現代の小学生は意外と運動不足。
そのため肥満になってしまう子もいるのだそうです。
特に今の子は“瘦せ気味”な子が多いので体格的に目立ってしまいますよね。
しかし小学生のダイエットなんて発育に悪そうな気も・・・。
そこで今回は、私が実際にやっている小学生が瘦せる7つの方法をご紹介。
肥満から様々な病気に発展してしまう前に、
食事・運動・生活習慣を見直して少しでも瘦せるように取り組みましょう。
小学生の肥満はハイリスク!適正体重を維持しよう
小学生の頃から太り気味だなんてちょっと不安ですよね。
子供の肥満は親の責任・・・なんて言われることもあるので、
なんだかママが責められている感じもして余計に悩んでしまうでしょう。
私の娘も実は「ちょっと肥満気味」。
もともと年齢にしては身長も大きいのですが、
その分体重もあって同年代の子に比べて体格が全然違います。
小学生の肥満指数を知るには「ローレル指数」というのを用います。
ローレル指数=体重(㎏)÷身長(m)³×10
100未満…瘦せすぎ
100~115未満…瘦せている
115~145未満…普通
145~160未満…肥満気味
160以上…肥満
私の娘の場合、計算式に当てはめたところ、ローレル指数は145.2だったので、
やや肥満気味ということが判明!
小学生の肥満は、糖尿病や高血圧などを引き起こしたり、
運動機能の発達に支障をきたしたりする場合もあるため、
なんとか少しでも瘦せて適正体重を維持することが大切だと感じました。
なぜ小学生が肥満になるの?原因は?
私の娘もそうでしたが、それまで決して肥満体型ではなかったのに、
なぜかいつの間にか太り出した・・・ということもあるでしょう。
新陳代謝も大人に比べて良いですから、ちょっと運動すれば瘦せそうな気もしますよね。
では一体なぜ、小学生が肥満になってしまうのでしょうか?
【理由①】運動不足だから
最近の子供は特に運動不足だと言われていますよね。
数十年前に比べ、治安の悪化や遊び場の減少などが理由で、
そもそも体を思い切り動かせる機会が奪われていることも原因の一つかもしれません。
遊ぶと言ってもゲームやYouTubeを見るなどインドア派が多いので、
運動不足になりがちですよね。
また、習い事をする子も多く、遊ぶ時間が取れない子もいるでしょう。
運動不足で肥満になると、体を動かしづらくなり、
さらに肥満になってしまうという負の連鎖に陥ることもありますよね。
【理由②】食事の時間が遅い、量が多い
前述したように、小学生は習い事で忙しい子が多いため、
夕食の時間が遅いということも考えられます。
また、一度に出す量が多いことで過剰摂取になっていることもあるかもしれません。
【理由③】食事時間が短く早食いになる
小学校の給食時間がとても短く、早食いになる子も多いと言います。
自宅でも、宿題や習い事で忙しいため、
ササッと食事を済ませてしまうこともあるかもしれませんね。
よく噛まずに食べると満腹中枢の刺激が遅れてしまい、
「お腹いっぱい」と感じる前にどんどん食べてしまうので、
結果として肥満につながってしまうのだそうです。
実際に私も試した!小学生が健康的に痩せる方法 7選!
小学生の肥満はリスクも高く、将来のことを考えるととても心配ですよね。
外見のことを周りから指摘され、いじめにつながることもありますから、
なるべく早く瘦せるように促したいもの。
しかし、小学生のうちからダイエットするなんて、
どうやっていいか分からないというママも多いでしょう。
ここでは私が実践している健康的に瘦せる方法をいくつかご紹介します。
小学生のダイエットの基本は、食事、運動、生活習慣の見直しがポイント。
子供に合った方法で、無理なくダイエットにチャレンジしましょう。
【対策①】ジュースやお菓子を減らす
まずは15時のおやつやジュースの量を減らすことから始めてみてください。
ジュースやお菓子というのは糖分が多く含まれているので、
やはり肥満につながりやすくなります。
毎日食べているお菓子やジュースの量を半分に減らすだけでも、
子供の場合は変化が見られるはずですよ。
わが家は学童保育に行っている日は、おやつを食べてきてしまうので仕方ないのですが、
そうでない日は、おやつを与えないようにしています。
どうしても・・・というときは、バナナやみかんなどの果物に置き換えるようにしています。
【対策②】食事の時間を早める
わが家もそうですが、ママが働いていたり子供が習い事をしたりすると、
帰宅時間が遅くなってしまうので、夕食の時間も遅くなってしまいますよね。
夕食の時間が遅いと寝る時間に影響しますから、生活リズムが崩れてしまいます。
私はなるべく朝に夕食の下ごしらえをして仕事に出かけ、
帰宅後はスピーディーに夕食を作れるように工夫しました。
そうすることで、どんなに遅くても6時半~7時に食べ始めることができるので、
7時半~8時までには食事を終わらせることができています。
可能な限り食事の時間を早め、規則正しい生活を取り戻しましょう。
【対策③】バランスよく食べる
食事の内容も見直してみましょう。
一日30品目目標にバランスよく食べさせることが大切なんだそうですよ。
ただ、わが家もそうですが、私も仕事で忙しく、つい簡単な料理になりがち。
娘も野菜嫌いなので、バランスよく食べさせるのが難しいなと感じました。
そこで私が注目したのが『スープ』。
野菜が苦手な娘ですが、なぜか汁物に入っている野菜は美味しそうに食べてくれるので、
毎回スープに「これでもか!」というほど野菜を入れて、“おかずスープ”にすることにしました。
スープにすると水分も摂取でき、お腹も満たされやすいようで、
ご飯の量を減らしても全然気にならない様子でした。
スープならバリエーションが意外と豊富ですし、
忙しくてもパパッと作れてしまうのでおすすめです。
ほかにも、単なるお肉料理ではなく、野菜をお肉で巻いたり、
豆腐や厚揚げを入れてボリュームを出したりするように心がけています。
【対策④】早食いさせずよく噛んで食べる
先ほども少し触れましたが、早食いは満腹中枢を刺激する前にどんどん食べてしまうので NG。
最低でも30回は嚙んで飲み込む・・・というのを繰り返すように指導しましょう。
顎の発達にもなるのでおすすめですよ。
【対策⑤】おうちダンスで体を動かす
柔軟性、体幹、バランス力などすべての要素が網羅されたダンスは、
楽しくダイエットするのにおすすめです。
ちょうど私の娘はダンスが大好きなので、
休日は親子で動画を見ながら「おうちダンス」を楽しんでいます。
リズムにのってダンスをするとストレス発散にもなるのでおすすめですよ。
【対策⑥】縄跳びやウォーキングを取り入れる
ダンスが苦手な子には、縄跳びやウォーキングもおすすめです。
縄跳びは有酸素運動の中でもエネルギー消費量が高い運動で、
なおかつ小学生でも簡単にできるので、男の子も女の子も取り組みやすいですよ。
ちょうど娘の小学校が縄跳びに厳しいため、自宅前で縄跳びの練習をさせていたら、
その時は少し体重が落ちました!
「やった~」と思ったのですが、縄跳びは気温が高くなる夏の時期にやると息苦しいようで、
結局冬限定の運動になってしまいました・・・。
その代わり、夏の夕方、少し涼しくなったらウォーキングをすると、
親子の会話も生まれて楽しいのでおすすめです。
【対策⑦】姿勢を良くする習慣を付ける
最近の子は、ゲームやテレビ、YouTubeに夢中になってしまう子が多く、
自然と体が丸まってしまうのだと言います。
下腹部に力を入れて、姿勢をピンと伸ばすことも大事ですよね。
それだけでも脂肪燃焼につながっていくので、
きれいな姿勢を保つ習慣を身に付けるのも大切かもしれません。
小学生のダイエットで気を付けること
小学生の肥満は親としてもショックですから、何としてでも瘦せさせたいと思いますよね。
しかし、大人と違って成長途中の子供ですから、無理なダイエットは禁物です。
・過度な食事制限を行う
・激しい運動を長時間させる
などは子供の発育面に影響するだけでなく、ストレスにもつながります。
無理なダイエットをせず、健康的に痩せる方法を見つけましょう。
小学生が健康的に瘦せる方法とは? まとめ
小学生のダイエットは、楽しみながら行うことが大切です。
必要以上に食事を制限したりお菓子を制限したりすると、
ストレスにばかりが溜まり、逆に心と体に悪影響を及ぼします。
大人以上に心と体のバランスを保ちながら、上手にダイエットを進めることが重要。
私は娘のダイエットと一緒に自分も運動不足を解消しようと、
一緒にダンスや縄跳びを楽しむようにしています。
親子一緒に取り組むことが、子供のモチベーションをキープする秘訣かもしれません。
ぜひ皆さんも、親子で楽しく健康的にダイエットをしましょう。