最近は、幼稚園ママでもお仕事をしている方が多いですよね?!
働く幼稚園ママが一番不安に思っていることと言えば、役員問題。
働きながら役員の仕事と両立できるのか心配でしょう。
私も最初はそう思っていましたが、意外とやってみるとママ友は増えるし、
先生とも仲良くなれるので結構楽しいんです!
今回はそんな幼稚園の役員事情について、私の体験談を基に詳しくご紹介します。
働くママも前向きな気持ちで引き受けてみましょう。
働くママでも幼稚園の役員は引き受けた方が良い!
幼稚園の役員というと、「なんだか面倒くさそう・・・」
「とっても大変そう・・・」というイメージが強く、
できればやりたくないと思うママも多いですよね?!
働くママなら尚更、仕事との両立ができるのか不安でしょう。
しかし、幼稚園のなかには「在園中、一度は必ず引き受けなければならない」という
暗黙のルールを課している園もあり、避けて通ることは難しいこともあります。
実際、私の娘が通っていた幼稚園も「必ず一度は引き受ける」というのが
暗黙のルールだったので、逃げようとしていたママはかなり白い目で見られていました。
少しでもそんな素振りを見せると、陰口を叩かれてしまうので注意しましょう。
ママたちの情報網は凄まじいですから、小さな噂話がどんどん大きくなってしまい、
関係性にヒビが入ることもありますよ。
私は正直、これが一番怖かったです。
今は幼稚園でも働くママが多いため、「仕事だから」という理由では断れないのが普通です。
幼稚園ママたちと上手く付き合っていきたいのであれば、
積極的に役員を引き受けることを強くおすすめします。
なぜ幼稚園の役員を引き受けた方が良いの?
ママ友との人間関係を良好にするという理由だけでなく、
ほかにも幼稚園の役員を引き受けた方が良いと感じたことはたくさんあります。
そこでまずは、実際に私がやってみて「良かったな~」と思えたことを以下でご紹介します。
引き受けるまでは「嫌だな」と憂鬱な気持ちが多かったですが、
終わってみると楽しかった思い出も多いので、悩んでいるママはぜひ参考にしてください。
【理由①】子供の様子を間近で見られるから
役員をやっていた「良かった」と思えたのは、
やはり一般のママよりも子供の様子を間近で見られたことです。
私の場合は、運動会の予行演習に参加したり、
発表会時の着替えや撮影会の手伝いをしたり・・・。
一般のママたちは参加できないシーンで子供たちと一緒に過ごすことができるので、
子供たちの成長を感じられてとても「お得」な気分でした。
幼稚園時代ってあっという間ですが、今しかないかわいらしさがありますよね。
そんなときにクラスの子供たちとたくさん接する機会があるのは純粋に楽しかったですよ。
すっかりクラスの子供たちみんなと仲良くなって、
「あ、○○ちゃんのママだ~」なんて駆け寄ってきてくれるようになると、
「やって良かったな」と思えました。
【理由②】幼稚園事情を色々知ることができるから
幼稚園に入ったばかりの頃は、ママ友も少なく、情報収集に結構苦戦したのですが、
役員を引き受けてから園に出向く機会が増えると、
必然的に色々な事情を知ることができて勉強になりました。
娘の通う幼稚園では3ヶ月に一度、役員会が開かれるのですが、
そこでは園長先生と副園長先生から直々に、幼稚園の様々なことを教えてもらえましたよ。
「今年の夏休み中にエアコンの大規模工事をします」
「バザーでは○○円の収益があり、近所の方からも好評でした」
「お泊まり保育では年長さんがみんな、園長先生手作りカレーをお腹いっぱい食べられました」
「毎朝泣いていた園児さんも、ようやく園生活に慣れ、楽しく通えるようになりました」
など、幼稚園に関する業務連絡から、子供たちの様子まで。
他学年の話も聞くことができるので、「年長さんになるとこんなことまでできるんだな・・・」と
知ることができて面白かったです。
【理由③】ママ友がたくさんできるから
役員を引き受けると、ママ友との関係性も密になりますから、
必然的にたくさんの人と知り合いになれます。
働くママの場合、預かり保育をすることも多いですから、
14時の一斉降園にお迎えに行くことは少ないですよね。
すると、なかなかママ友と話す機会がなく、輪に入れないと感じることもあるでしょう。
役員をすれば、これまであまり話したことのないママとも会話をすることができますから、
意外と友達が増えるもの。
同じクラスのママだけでなく、他クラスのママとの交流も増えるので、
新たな出会いがあって結構楽しいです。
先輩ママと知り合いになれば、先々の話を色々と聞くことができるので、
子育てするにあたっても勉強になりますよ。
【理由④】幼稚園の先生とも親しくなれるから
幼稚園に役員活動として出向く機会が増えれば、
必然的に担任の先生と話す機会も増えるので、とても親しくなりました。
以前よりずっと話しかけやすくなり、困ったことを相談しやすかったです。
今までは「こんにちは」の挨拶だけだったのが、
「最近○○ちゃんは、うんてい頑張っていますよ」などと、
園での様子も教えてくれるようになりました。
年中さんくらいになると、園でのトラブルも増えてくる時期なので、
先生とコミュニケーションをとっておくと安心できますよ。
私も実践した!働くママでも無理なく役員活動をする方法
ここまでご紹介したように、幼稚園の役員を引き受けるメリットはたくさんありますが、
そうは言ってもやはり気になるのが仕事との両立ですよね。
園によって集まる頻度も違いますし、役員活動にも差があるとは思いますが、
やはりバザーや運動会、発表会などの大きな行事のときの準備や片付けなどには
参加しなければなりませんから、仕事のスケジュールを調整する必要が出てくるでしょう。
ここでは実際に、私が役員活動と仕事をどのように両立したのか?
経験談を基におすすめの方法をご紹介します。
【方法①】職場の理解を得よう
まずは気になる職場との調整ですよね。
役員会や行事に出席することが増えれば、それだけ休みや遅刻・早退も多くなります。
私は役員になったときに、まず上長に報告し、
仕事の調整が必要になることがある旨を伝えました。
加えて、同僚の女性スタッフにも話をし、
迷惑をかけることがあるかもしれないことを理解してもらいましたよ。
幸い、私の職場は同年代のパパ、ママが多い職場なので、
「役員大変だよね」なんて声を掛けてもらえ、一年間なんとかやりきることができました!
日ごろから職場のスタッフとコミュニケーションをとっておくことは、
このようなときに本当に役に立つなと感じました。
【方法②】ママ友同士協力し合おう
娘の幼稚園では、運動会の準備や片付けなど子連れ参加は一切禁止!という園だったので、
必ず家族や友人に預けなければいけませんでした。
わが家は、パパが仕事で休めない上に、祖父母も近所に住んでいないことから
完全「ワンオペ育児」だったので、正直娘の預け先が一番困りました。
しかし、そんなときに温かい言葉をかけてくれたのは、やっぱり「ママ友」。
「この日、○○ちゃんを家で預かるよ」と言ってくれるママ友が何人もいてくれて、
誰にお願いしていいか悩んでしまうほどでした!
持つべきものは「ママ友」だな・・・と実感した瞬間でしたね。
お互い幼稚園の役員が大変だと知っているからこその話。
日ごろからママ友同士協力し合う姿勢を持っていることはとても大切です。
困った時は「お互い様」ができる間柄になっておくといいかもしれませんね。
ただし、「やってもらって当たり前」という姿勢にならないように気を付けましょう。
【方法③】自宅でできる作業を率先して引き受けよう
働くママの場合、すべての集まりに参加できるとは限りません。
とはいえ、「仕事だから・・・」と何度も断っているのは NG。
もし自宅でできる作業があれば率先して引き受けましょう。
私は、年度末に行われるクラスでの「お別れ会」の準備を、自宅で行っていました。
折り紙や色紙で装飾物を作ったり、子供たちへのプレゼントの手作りをしたりしていましたよ。
やれることを「やろう」という姿勢があるだけでも、
周りへの印象が変わるので、やれることをしっかりやって協力しましょう。
幼稚園の役員を引き受けるのは、いつがベスト?!
幼稚園の役員は、面倒だな、大変だな・・・と思う部分もありますが、
子供たちと濃密な時間が過ごせるので、
私としてはやって良かったなという気持ちが強かったです。
ただし、引き受ける時期が重要!
役員をやるならば、年少もしくは年中がおすすめです。
というのも、年長でやってしまうと、
最後の発表会や運動会をゆっくり見ることができないからです。
落ち着いて感動したり、楽しんだりすることができないので、
できれば年少~年中で引き受けてしまいましょう。
まだ幼稚園に慣れていないからこそ、
ママ友と親しくなったり先生と親しくなったりするチャンスですよ!
まとめ
幼稚園の役員は、引き受けるまでは憂鬱でたまりませんでしたが、
やってみると本当に楽しく充実した一年だったなと思います。
娘が大きくなった今も、あの時の一年はすごく思い出に残っています。
実は役員を引き受けると、ママは大変ですが子供はとても喜びます。
一生懸命クラスのために頑張るママは、カッコイイんだそうですよ。
長い子育てライフの中で、こうして子供と密に接する時間は意外と少ないものですから、
今を大切に、園生活を楽しんでくださいね。