時は、必ず1ページずつやらせて都度、丸付けをしましょう。
そうしないと、間違えて覚えたままや分からないまま次々と問題を解くことになり、
何が正しい答えなのか?を知らずに勉強をすることになってしまうからです。
全問正解した場合は、子供も「やったー!」という気持ちになれるので、
達成感が生まれてやる気もアップしますよ。
私の娘も、自信がついた時は「もう1ページやる!」と言って自ら進んで勉強しています。
小学生が勉強をできるようになるには?まとめ
小学生で勉強ができる子は、量より質が充実している子が多いです。
ダラダラ時間をかけるよりも、決められた時間に効率よく、
いかに集中して取り組めるかがカギというわけですね?!
そのためには、子供の勉強をサポートするためにママやパパの協力が必要不可欠。
勉強が嫌い・苦手という意識が根付いてしまう前に、
小学低学年のうちから効率よく勉強する方法を身に付け、子供の自信につなげていきましょう。