子育て中、マンション住まいの家庭が悩んでいることといえば、騒音問題ですよね?!
子供の騒ぐ声やバタバタ!と動き回る足音など、
近隣から苦情が来るのではないかヒヤヒヤすることもあるでしょう。
そんなときは、遊び方を工夫したり家具を見直したりするのがおすすめ。
今回は実際にマンション住まいの私がやっている騒音対策をご紹介します。
子育て中、子供がストレスを溜めず、思い切り体を動かせるよう、
しっかり騒音対策をしましょう。
子育て中のマンション住まいは「足音」対策を!!
子育て中のマンション住まいで最も気を付けたいが「足音」。
子供が「バタバタ」と走り回ったり、
「ドシン!」とジャンプしたりする音が最も騒音トラブルになりやすいのだと言います。
日中はさほど気にならない足音も、静まり返った夜間は特に響きやすいもの。
真下の部屋のみならず、近隣の階下や両隣の部屋などにも聞こえてしまう可能性があります。
マンションに住む子育て世帯の方は、
特に子供の足音に気をつけながら騒音対策をするといいですよ。
なぜ子供の足音はうるさいの?その理由を解説!
子供の足音は、大人の足音に比べて「バタバタ~」という大きな振動音になりますよね。
体重は大人の半分くらいなのに、なぜこんなにも子供の足音は
うるさく聞こえてしまうのでしょうか?
【理由①】子供は突然走り出すから
子供と言うのは大人と違って突然激しく走り出しますよね。
この急な騒音というのが、騒音のクレームになりやすいのだとか。
下の階の人からすれば、急にバタバタという足音が聞こえるのは不快に感じるもの。
私の友人は、アパートの上の階からする「ドドドッ!!」という足音があまりにも頻繁なので、
座敷わらしがいるのかと思ったそうです・・・。
それくらい、子供の足音は小さな体からは想像できないほど大きいのかもしれませんね。
【理由②】子供は“かかと歩き”だから
子供は大人と違って、主に足の“かかと”の部分を使ってあるくことが多いのだそうです。
そのため、ドスン!ドスン!という大きな音が鳴ってしまいます。
かかとに全体重がのってしまうようなイメージですから、
それは大きな音と振動が伝わってしまうのも頷けますね。
【理由③】子供の足音は重量衝撃音だから
子供の足音は、重量衝撃音と言い、重たい荷物をドスンと床に落としたときのような
重たい音と振動がするのと同じであると言います。
小学生になるとあまり室内でバタバタ走り回ることはないのですが、
幼児期は頻繁に走ったりジャンプしたりを繰り返しますよね、
そのたびにとても大きな衝撃音が階下に響き渡ってしまうので注意が必要です。
マンション住まいでも快適に子育てをするために私がやっている騒音対策5選
子供の足音が気になるとはいえ、
いくら「走らないで」「ジャンプしないで」と言ってもなかなか難しいですよね?!
ママが近隣住民からの苦情を気にして、必要以上に神経質になると、
今度は子供の行動すべてにイライラしてしまうことにもつながります。
最低限の騒音対策をして、ママも子供もストレスをためすぎないよう注意しましょう。
ここでは実際にマンション住まいの私が行っている騒音対策をご紹介します。
子供の足音や声など子育て世帯ならではの生活音についてお悩みの方は、
是非参考にしてみてくださいね。
【騒音対策①】クッションマットを活用する
最近のマンションは、全室フローリングという部屋も珍しくはありませんよね。
フローリングは畳に比べてクッション性が低いので、子供の足音が直に伝わりやすくなります。
そのため、フローリングには可能なかぎりクッションマットや
防音のカーペットを敷くようにしましょう。
わが家では、子供が過ごすことの多いリビングと子供部屋にのみクッションマットを敷き、
騒音対策をしています。
幼児期は、よくおもちゃを床に落とすことも多いですから、
フローリングの傷防止にもなっておすすめです。
【騒音対策②】近所付き合いをちゃんとする
住んでいるマンションによっては、入居者に子育て世帯が多い場合と
そうでない場合がありますよね。
子育て世帯ばかりであれば、「お互い様」と割り切ってもらえるのですが、
もう子育てが終わっている世代の人ばかりが住んでいる場合は、
子供が発する声や足音が耳障りなこともあるようです。
知っている子なら許せても、知らない子だと尚更イライラしてしまうこともありますよね。
だからこそ、普段からご近所付き合いをすることは大切です。
私もマンション内で会う人には、必ず笑顔で挨拶をしていますし、
近隣世帯には入居前に小さな子供がいることを伝え、
迷惑をかけるかもしれない旨を伝えていました。
いつも感じ良く挨拶をしていれば、たとえ不満があっても心理的に苦情を言いにくいもの。
面倒でも近所付き合いをしっかりして、理解してもらうように努めましょう。
【騒音対策③】近隣の公園で遊ばせる
天候の良い日は、家にこもらず、近所の公園に行って思い切り体を動かすというのも
騒音対策の一つでしょう。
私はいつも1~2時間公園に連れて行き、疲れた頃に自宅に帰るようにしました。
そうすれば、子供も疲れて家の中では静かな遊びをしてくれます。
たとえ「家の中だから」と行動を制限したとしても、
公園で思い切り体を動かしているので、変にストレスが溜まることはありません。
日頃から、体を動かすのは「公園」。
お家の中では、ブロックや積み木遊び、おままごとをして遊ぼうと伝えておくのもいいでしょう。
【騒音対策④】夜間は静かな遊びを心がける
日中は元気に外で遊び、夜はなるべく静かな遊びをさせるのも一種の騒音対策です。
夜は特に静まり返っているので、声や音が響きやすいもの。
特に過ごし方には注意が必要な時間帯です。
私は娘と一緒にDVDを観たり、パズルをしたりカードゲームをしたりして
ゆったり過ごすようにしています。
これは騒音対策という面でももちろん必要なことではありますが、
それだけでなく、良質な睡眠をとるためでもあるんです。
寝る前に体を活発に動かすと、目が覚めてしまい、寝付きも悪くなります。
夜間はなるべく静かに過ごすようにしましょう。
【騒音対策⑤】雨の日に楽しめる工夫をする
マンションで子育てをしていると、雨の日が辛いですよね。
公園で遊ぶことができず、子供も体力が余ってしまうことがあります。
そんなときは、ショッピングセンターなどに連れ出し、少し館内を子供とお散歩したり、
屋内の遊び場に行ったりするのがおすすめです。
自宅で過ごす場合は、たっぷり時間があるので、
親子で一緒に料理をしたり工作を楽しんだりするのもいいでしょう。
日ごろから雨の日に楽しめる工作グッズを準備しておくと、いざという時に困りませんよ。
まとめ
子育てママを悩ますマンションの騒音問題。
私の身の回りでも、匿名の苦情の手紙がポストに入っていたことがあるという
経験をした人がいて、本当に怖いなと思いました。
しかし、だからといってマンション住まいが窮屈なわけではありません。
ワンフロアの暮らしやすさや防犯面など、戸建てにはない良さもたくさんあります。
子供の騒音問題で辛いと感じるのは一時的なもの。
子供が大きくなれば、さほど気になることはありませんので、
今だけ・・・と思って工夫をしながら生活していきましょう。