仕事を始めてから子供に寂しい想いをさせていないか、不安になるママは多いですよね。
本当にこのまま仕事を続けるべきか悩むことも。
今回はそんな働くことへ後ろめたさを感じるママへ向け、
実際に私が感じた働くママのメリットをご紹介。
また、一緒に過ごす時間が少ないわが子に対し、
働くママが少ない時間でもコミュニケーションをたくさんとるよう心がけるなど、
誰でもできる後ろめたさの解消法をお伝えします。
ワーママは「量より質」を重視して子育てを!
働くママは、日中仕事で子供と離れているため、
平日は一緒に過ごす時間が限られてしまいますよね。
「一番かわいい時期なのにもったいない・・・」なんて周りから言われ、
モヤモヤしたことのあるママもいるのではないでしょうか。
実は私もその一人。
娘を1歳で保育園に預けた時は、一緒に過ごす時間が少ないことや、
子供が寂しい想いをしているのではないかということに不安に感じたことがありました。
しかし働くママは、一緒にいられる時間が少ないからこそ、
ともに過ごす時間を大切にしているように感じます。
ギュッと凝縮して、短い時間でもたくさん子供に愛情を注げば、
子供の心はいっぱい満たされるわけです。
つまり「量より質」。
どんな過ごし方でも構いませんが、なるべく子供と関わる時間を大切にしたり、
ただ一緒にいるだけでなく、目を見てコミュニケーションをとる時間を
大切にしたりすることが重要ではないでしょうか。
一緒に過ごす時間が多い・少ないということを気にして仕事を辞め、
そのことに後悔したり、子供のせいにしてイライラしたりするよりも、
働きながら子供との時間を大切にする方法を考えてみてくださいね。
ワーママが感じる後ろめたさの原因とは?!
働くこと、それは決して悪いことではないのに、
なぜか働くママは後ろめたさ・罪悪感を抱いてしまうことが多いもの。
一体その原因はなぜなのか、まずはそこから探っていきましょう。
【原因①】子供と向き合う時間が少ないから
働くママは、小さな子供を預けて仕事をするため、
どうしても子供と向き合う時間が少なくなってしまいますよね。
朝は準備で忙しく、夕方帰宅後も夕食の準備やお風呂、洗濯物の片付けなど
時間に追われる日々を過ごしていることでしょう。
子供とゆっくり公園へ・・・なんてことは、平日はなかなか難しいですよね。
【原因②】ママは完璧でないといけないという思い込みがあるから
働くママは、家事に仕事に育児に日々頑張っていますよね。
しかしその一方で、「どれも中途半端な気がする・・・」と悩むことも。
仕事をしているせいで家事や育児がおろそかになっているのでは?
家族に迷惑をかけてしまっていないかな?
・・・など、悩みが多いのも事実でしょう。
ママだって人間ですから、限られた時間で「できること」「できないこと」が
当然あるはずですが、完璧さを求め、それに見合っていないような気がすると
自分を責めてしまうことも多いかもしれません。
【原因③】周りからどう思われているか気になるから
日本では「3歳神話」なんて言葉があるとおり、
3歳までは親元で大事に育てなければいけないといような風潮が
いまだに根強く残っていますよね。
そのため、子供を小さなうちから保育園に預けていると、
周りから白い目で見られてしまうこともあるでしょう。
私も近所に住むおばさんに「こんな小さいうちから保育園に行くなんてもったいないよ」
「そんなに働かないとダメなの?」なんて言われたことがあります。
こんな何気ない一言も、ママにとっては大きな心の傷になってしまいますよね。
現役働くママが教える!後ろめたさの解消法!!
子供がかわいそうなのかな?
でも子供のためにも自分のためにも仕事を続けたい・・・など、
様々な葛藤のなかで日々過ごす働くママ。
本当はとてもつらいですよね。
そんな後ろめたさを解消するには一体どうしたらいいのでしょう?
ここでは実際に働くママである私が、
色々悩み抜いて考え出した「後ろめたさ解消法」をご紹介します。
モヤモヤ悩んでいても、日々時間は過ぎて行くもの。
その時間をどう過ごすかは、ママの気持ち次第です。
以下を参考に、まずはママ自身の気持ちをしっかり持ち、ブレない信念を持ちましょう。
【解消法①】自分らしい子育てを心がける
まず私が心がけたのは、「自分らしさ」です。
働き始めた頃は、周りの目が気になって仕方ありませんでしたが、
ママが働いているからと言って愛情がないわけではありませんよね。
むしろ、働いているからこそ、子供に寂しい想いをさせないように・・・
と頑張っているママのほうが多い気がします。
子育ての仕方や考え方というのはその家庭によって様々。
決して周りから口を挟まれることではありませんから、どんなことを言われようとも、
ママがしっかり子供に愛情を注ぎ、それを子供が受け止めているのであれば問題ありません。
ママ自身が「自分らしさ」を大切にし、
ママも子供も充実した日々を送ることの方がずっと重要です。
「子供を保育園に預けること=かわいそう」というのも偏見。
意外と子供は子供で、園生活を楽しんでいるものです。
私の娘も、毎朝別れる時にギャン泣きするのに、
5分も経たないうちにテレビやおもちゃに夢中になって遊んでいたのだそうですから、
気にし過ぎる必要はないんですよね。
周りから嫌なことを言われても、「私は私」と思ってスルーするよう心がけましょう。
【解消法②】完璧さを求めない
働きながら家事育児をするわけですから、
限られた時間にできること・できないことがあって当たり前です。
そこに「完璧さ」を求めないことは本当に大切ですよ!
私はいつも「ここまでやればOK」という合格ラインを決めていました。
その合格ラインも高みを求めないことが大事。
平日できない家事は週末にまとめてやろう、
部屋が散らかっていても使った食器だけは洗ってから寝よう・・・など、
日々の家事や育児に優先度合いをつけながら取捨選択をしていくようにします。
こうすることで、「今日はここまでやったから目標達成~」と
自分を納得させることもできますよ。
完璧さを求めてイライラしてしまうよりも、ママが笑顔でいられる方が
ずっと子供は幸せですから、ゆる~く子育て家事をしていきましょう。
【解消法③】少ない時間を密に過ごす
冒頭でもお伝えしたとおり、働くママは「量より質」です。
少ない時間でもコミュニケーションをしっかりとればOK。
わが家では、夕食の時間やお風呂の時間を使って「今日は何して遊んだの?」
「何が楽しかった?」などと子供とコミュニケーションをとるようにしていました。
現在小学1年生になった娘とは、一緒に夕食の支度をするという時間も
親子のコミュニケーションタイムの一つです。
なにも一緒に公園へ行く、おもちゃで遊ぶ・・・ということだけが
コミュニケーションタイムではありません。
ゆっくり過ごすのは週末にとっておき、
平日は限られた時間を一緒に楽しく過ごすということを念頭に考えてみるといいと思います。
【解消法④】ママ自身が胸を張る
働くこと=後ろめたい・・・と感じていると、
ママも子供もマイナスな気持ちでいっぱいになってしまうもの。
仕事をするママはカッコイイですから、誰に何を言われても、堂々と胸を張ることが大切です。
娘も最初は保育園に行くのを嫌がっていましたが、
お友達ができると園生活を楽しめるようになっていったので、
親が気にするほど娘は不自由さを感じていないんだなと思いました。
そして4歳、5歳・・・と年齢が上がるにつれて、
娘は「働くママは素敵!カッコイイ」と言ってくれるようになったのです。
一生懸命頑張る姿を子供に見せることは決して悪いことではありませんから、
ぜひ胸を張って仕事を続けてくださいね。
私が感じるママが仕事をするメリット
自信を持って仕事をしよう!・・・と言われても、
イマイチ現状に満足できないというママもいるかもしれませんね。
実は私も最初はそうでしたが、出産後、働くママを6年続けた今感じるのは、
「諦めず仕事を続けてよかったな」ということ。
ママが仕事をすることは、ママ自身のキャリアアップや子育てからの解放感など
様々なメリットがありますが、最も大きなことは「子供の成長」だったと思っています。
私が仕事で忙しいからこそ、自然と娘は自分のことを自分でできるようになりましたし、
洗濯物の取り込みやお風呂掃除などもやってくれます。
小学校に上がってからは、お味噌汁づくりも手伝ってくれるようになりました。
「ママが大変だから、できることは手伝うよ」という気持ちが自然と芽生えてくれたことは、
私の嬉しい誤算でもあります。
泣き虫で甘えん坊だった娘が、こんなに成長してくれるなんて思っていませんでした。
そういった意味では、働いていて良かったな・・・と心から感じています。
仕事をすることで大変なことも多いですが、
メリットもあるということを忘れず、働くママでいられることに自信を持ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
ママは仕事に育児に家事に・・・毎日忙しいですが、
最も大切なことは、ママがいつも笑顔でいられることだと私は思います。
働くことに後ろめたさを感じたり、周りの目を気にして悩んだりするのではなく、
胸を張って堂々と自分らしい子育てをしましょう。
頑張るママの背中を子供は必ず見ていますよ!