幼稚園児のお弁当は、子供が完食できるように見た目が華やかで
かわいいお弁当を作ることが大切でよね?!
加えて「食べやすさ」も重視し、幼稚園児が楽しく食べられる工夫をしてあげましょう。
しかし忙しいママの中には、お弁当作りはちょっと苦手・・・と感じる方も。
そこで今回は、実際に私がやっていた簡単にかわいいお弁当を作る方法をご紹介します。
料理が苦手でも大丈夫!ちょっとの工夫でかわいいお弁当に見せましょう。
幼稚園児のお弁当は「かわいい」+「食べやすさ」が基本
幼稚園によっては給食のほかにママのお弁当を食べる日を設ける園もありますよね。
ときには給食なし!お弁当だけ!・・・という園もあり、
忙しいママの大きな負担になっていることもあります。
しかし、幼稚園児にとってのお弁当は、園生活の中でも特に楽しい時間です。
子供が喜ぶ愛情たっぷりのお弁当を作ってあげましょう。
幼稚園児が喜ぶお弁当は、見た目がかわいいことが大きなポイントですが、
それだけではありません。
栄養バランスを考える他にも「食べやすさ」が大切!
まだ一人で食べ慣れない年少さんでも、時間内に食べこぼさずに完食できることを目標に
美味しいお弁当を作ってあげてくださいね。
可愛くて食べやすいお弁当を作らないといけない理由とは?
私の娘が通っていた幼稚園では、入園後すぐの懇談会でお弁当作りについて指導されます。
栄養バランスを考えたり旬な野菜や果物を入れたり、
傷みやすい食材を避けたりするなど、様々な項目があるのですが、
その中でも気になったのが、見た目を可愛く食べやすくするという項目。
一体なぜ、幼稚園児のお弁当は、可愛くて食べやすくしないといけないのでしょうか?
それは、まだ小さな子供ならではの理由があるんです。早速ご紹介しましょう。
【理由①】時間内に食べるため
集団生活においては、食事の時間も決まっていますよね。
しかし、まだ時間の感覚がない幼児にとっては、
ゆっくり食べてしまって時間内に食べきらないこともあります。
ですから、なるべく食べやすいサイズにしたり、
食べ進めやすい見た目にしたりする工夫が必要なんです。
少しずつみんなと一緒に「いただきます」「ごちそうさま」を学んでいけるといいですね。
【理由②】慣れない園での食事を楽しめるようにするため
家庭以外で食事をとることに慣れない子供も多いもの。
特に入園したばかりの頃は、ママと離れて食事をすることが不安で、
なかなか食が進まない子もいるでしょう。
そんなときこそ、愛情たっぷりのかわいいお弁当があれば、子供の気分も自然と上がります。
「美味しい」と楽しく食べてくれるかもしれませんね。
【理由③】食べこぼさないため
幼稚園児は、まだ一人で上手に食べられない子も多いですよね。
食べにくいおかずだと、ぼろぼろ食べこぼしてばかりいて、
先生に注意されてしまうことも・・・。
特に年少さんは、食べやすいようにおにぎりやサンドイッチにして、
おかずもピックに刺してあげるのが良いようです。
【理由④】完食する喜びを知ってもらうため
お弁当は栄養バランスも重視して作るので、
ときには子供が苦手な食材を入れることもあるでしょう。
そんなときも、かわいいお弁当なら子供は喜んで食べてくれます。
私の娘も、お弁当をきっかけにトマトやホウレン草などの野菜を克服しました。
友達と一緒だと食事も楽しめるようで、自宅にいる時よりも食べてくれていた気がします。
お弁当を完食すると、先生にも誉められ、ママにも感謝されるので、
子供も頑張って食べてくれるのかもしれませんね。
その達成感が、さらなる成長につながるのだろうと思います。
料理が苦手な私も実践したお弁当を可愛く作る方法とは?!
これまでご紹介したとおり、幼稚園の子供にとって、
いかにお弁当が重要であるかが分かりましたよね?!
ここでは実際に私がやっていたかわいいお弁当を作る方法をご紹介します。
以下のポイントをおさえ、子供があっと驚くかわいいお弁当を作りましょう。
おにぎりは形を変えてアレンジ!海苔アートで可愛く作ろう
「食べやすさ」という観点からもおすすめなのが「おにぎり」。
普通にご飯を詰めるよりも、おにぎりの方がかわいいお弁当のベースを作ることができます。
たとえば、形をアレンジするのも一つです。
おにぎりは三角だけではなく、俵型、ボール型、スティック型など
様々な形にアレンジしやすいですよね。
形だけでなくミニおにぎりを3つくらいコロコロ詰めるのもおすすめです。
一口サイズになるので、子供が食べやすく、パクパク食べてくれます。
さらに色も付けやすいのがおにぎりの良いところ。
ゆかりふりかけや鮭フレークを混ぜてピンク色に。
青菜やわかめを混ぜて緑に。
かつお節を混ぜて茶色く。
卵で包んで黄色にすることもできますよ。
最後は海苔を専用パンチで型抜きし、目や口を付ければ簡単に可愛く作れます。
海苔アートが苦手な方は、おにぎりをラップで包み、
その上からシールを貼ったり、顔をペンで書いたりするのもおすすめ。
目玉シールをペタっと貼ると、それだけでかわいいおにぎりに大変身するので、
私のような不器用なママでも安心です。
おかずはカラフルに!三色をバランスよく入れよう
おかずは茶色ばかりはNGです。
茶色のほかに、赤、緑、黄色の3つを入れ、バランスよく配置することが大切。
とはいえ、どうしてもミートボールや唐揚げなど、
メインのおかずは茶色くなりがちなので、私は野菜を中心に色を考えていました。
たとえば、
赤…パプリカ、トマト、ニンジン
緑…ブロッコリー、ほうれん草、アスパラ、インゲン、枝豆
黄色…パプリカ、黄色トマト、かぼちゃ
など。
このような野菜は、型抜きをして簡単に可愛くアレンジすることが可能です。
ピックに刺して隙間に入れたり、型抜きをしたニンジンをミートボールの上にのせたりして、
なるべく茶色一色にならないようにしましょう。
常備野菜として冷凍庫にストックしておくと、隙間埋めに使えて便利ですよ。
型抜きも大小色々なサイズがあると幅広がるのでおすすめです。
ウインナーのアレンジで簡単にかわいいお弁当にしよう
ウインナーといえば、切れ込みを入れるだけで簡単にアレンジができる万能おかずですよね?!
片方の端に切り込みを入れれば「タコさん」
半分に切った断面に縦横斜めの切り込みを入れれば「お花」
両端に切り込みを入れて「カニさん」
斜めにカッとし、ピックでくっつければ「ハート」
端を切ってしめじの傘部分とくっつければ「どんぐり」
など、アレンジが簡単で色々な方法があるのがウインナーの良さです。
私は、「あともう一品!」というときに、必ずウインナーを入れています。
レシピサイトなどで検索すると意外と面白いので、皆さんもぜひやってみてくださいね。
おかずは断面を見せると可愛くなる
お弁当のおかずは、「断面」を見せて詰めると可愛さがアップします。
「断面萌え」とも言うそうですよ。
・野菜の肉巻き
・ちくわキュウリ
・焼きのり玉子焼き
など、断面を見せることでおしゃれに見せるおかずを使います。
ほかにもサンドイッチをロール状にし、クルクルッと巻いた断面を見せるようにして
盛り付けるのもOK!!
同じ食材を使うにしても、いつもと違う詰め方にするだけで
可愛さがアップするのでやってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
幼稚園児にとってかわいいお弁当を作ることの大切さ、お分かりいただけたでしょうか。
私の子供は女の子なので、かわいいお弁当には目がないタイプ。
こだわりも強かったので、いつも「○○ちゃんはこんなお弁当だった」なんて
色々な要求をしてくる子でした。
おかげで私は3年間、いかに簡単に食べやすくてかわいいお弁当を作れるか・・・
ということだけを追求してきました。
私の愛情が伝わったのか、嫌いな野菜も克服し、
小学校に上がった今では給食をモリモリ食べているようです。
幼稚園児にとって食育という面でも、お弁当はとても大切です。
キャラ弁と聞くとハードルが高いイメージですが、
おにぎりを可愛く盛り付けるだけでもOK!!
できることから是非始めてみてくださいね。