小学生の夏の登下校は暑さが厳しくて、熱中症が心配ですよね。
ランドセルも重く暑いので、汗をかいてびっしょりの状態で帰宅することも。
そこで今回は、私がやっている登下校中の暑さ対策の方法をご紹介。
冷感スプレーやネッククーラーなど便利グッズを上手に使いましょう。
小学生は遊びに夢中になっていると体調不良に気が付きにくいので、
暑さ対策の方法を参考にママがしっかりケアしてあげてくださいね。
小学生は特に登下校時に注意!暑さ対策をしっかりしよう
暑い夏。
年々、平均気温が上昇しており、ランドセルを背負って15~20分歩く小学生にとっては
非常に過酷な環境ですよね。
特に登下校時は要注意。
暑さ対策をしっかりして送り出してあげましょう。
とはいえ、子どもと言うと、
暑い夏も寒い冬も元気に外で走り回るイメージを持つママやパパもいると思います。
子どもにも暑さ対策は必要なの?と疑問に思う方も・・・。
そこには小学生ならではの理由があります。
次節で詳しくご紹介していきましょう。
なぜ小学生に暑さ対策は必要なの?その理由とは?!
昭和の時代を生きたママやパパの中には、
「子どもの頃なんて学校にエアコンなんてなかったわ」なんて思う方もいるかもしれませんね。
ですから、なぜ今どきの子どもたちには暑さ対策が必要なのか疑問に思ってしまうことも。
まずは本当に小学生にとって暑さ対策が必要なのか、その理由から見ていきましょう。
登下校時が暑い時間帯だから
小学生の登校は朝8時半ころまで。
朝ですが、7月~8月の猛暑日になると、8時台でも充分暑さを感じます。
日差しも強く、歩いているだけで肌がビリビリ焼けるように傷むこともありますよね。
もっと言えば下校時は15時前後ですから、より暑さを感じるでしょう。
私の娘も顔を真っ赤にして汗びっしょりで帰宅します。
気象庁のHPを見てみると、日本の平均気温は年々上昇。
100年あたりでは1.16℃の割合で上昇しているのだとか。
たった1℃?と思われるかもしれませんが、これはあくまで数値上の平均気温。
ここ数年では、最高気温が40℃を超える地域もありますから、
高温多湿の日本の夏は、数値以上の体感温度になっているはずですね。
ですから、昔は暑さ対策なんて要らなかった・・・なんて思っていると、
子どもに無理をさせてしまうことになるので気を付けなければいけませんね。
※参考資料出典:『気象庁HP「日本の季節平均気温」より』
ランドセルが蒸れやすいから
小学生ならでは・・・の事情と言えば、「ランドセル」。
ランドセルは革ですから、やはり通気性が悪く蒸れが気になりますね。
地域によっては改善されている学校もありますが、
未だ教科書等のいわゆる「置き勉」が許されていない学校の場合、
常に大量の教科書やノートを持ち歩かなければなりませんから、
夏の暑い日はとても過酷なんです。
これに加え、最近はタブレット端末も持ち帰る学校があるので、
余計に重量を感じ、重さと暑さでヘトヘトになってしまうことでしょう。
遊びに夢中になって気づきにくいから
小学生の場合、暑くても遊びに夢中になってしまうと、
自分の体調不良に気が付きにくいということも理由に挙げられます。
水分補給をするのを忘れるほど楽しく遊んでしまった場合、
うっかりすると熱中症などの体調不良に陥ることも。
特に低学年の子どもは、自分の異変に気付きにくい上に、
周りにSOSを出しにくい子が多いですから、大人が気を付けてあげなければいけませんね。
小学生の暑さ対策!現役ママがやっているおすすめの方法6選
では具体的に、どのような暑さ対策をしてあげたらいいでしょうか?
ここでは現役小学生ママの私が実際に行っている暑さ対策の方法をご紹介します。
ネッククーラーを使う
首を冷やしてあげると体温が下がりやすいので、熱がこもりやすい子どもにおすすめ。
ネッククーラーも様々なタイプがありますが、
個人的には子どもが管理しやすいタオルタイプか、保冷剤を入れて首に巻くタイプがおすすめ。
ただし、学校に持って行ってよいかは、
その学校によって異なるので確認してから使うようにしましょうね。
また、濡れた状態のタオルや保冷剤をそのままランドセルに入れてしまわないよう、
ビニール袋やフリーザーバックを持たせてあげましょう。
また、高額なものは紛失した時のダメージが大きいので、
学校へは持って行かないことをおすすめします。
■やわらかネッククーラー(保冷剤付き)¥555-(税込み)
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■マジクールキッズひんやり長続きネッククーラー ¥3,059-(税込み)
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■クールリングアイス ¥3,960-(税込み)
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帽子をかぶって日陰を歩く
登下校時は、視界を遮ってしまうなどの理由から小学生の日傘は禁止されていますので、
帽子をかぶってなるべく日陰を歩くのがおすすめです。
直射日光によって体温が上昇してしまうのを防いでくれますから、
夏の暑い日は帽子を必ずかぶらせてあげましょう。
私の娘がうっかり帽子をかぶって行くのを忘れたときがあったのですが、
15時に帰宅してからグッタリしてしまったことがあるので、
やはり帽子があるだけで随分違うなという感じでした。
冷却スプレーを使う
メントールなどの成分が入った冷却スプレーを、
襟元や背中の衣服にシュッと吹きかけるだけでも、かなり体感温度が下がるのでおすすめです。
私も外出前にやっていますが、しばらくヒンヤリが続くので暑さを感じにくいですよ。
帽子をかぶって頭が蒸れてしまう子は、頭を冷やすスプレーもおすすめです。
■フリーズテック冷感ミスト ¥3,080-(税込み)
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■アイスノン 頭を冷やすスプレー ¥390-(税込み)
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■レック 熱中レスキュー激冷えくん ¥1,566-(税込み)
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ランドセルパッドを使う
背中にピッタリとフィットするように作られているランドセルは、
夏は特に蒸れて暑くなってしまいますよね。
背中側が汗でびっしょりになってしまうことも。
わが家では、通気性のよいメッシュタイプのランドセルパッドを使用していますが、
ママ友がおすすめしていたのは保冷剤入れるポケットが付いたランドセルパッドでした。
夏はヒンヤリと感じられ、登校中の暑さ対策に良いのだとか。
学校まで20分くらいかかってしまうような子におすすめです。
■ランドセルパッド保冷ポケット付き ¥1,299-(税込み)
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冷却ジェルシートを使う
朝から暑くてたまらない・・・という日は、
冷却ジェルシートを首に貼って出かけるのもおすすめです。
一気にクールダウンできるので、体温の急上昇を防いでくれます。
わが家では、風邪で熱があるときだけでなく、夏の暑さ対策としてもフル活用。
寝苦しい夜などにも使えて便利なんです。
調べてみるとボディ用もあったので、今度使ってみたいと思います。
■冷えピタボディ用 ¥1,055-(税込み)
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■熱さまシート子供用 ¥550-(税込み)
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水分補給をこまめにする
やはり一番は水分補給ですよね。
ただ、子どもの場合は遊びに夢中になっていると水分補給をするのを忘れてしまうもの。
私の娘は、学校のトイレに何度も行くのが億劫で水分補給を嫌がるのですが、
それだと熱中症のリスクが上がってしまうので、
こまめに水分補給をするよう伝えておくのが大切です。
わが家では、娘のお気に入りの水筒を選ばせてあげて、
夏はいつもより容量の多い500mlを持たせています。
小学低学年だと、あまり大きすぎる水筒はかえって荷物になってしまうので、
500ml前後にし、学校で水やお茶を補充するようにしましょう。
娘の学校では、職員室前にウォーターサーバーがあり、そこで補充することができるそうです。
気になる方は、一度学校に確認してみるといいと思います。
小学生の暑さ対策はどうしてる?おすすめの方法 まとめ
ここ数年の夏の暑さは、本当に過酷ですから、
夏バテや熱中症などの体調不良には十分気を付けなければなりませんね。
今回ご紹介した対策以外にも、
あまりにも暑い日はママが学校まで子どもを迎えに行ってあげる・・・という家庭もありました。
その他、学校ではどのような対策を講じているか、確認してみるのもいいと思います。
まだ自己管理がしにくい小学生ですから、
子どもの命を守るためにも学校と家庭とで連携しながら暑さ対策について考えてみてくださいね。