いつもニコニコかわいい笑顔を見せてくれていた赤ちゃん。
それが突然、わがままになったなぁ…と思う瞬間って ありますよね。
些細なことで泣きわめいたり、癇癪を起して泣いて暴れたり・・・。
毎日赤ちゃんを向き合っているママは、もうへとへと・・・。
「こっちが泣きたい」と思ってしまいますよね。
一体なぜ、赤ちゃんは突然わがままになってしまったのでしょうか?
今回は、私の娘で経験したその原因と対処法についてご紹介します。
赤ちゃんが「わがまま」になるのはよくあること?
生まれたばかりの頃は、いつもご機嫌だった赤ちゃんも、
1歳過ぎたあたりから、「なんだか急にわがままになったな~」と
感じることが増えてくると思います。
私の娘も、よく癇癪を起しておもちゃを投げたり、床に突っ伏して泣きわめいたり、
時には抱き上げようとする私の腕を嚙んだりして、本当に大変でした。
あまりの突然のことに、
「私の育て方が悪かったの?」
「愛情が足りないのかしら・・・?」
なんて、ママが悩んでしまうこともあるかもしれませんね。
しかし、1歳児の赤ちゃんがわがままになることは、比較的よくあること。
多少の個人差はありますが、多くのママが通る道だと思って、
ママ自身を責めないようにしてくださいね。
赤ちゃんがわがままになる原因は?!
1歳児の赤ちゃんがわがままになるのには、いくつかの原因が考えられます。
わがままになった・・・と言っても、実際は、性格が急に変わったのではなく、
ほとんどが成長の過程で起きることが原因です。
「うちの子、こんなにわがままで大丈夫?」などと、
あまり心配し過ぎないようにしましょう。
わが子の成長を温かく見守るつもりで、ドーンと構えている方がいいかもしれませんよ。
【原因①】言いたいことが伝わらないもどかしさ
1歳児の赤ちゃんの場合、まだ上手に言葉で気持ちを表現することが難しいですよね。
ママも、赤ちゃんが何を伝えたいのか分からず、
お互いイライラしてしまうこともあると思います。
そんなときに、イライラをママにぶつけてしまうため、
わがままになったように見えてしまうことがあります。
【原因②】思うようにできないイライラ
おもちゃで遊んでいるときなど、自分で思うように体を動かせず、
イライラして怒り出したり、おもちゃを投げたりすることもあるでしょう。
このような光景も、「怒りっぽい」とか「わがまま」と言った
印象を与えてしまう原因かもしれません。
【原因③】自分の要求が通らないイライラ
「あっちへ行きたい」
「このおもちゃを貸して欲しい」
「おやつを食べたい」
など、自分がこうして欲しいという要求が思い通りにならないときに
「やだー!」と泣き叫んでしまうこともよくあります。
【原因④】感情を抑えられなくて困っている
赤ちゃん自身が気持ちをコントロールできずに、困って泣いているパターンもあります。
一度爆発させたその感情を、上手に抑えることができず、
泣き続けてしまうことは1歳児くらいの赤ちゃんによくあることだそうです。
いつまでも泣いている赤ちゃんを見て、
わがままな子だなと勘違いしてしまうこともあるでしょう。
赤ちゃんがわがままになったときの対処法とは?!
赤ちゃんがわがままになったとき、
ママもついイライラして怒鳴ったり、怖い顔をしてしまったりしますよね。
しかし、ママ自身が赤ちゃんと一緒になって感情的になっては、
赤ちゃんの気持ちを理解してあげることができません。
ときにはパパと協力しながら、ママもストレスを溜めないようにして、
この時期の赤ちゃんと向き合っていきましょう。
以下を参考にしながら、普段の生活を心がけてみるといいかもしれませんよ。
【対処法①】気持ちを落ち着かせてみましょう
赤ちゃんがわがままになり、怒ったり暴れたりした場合は、
まずは気持ちを落ち着かせてあげましょう。
赤ちゃんを抱きしめてあげながら、ゆっくりママも呼吸をし、
落ち着くのを待ってあげてくださいね。
お互いイライラしてしまうと、
怒りの感情がどんどんエスカレートしてしまうので要注意ですよ。
私は、娘の背中をゆっくりさすりながら、泣くのがおさまるのを待ちました。
こうすることで、赤ちゃんもママに気持ちを受け止めてもらえているんだと安心し、
徐々に冷静さを取り戻してくれると思います。
何が原因で泣いているのか、何が嫌なのか・・・
その理由は冷静になってからゆっくり聞いてあげましょう。
【対処法②】ママが赤ちゃんの想いを代弁しましょう
何が嫌なのか、どうして欲しいのか、
赤ちゃんの要求を聞いても、まだ1歳児では上手に伝えられませんよね。
しかし、そこはママですから、想いを汲んで「○○が嫌だったのね。つらかったね。」など、
ママが赤ちゃんの気持ちを代弁しましょう。
赤ちゃんは、ママに理解してもらえていると分かれば、
とても安心しますから、ゆっくりと優しい口調で声かけをしてあげてくださいね。
【対処法③】ママも落ち着いて分かりやすく伝えましょう
赤ちゃんの要求が分かっても、それを叶えてあげられないこともありますよね。
そんなときは、ママも落ち着いて、
赤ちゃんの気持ちに応えられない理由を伝えてあげましょう。
「今日は雨だからお散歩に行けないの、ごめんね。また明日行こうね。」
「これはお友達のおもちゃだから、返そうね。」
など、頭ごなしに怒るのではなく、
赤ちゃんの気持ちを汲んだうえで、できない理由を伝えるイメージです。
1歳頃になると、赤ちゃんは何となくママの言っていることが理解できるようになります。
最初は、すんなり泣き止んでくれないかもしれませんが、
成長と共に分かってくれるようになるので安心してくださいね。
まとめ
これまでとても穏やかで、どんなときも笑ってくれる赤ちゃんだったのに、
突然、感情の起伏が激しくなると、わがままになったのではないかと心配になりますよね。
しかし、これは赤ちゃんが成長している証拠。
自我が少しずつ芽生えて来ているということなので、心配し過ぎる必要はありません。
とはいえ、ママは毎日赤ちゃんと接しますから、
わがままばかり言われては、さすがに疲れてしまいますよね。
ママの育児ストレスが溜まり過ぎて、
赤ちゃんと同じように感情的になってしまわないよう、
ときにはパパと協力しながら、この時期の赤ちゃんと向き合っていきましょう。
私は、この時期の赤ちゃんとの触れ合いは、
お互いの絆を深めるチャンスだと思うようにしていました。
つらい時期はそう長く続くものではありません。
いつか、「あの時は大変だったね」と笑える日が来ることをイメージして、頑張ってくださいね。