なぜ子供は逆上がりが出来ないの?私が実際にやった教え方のコツ!6つのステップ!

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子育てをしていると、トイレトレーニングや自転車乗りなど、様々な壁にぶつかりますよね。

その一つが「逆上がり」。

どんなに練習しても上達しないと悩むママは多いですよね。

 

そこで今回は、私の実体験に基づき、親子で乗り越えた逆上がり成功の話をご紹介します。

逆上がりは鉄棒のコツだけでなく、筋力の問題や子供のメンタル面とも大きく関わります。

腕の筋力や蹴り上げる力なども付けながら、焦らず練習していきましょう。

 

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逆上がりを成功させるには体づくりから!

逆上がりというと、鉄棒の基本的な技の一つですが、

意外にもこれが難しいので、習得するまでに時間がかかったという人はたくさんいますよね?!

 

正直、私も子供の頃は全くできませんでしたから、

逆上がりができずに悩んでいる娘を見て、当時の自分を思い出したものでした。

 

そんな逆上がりは、実は基本的な「体づくり」が重要ということをご存知でしたか?

・自分の体を腕で支えて引き寄せる力

・地面を思い切り蹴り上げる力

など、意外にも逆上がりは手足の力が必要になるのです。

 

体が小さくて軽い子であれば、勢いだけで回れることも多いのですが、

身長が高く、体つきがしっかりしている子は、余計に自分の体重を支える力が必要です。

 

私の娘も、幼稚園年長さんでもう125cmくらいある体格だったため、

その体を自分の腕で支えることが難しく、鉄棒が本当に苦手でした。

 

しかし、そんな娘も、しっかりと基本の体力づくりからスタートしたら、

わずか1ヶ月半で逆上がりを成功させることができたんです。

 

逆上がりができないとお悩みの方は、まずは腕や足の力をつけるなど、

体づくりから始めてみてくださいね。

 

逆上がりが難しいのはなぜ?

まずはなぜ逆上がりは難しいのか、逆上がりのメカニズムを理解しながら、

難しさの原因を探っていきましょう。

 

【原因①】自分の体を支える筋力がない

 

幼稚園や小学校低学年くらいの子供は、

自分の体を支えられるくらいの筋力がまだ備わっていませんよね。

そのため、鉄棒を持って足を振り上げたときに、

宙に浮いた自分の体を腕で支え切れないことがほとんどです。

 

もちろん、腕力だけではありません。

地面を思い切り蹴り上げる力や、腹筋や背筋も必要になります。

そんな力がまだ不十分なことで、逆上がりをするのが難しいのです。

 

【原因②】恐怖心があるから

 

逆上がりは、ご存知の通り「逆さま」になってグルんと回転します。

幼稚園や小学校低学年くらいだと、それが「怖い」と感じる子も少なくないんです。

 

私の娘は、目の前でお友達が鉄棒から落下したのを見てから、

恐怖で逆上がりが嫌いになりました。

 

恐怖心は、自分の成功体験で上塗りしていくしかないので、

安心させてあげながら繰り返し練習し、

逆さまになる恐怖心を取り除いてあげることが大切かもしれません。

 

実際に私がやった!教え方のコツ!6つのステップ

では早速、どうやって全くできなかった娘が、

わずか1ヶ月半で逆上がりができるようになったのでしょうか?

私たち親子が、成功までに取り組んだ6つのステップをご紹介します。

 

【ステップ①】マット運動で“ゆりかご”の練習

 

私の娘は、逆上がりの途中で体が丸くならず、背中も腕もピーンと伸びてしまうため、

遠心力でぐるっと回転することができなかったのです・・・

そのため、まずは布団の上で“ゆりかご”の動きを練習しました。

 

やり方は簡単!

布団の上で体育座りをさせ、そのまま体を後ろに倒し、

その反動で起き上がる・・・の繰り返しをするだけ。

 

背中が丸くなっていれば、ゴロンゴロンと「だるま」のようにきちんと起き上がれます。

余裕があれば、突っ張り棒やサランラップの芯などを手に持たせ、

鉄棒に見立てて動くといいと思います。

 

【ステップ②】マット運動で“蹴り上げ”の練習

 

次は地面をドンっと片方の足で押し、蹴り上げる練習をします。

“ゆりかご”の練習と同様に、体育座りの要領で布団の上に座らせたら、

踏み切る側の足をドンっと床につき、その勢いで逆の足を思い切り振り上げましょう。

 

そのまま両足をぐるっと回転させ、自分の頭の上まで持って行きます。

このとき、両足はピンと伸ばすことが大切です。

これができれば、振り上げる力・地面を踏み込む力が強くなるので、

腕力が乏しい子でも遠心力で回転することができますよ。

 

【ステップ③】手押し車の練習

 

続いてやったのは腕の力を鍛えるための「手押し車」。

子供は四つん這いになり、両足をママやパパが持って家の廊下を行ったり来たりさせます。

両手はピンと伸ばしながら、しっかり手のひらを床につけることが大切です。

繰り返し行うと、腕の力がついてきますよ!

 

【ステップ④】“ゴリラぶら下がり“で腕の力を鍛える

 

“ゴリラぶら下がり”とは、鉄棒を逆手で持ち、

ぶら下がりながら自分の体をグイッと持ち上げて宙に浮かせるようにするものです。

 

両腕、両足を曲げて、鉄棒に体を引き寄せるイメージで行います。

これをやると、自分の体を腕で支える力が身に付くので、逆上がり成功への近道になりますよ。

 

最初は5秒キープ!できたら10秒キープ!というように、徐々に伸ばしていきましょう。

10秒キープを目指して頑張ってくださいね。

ママの「頑張って!もう少し!」という声掛けもぜひ忘れないように。

 

【ステップ⑤】ママの体を駆け上ってクルン!

 

今度はママやパパと向かい合わせになり、子供と両手をつなぎます。

子供は、ママの膝→お腹→胸を駆け上がって、

そのまま逆上がりのようにくるっと回転しましょう。

 

最初は駆け上がる歩数が4歩、5歩と多くても構いません。

これが2歩くらいで駆け上がって回転できるようになるまで繰り返します。

 

ただし、子供の腕をひねってしまわないよう、回転時に強く引っ張らないようにしてください。

また、両手はしっかり掴み、途中で外れて落下しないようにしましょう。

わが家では万が一のことも考えて、布団の上でやっていました。

 

【ステップ⑥】タオルを使って逆上がりのイメトレ

 

次はいよいよ鉄棒で練習です。

だいぶ腕の力、足を振り上げる力がついてきているはずですから、

タオルを補助グッズに使って逆上がりの回転を体験させてあげましょう。

 

バスタオルなど長さのあるタオルを一本用意します。

タオルの両端を鉄棒にしっかり括り付け、子供のお尻にタオルの真ん中がぴったりフィットするように設置しましょう。

 

この状態で、逆上がりをやってもらいます。

タオルがしっかり体にフィットしていれば、

自然と鉄棒とお腹がくっつくので、回転しやすくなりますよ。

娘はこれを何度も行い、回転するコツを掴むようにしていました。

 

回れた!という成功体験が、恐怖心や諦めの心を無くし、

楽しく練習を続けることができました。

 

逆上がりの練習に「室内鉄棒」レンタルもおすすめ

実は娘の通う幼稚園では、卒園までに必ず全員が逆上がりを習得する!

という謎のルールがありまして、卒園が近くなるにつれ、先生からの圧力が凄かったです。

 

「あと何人です」というカウントダウンまで・・・。

できない子だけ集められ、お昼休みはずっと特訓させるのだとか。

自由に友達と遊びたい娘は必死!

 

私も悔しいので必死だったので、一ヶ月だけ室内鉄棒をレンタルすることにしました。

費用は一ヶ月3,000円ほど。

 

家の中に鉄棒があれば、雨の日でも練習ができますし、

高さも自由に変えられるのでおすすめですよ。

 

レンタルしたころには、私の体を駆け上がってクルンと回転する練習がバッチリだったので、

室内鉄棒でゴリラぶら下がりの練習と、並行してタオルを使った練習をしていました。

毎日暇さえあれば鉄棒を触り、一ヶ月・・・。

 

「もう無理かな・・・」なんて思ったときに、幼稚園の先生から電話が!

トラブルでも起こしたのかな・・・なんてドキドキしながら出てみると、

「逆上がり成功しましたよ!」という連絡でした。

 

よっぽど先生も嬉しかったんですね。

早く伝えたかったからと電話をしてくれました。

私も飛び上がって喜んでしまいました。

 

少し費用は掛かりましたが、鉄棒レンタルをして良かったなと思いました。

本気で練習したい方は、レンタルがおすすめですよ。

 

まとめ

子供の逆上がりは、やれと言われてすぐできるわけではありません。

今回ご紹介したように、逆上がりをするための体づくりを行い、

段階的にできるようにすることが大切なのです。

 

ちなみに、逆上がりと言えば「順手」「逆手」どっちがいいか?という問題が起こりますが、

これはどちらでもやりやすい方でいいそうです。

ちなみに娘の幼稚園では、次の技につなげられるよう「順手」で教えていましたよ。

 

逆上がりの成功体験は、未だ私たち親子には大きな記憶として残っており、

あんなに頑張れたんだから「やればできる」という気持ちを娘に気づかせてあげられました。

 

すぐに諦めてしまうことは簡単ですが、

挑戦する・頑張るということに意味があるので、

ママも諦めず、一緒に取り組んでみてくださいね。

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