幼稚園の友達トラブルは、誰もが一度は経験することだと思いますが、
厄介なのが相手のママとも険悪になってしまうこと。
ときには変な噂が立って、ママ友から仲間外れにされてしまうことも。
そんな時は、誠意をもって謝罪することだけでなく、納得いくまで話し合うことが大切です。
今回は私が実際に体験した幼稚園の友達トラブルがきっかけで、
ママ友との仲が悪くなってしまった話とその対処法についてご紹介しますね。
幼稚園の友達トラブルは“即対応”が解決のカギ?!
幼稚園の友達トラブルは、当人だけでなくママも深く関わってくるため、
こじれてしまう前になるべく早く対応するのが解決への近道です。
「時間が解決してくれるから」
「子供の喧嘩に親が出てくるなんて・・・」
なんてことを思って放っておくと、後々変な噂が出回り、
どんどん話に尾ひれが付いて余計にこじれてしまうこともあるからです。
ママ友ネットワークは決して侮ってはいけません!
情報収集をするときは助かるな・・・と思うことが多いですが、
ときにマイナスに働くことも多いので、あっという間に話が広がっていきます。
ママ友と上手くやっていくためにも、たとえ子供同士のトラブルであっても
早めに対処することを覚えておきましょう。
【体験談】幼稚園の友達トラブルでママ友と仲が悪くなった
一般的に子供が成長し、自己主張ができるようになる年齢になると、
友達トラブルも増えていくと言います。
それがわが子の場合は、幼稚園の年中さんの頃でした。
娘は当時仲良かったクラスの友達二人と口喧嘩になってしまったようで、
お互いに言い分を譲ることができなかった子供たちは、だんだんヒートアップ。
娘は、2対1で分が悪かったせいか「そんな言い方しないでよ!大嫌い!幼稚園から出ていけ!」
のような強い口調になってしまったとか。
娘に強い口調で言われたお友達は、「○○ちゃん怖いからもう一緒に遊びたくない」と
なったようで、深く傷つけてしまったようです。
担任の先生は子供同士で解決させたかったからか、私に何もこの事実を伝えてくれておらず、
このようなトラブルがあったことすら知らずに数日を過ごしていました。
そんなある日、このようなトラブルがあったと、
仲の良いママ友から聞いて、初めてこのトラブルのこと知ったのです。
「大丈夫?結構噂になっているけど、○○ちゃんのこと私はよく知ってるから、
そんなことないよって言っといたよ・・・」と。
ビックリして慌てて先生へ連絡し、真偽を確かめた結果、
娘の言い分が正しいが、伝え方が悪かった・・・ということが判明。
娘とも話したうえで、当事者のお友達2人と連絡を取り、
なんとか上手く収めることができました。
しかし、気づいた頃には既に遅し・・・
ママ友同士の話のネタにされており、
私たちをよく知らない人にまで「あの親子はヤバイ」という話になっていました。
知らなかったでは済まされないほど、話がどんどん大きくなり、
あっという間に悪い方向へ進んで行ってしまったのには、恐怖を覚えましたね。
たまたまこの事態を教えてくれたママがいたから良かったですが、
そうでなければ私は知らない間に「悪者扱い」されていたと思うとゾッとします。
気付くのが遅かったとはいえ、ことが発覚してからの事態収拾への行動が早かったことで、
最悪の結果を免れ、何とか事なきを得た?!といった感じでした。
ホント、持つべきものは友達ですよね?!
どうしたらいい?私も実践!ママ友と元通りになる方法
先ほどご紹介したトラブルでは、周りのママたちから白い目で見られただけでなく、
当事者のお友達のママとも気まずくなってしまいました。
たしかに、子供から聞いた話だけを聞けば、「なんてひどいことを言われたの!」と
うちの娘を怒りたくなる気持ちも分かります。
しかも、なかなか私からの謝罪もなかったため、
何が真実なのか分からず悩んでいたのよということも後から言われました。
ではそんな気まずくなってしまったママ友と、一体どうやって仲直りしたのか?!
ここでは私が実際にやった方法をご紹介します。
【方法①】まずは話し合う
私の場合、まずはそのママ友との家に行き、子供も含めた話し合いをしました。
子供も、お互いに「誤解だった」ということもあるかもしれないので、
大人だけで勝手に「あなたが悪い」「うちの子が悪い」と決めつけないことが大切です。
だからこそ、いきなり謝罪をするのではなく、お互いの認識を確かめる意味も含め、
親子同士で話し合いをすることが大切なのではないでしょうか?!
【方法②】誠意をもって謝罪する
話し合いをした結果、必ずしも自分の子が悪いと判断できない場合もありますが、
そうは言っても相手の子を傷つけてしまったことには変わりありません。
「喧嘩両成敗」という言葉がある通り、
喧嘩は100%片方だけに非があるわけではありませんから、
そこは素直に誠意をもって謝りましょう。
もちろん、謝るときも子供は子供に。
ママもママ友さんに「嫌な気持ちにさせてしまってごめんね」と言うことが大切です。
【方法③】これからも仲良くしたい旨を伝える
もし友達トラブルがあった場合、相手と別に仲良く付き合っていく気がなければ構いませんが、
多くの場合、上手く付き合っていきたいと思いますよね?!
別に仲良くなりたくなければ、ここまで悩むことはないはずですから。
そんな時は、謝罪のあとに「また仲良くしてくれる?」「仲良くまた遊んで欲しいです」と
伝えることも忘れないようにしましょう。
そのためには、やはりお互いスッキリ納得いくまで話し合う必要がありますから、
ママ同士・子供同士、それぞれのわだかまりを解消することが前提です。
友達トラブルを機にママ友たちに変な噂が広がったら?
私のように、知らない間にどんどん噂話や悪口が広がってしまった場合、
一体どうやって対処したらいいのでしょうか?
人とのつながりは、「信頼関係」が基本ですから、
その信頼を取り戻すべく、私がやった対処法をご紹介します。
【対処法①】当事者と和解する
まずは当事者同士で話し合い、スッキリ和解することが大切です。
周りがどうこう言っても、結局当人が納得いっているのであれば、
自然とその噂話は消えていきます。
しっかり謝罪し、お互い元通りの関係になれば問題ないことが多いですよ。
【対処法②】周りは周り・・・と割り切る!気にしない
たとえ周りにどう言われても、当事者と仲直りしているのであれば
問題は解決したも同然ですから、気にしないようにしましょう。
正直、当時は私もとても悩みました。
公園に行くのもつらいほどでしたが、
「当事者でもないのにアレコレ悪口を言うような人とは、それだけの関係ということ!」と、
割り切る勇気を持つようにしました。
噂話や悪口って、他人から聞いた情報で、自分が感じたことではないことが多いですよね?!
私も噂や悪口を聞いたことがありますが、
鵜吞みにせず、自分が感じたことが真実だと思うようにしているので、
それに気づいている人だけと関われば良いんだと思うようにしています。
【対処法】③自分たちを理解してくれるママ友と仲良くすればいい
本当の意味で自分たちを理解してくれているママ友は絶対にいます。
今回私の娘が起こしたトラブルのときも、
「○○ちゃんはそんなこと言う子じゃないから、きっと何か理由があるんだよ」
「○○ちゃんはいつもうちの子に優しいし、良いところいっぱい知ってるから大丈夫」
「私はそんな噂や悪口、信じないからね」
など、仲の良いママ友数人から、温かい言葉をもらいました。
日ごろ誠意をもって周りのお友達と接していれば、いざという時も必ず味方になってくれます。
自分たちを理解してくれる人たちを大事にすればOKですから、深く悩まないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
意外と幼稚園は狭い世界ですから、子供同士のトラブルがきっかけで、
ママ友トラブルに発展することは決して珍しいことではありませんよね。
私も当時は、とてもつらく、自分の子供に対し「何でそんなこと言っちゃったの?」と
責めたり悩んだりしましたが、当事者同士でしっかり仲直りすることができたので、
その友達ともママ友とも、今でもとても仲良しです。
もちろん、変な噂や悪口も、知らない間になくなっていて、
年長さんに上がる頃には何事もなかったかのように過ごすことができましたよ。
トラブルが発生した際は、しっかり情報をキャッチし、
真剣に子供と向き合いながら一緒に解決していきましょう。
「子供の喧嘩に親が出る」のは、幼稚園から小学校低学年までだと思っています。
トラブルは大変ですが、その都度しっかり対応すれば、
子供もママ自身も、様々な対処法を身に付けられます。
人間関係で一度もトラブったことのない人なんていませんから、
悲観せず、どう乗り切るか?トレーニングしていると思って前向きに対処していってくださいね。