『小1の壁』を乗り切るための対策とは?!退職しないために私がやった3つのポイント

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働くママなら一度は『小1の壁』という言葉を聞いたことがあると思います。

小学1年生になったから、もっと本格的に働けると思っていたのに、

学童保育の時間が短かったり、そもそも学童に入れなかったり・・・ということも。

 

そこで今回は、『小1の壁』を乗り越えるために私が実際に行った対策をご紹介します。

事前に地域の情報収集をし、学童の待機児童にならないようにしたり

働き方を変えたりと様々な工夫をしてうまく乗り越えましょう。

 

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『小1の壁』を乗り切るには事前準備が大切!

『小1の壁』とは、子供の学校入学を機に、フルで働こうとしていたのに、

結局学童の問題や長期休みの問題で働けないと、仕事を諦めてしまうことを言います。

 

私が住んでいる地域も、保育園の待機児童数が多く、

それと同じように学童も入所が厳しいのが現実。

場合によっては入れなくて、仕事を辞めざるを得ないというママを何人も見てきました。

 

そんな『小1の壁』を乗り切るには、事前準備が大切だと私は思います。

あらゆることを想定し、きちんと計画的に考えておくことです。

 

まずは地域の学校や学童の情報、入所のしやすさなどについて事前にリサーチし、

仕事の勤務形態などについて考えてみましょう。

 

『小1の壁』でワーママが退職してしまう理由とは?!

多くのママが、小1の壁を前に仕事を続けられなくなるなど、

悩みを抱えているようですが、それは一体なぜなのでしょうか?

 

また、どうしてそこまでして事前準備をしなければ

『小1の壁』を乗り越えることができないのでしょうか?

ここでは働くママが抱える様々なリアルな悩みについてご紹介します。

 

【原因①】学童保育は保育園より預かり時間が短いから

 

学童保育は、保育園と違って利用時間が短いことも多く、

フルタイム勤務が難しいこともあります。

 

また、保育園のように「一時預かりサービス」がないので、

長期休みだけ預かって欲しい・・・ということもできません。

 

フルタイム勤務の正社員だけでなく、パートをしているママでさえ、

長期休みの問題から仕事を辞めざるを得なくなるケースもあります。

 

【原因②】学童保育の費用が高いから

 

学童保育は、保育園や幼稚園のように利用料の補助が出るわけではありません。

その費用負担と、働く意味を考えたとき、本当に学童に入れるべきか悩むママも多いですよね?!

 

私の娘が通う学童は、公設ではなく民間。

つまり、少し割高なんです。

通常は月14,000円程度ですが、長期休みとなるとさらに上乗せ金額がありますから、

その負担はかなり大きなもの。

 

習い事2つはできてしまう計算になるので、果たしてこれが正解なのか、

確かに悩んでしまいますよね。

 

【原因③】学童保育にそもそもは入れないから

 

地域によっては、学童保育そのものに入れないこともあります。

私の住んでいる地域もそのタイプ。

 

娘の同級生のママは、小学校入学直前まで学童が決まらず、

空きのある場所へ引っ越そうか本気で悩んでいたほどでした。

 

学童保育に入れなければ、当然、働くことは不可能です。

まだ1年生のうちは、一人で何時間もお留守番・・・というわけにはいきませんから、

学童への入所は最も大事なことかもしれませんね。

 

【原因④】PTAなど学校活動も大変だから

 

学校活動で最も大変なのは、やはりPTA。

最近は、PTAを廃止している学校も多いですが、私の娘が通う学校では未だ健在です。

 

朝の見守り当番、登校班のお世話、下校時のパトロールのほか、

広報やバザー委員など仕事は多岐に渡ります。

 

私の娘の学校の場合、たとえ役員をやっていなくても、

見守りやパトロールは年に数回実施を求められるので、

働くママにとっては意外と負担なんですよね。

必要な仕事だとはわかっていても、やはり気が進まない・・・というのが本音でしょう。

 

【原因⑤】子供の宿題のサポートが大変だから

 

小学校に入ったら、もっと楽になると思っていたのですが、これが大間違い!

子供の宿題の丸付け、音読や計算カードの確認など、宿題のサポートがものすごく負担です。

 

働くママは、それでなくても夕方帰宅してからが忙しいので、

宿題を見てあげたり、連絡帳を確認したりするのが大変だと感じるでしょう。

私が子供の頃、こんなに宿題が毎日あったっけ・・・?と思うほどの量で驚きました。

 

『小1の壁』を乗り切る!私が実際にやった対策とは?

これまでご紹介したとおり、意外と小学校入学後も親の出番が多く、

学童の問題も重なって、なかなか自由に働けないと感じることが多いですよね。

一体どうしたら『小1の壁』を乗り切ることができるでしょうか。

 

ここでは、実際に私がやった対策をご紹介します。

 

【対策①】事前リサーチは幼稚園年長夏までに行う

 

冒頭でお伝えしたとおり、『小1の壁』を乗り切るためには事前の準備が大切です。

様々な情報収集は、最低でも年長さんの夏までに行っておきましょう。

 

私が実際にリサーチしたのは以下のこと。

・地域の学校活動(PTAなど)の負担はどれくらい?

・6時間目まで授業があるのは何年生から?

・学童保育は何時まで?費用は?

・学童保育の入りにくさは?

・公設と民間の学童の違いは?

・学童に入れなかった場合、勤務形態を変えられる?

など。

 

上記のような事柄を、小学校に上の子を通わせている先輩ママに聞いたり、

実際に学童に入れている働くママに聞いたりしていました。

もちろん、職場の上司にも、学童に入れなかった場合の対応策についても

事前に相談をしておきました。

 

テレワークにするならどんな業務を、どのように進めるかなど具体的に考えておくことで、

スムーズに会社と交渉できたと思います。

 

【対策②】学童は早めに入所手続きを済ます

 

学童に入れたい場合は、説明会を申し込み、早めに手続きを済ませてしまいましょう。

一般的には、入所前年度の秋頃に入所説明会が開かれます。

 

その前までに学童の場所や、どんなスタッフがいるのかなど

評判をリサーチしておくといいでしょう。

 

私の場合、事前のリサーチで

・公設の学童は2年生になると定員がいっぱいで出されてしまうことがある(1年生優先)

・公設の場合、保育園のように点数方式だから落ちる可能性もある

・一方、民間の学童は費用が少し高いが、手厚い保育が受けられる

・民間の場合は、保育料を払いさえすれば6年生まで在籍できる

ということを知っていたので、迷わず民間の学童に入所を決めていました。

 

費用面などで迷っていたママは、結果、民間の定員が埋まってしまい、入所できなかったとか。

 

ほかにも、2年生に上がった子供が、公設の学童を定員オーバーで出されてしまい、

行き場を無くしてママが泣く泣く時短勤務に変更したという話も聞いていました。

 

事前リサーチをしていれば、あらかじめ、限られた選択肢の中から決めることができます。

早めに決断できれば、チャンスを逃す心配もないので、

情報収集のアンテナは常に張っておきましょう。

 

【対策③】働き方を見直す

 

小学校に子供が入学するから・・・と言って、

安易に仕事を増やそうなど思わないことも大切かもしれません。

 

意外と最初のうちは帰宅時間が早かったり、懇談会などの参加もあったりするので、

思うように働けないからです。

学童に入れたとしても、最初のうちは何かとママも慌ただしいでしょう。

 

今現在仕事をしているママなら、働きやすい部署にいられるよう上司に相談したり、

テレワークを取り入れるなど、働き方そのものを見直したりすることも必要かもしれません。

これも事前に相談しておくと、いざというときに動きやすいと思いますよ。

 

子供が落ち着いてくれば、働く時間を延ばしたり、

パートから正社員に勤務形態を変えたりできる可能性もありますから、

それまでの辛抱と思い、諦めずに仕事をしましょう。

 

まとめ

『小1の壁』は、ぶち当たったときに対処するよりも、

事前に様々な状況を想定して準備しておくことが大切です。

 

それによって、ママが仕事を辞める・・・という最悪の事態を防ぐことができるかもしれません。

 

仕事は、一度長いブランクが出来てしまうと、復帰するのが難しいもの。

辞めない選択をするために、どう動けばいいのか、

子供が幼稚園のうちからしっかり準備を進めていきましょう。

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