小学生の子供の集中力が続かず悩むママやパパは多いですよね。
注意力が散漫だと、せっかく勉強しても“ただやるだけ”になってしまいます。
そこで現役小学生ママの私がやった集中力を高める方法は、折り紙やパズルの遊び。
一つ一つの工程を見ながら組み立てていくことは、集中力のトレーニングにつながります。
ほかにもヒアリングゲームなど様々な方法をご紹介しますので、
集中力を高める方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。
小学生は集中力がない(続かない)…?!
小学生の子供を持つママやパパの悩みと言えば、子供の集中力がない(続かない)ことですよね。
集中力が続かないことでなかなか勉強が進まず、
効率が悪いな・・・と感じることは多いのではないでしょうか。
私の娘は現在小学2年生ですが、
机に向かって集中して勉強している時間はわずか15~20分程度。
ひどい時では10分くらいで、違うことに気を取られてしまいます。
集中力が続かないと無駄に時間がかかって効率が悪いだけでなく、
記憶力も低下してしまうので、勉強しているようでもあまり身についていないんですよね。
どうにかして子供の集中力を高めたい・・・と思った私は、
そもそもなぜ子供は集中力が持続しないのかを探ることにしました。
一体なぜ、小学生は集中力が続かないのか?その理由について次節より詳しくご紹介します。
小学生は集中力がない(続かない)理由とは?!
まずはなぜこんなにも小学生は集中力が続かないのでしょうか?
その原因から見ていきましょう。
【理由①】年齢的なものだから
小学生が集中できる持続時間は、学年×10分程度と言われています。
つまり、1年生なら10分、2年生なら20分程度・・・ということ。
実際、娘の学校の先生からも、
日々の学習時間は2年生なら20~30分程度が良いと指導されました。
今思えば、集中できる時間が2年生なら20分程度しか持たないからなんですね。
【理由②】生活習慣が乱れている可能性があるから
これはその子供によって異なりますが、集中力が続かず、いつもあくびばかりしていたり、
イライラしていたりする子は、生活習慣が乱れている可能性があります。
大人も同じですが、睡眠不足だったり食事が十分にとれていなかったりすると、
集中することができませんよね。
これが原因かもしれないな・・・と思い当たる節がある場合は、
すぐに生活習慣を見直し、早寝早起きをさせ、疲れを十分にとることが必要かもしれませんね。
【理由③】集中できない環境だから
ある程度の生活音や自然音があった方が逆に集中できるというケースもありますが、
テレビの音や人の話し声が聞こえるような場所では、やはり集中することができませんよね?!
ほかにも、勉強机の周りにおもちゃや漫画、ゲームなど余計なものが置かれてしまっていると
気を取られてしまう原因になります。
余計なものは近くに置かないことが大切ですよ。
小学低学年の集中力を鍛えるトレーニング方法3つ!
小学生の集中力が持たないのは年齢的なものであるとはわかってはいても、
仕方ないで終わらせることはできませんよね。
少しずつ集中力を高めるために鍛えることも必要だと思います。
そこで私が実際に行っているトレーニング方法をご紹介しましょう。
特に低学年の子供には、集中力を鍛えるときも楽しく行うことが大切ですよ。
折り紙やパズルで遊ぶ
折り紙やパズルは小学低学年の集中力を鍛えるのにおすすめ。
折り紙は、一つ一つ折り方を見ながら角と角を合わせてキレイに折ることが求められますから
、自然と集中力を高めることにつながります。
2年生くらいだと、ある程度複雑な折り方もできるようになるので、
親子で一緒にやってみるといいですよ。
折り紙が苦手な子は、ジグソーパズルもおすすめです。
わが家では親子一緒に300ピースにチャレンジ。
見本の絵を見ながら、このピースはどの部分かな?と探しながらやらせると、
夢中でやってくれました。
折り紙もそうですが、パズルも完成したときの達成感を味わえるので、
より「楽しい」「できた」という喜びを感じることができ、楽しくトレーニングできますよ。
かるたや神経衰弱で遊ぶ
昔ながらのカードゲーム“かるた”も、集中力を高めるのに役立ちます。
かるたは、読み札をしっかり聞いていないと早く取ることができませんから、
耳を研ぎ澄ませてよく聞くことで集中力が鍛えられますよ。
同じ要領で、カードゲームの神経衰弱もおすすめ。
神経衰弱は、他人が開いたカードの絵柄と場所も覚えていなければならないので、
意外とじっくり集中して遊ばないと勝つことができません。
わが家では、週末のおうち時間にこの二つを取り入れて、集中力トレーニングをしています。
かるたはママと娘だけではできませんから家族でワイワイやった方が盛り上がりますよ。
日ごろ、テレビゲームばかりやっているという方は、
これを機にカードゲームで遊んでみてはいかがでしょうか?!
ヒアリングゲームを行う
ヒアリングテストは、ママが簡単なお話をゆっくり読み上げた後、
話の内容から問題を出すゲーム。
よく話を聞いていないと絶対に答えられないので、これは集中力を鍛える練習になりますよ。
私の娘はとにかくこれが苦手なので、
きっと普段から人の話を半分くらいしか聞いていないんだな・・・と思ったことがあります。
あまりに苦手だったので、最初の頃はメモをとらせ、問題に答えさせていました。
集中して聞いていないとメモどころではなくなるので、
どうしても聞き取りできない場合は、2回読むなどしてトレーニングしていましたよ。
回数を重ねるうちに、少しずつ上達していきました。
集中力に加え、理解力も養われるのでおすすめです。
短い絵本でやってもいいですが、私は自作で簡単なお話を作り、
それを紙に書いて問題を出すようにしています。
毎回色々なお話が聞けるせいか、娘はとても楽しそうです。
小学生の集中力が持続しやすい環境づくりとは?!
子供の場合、大人以上に敏感なのでちょっとの物音や話し声も邪魔になってしまいます。
集中力が持続しやすい環境を整えてあげることも必要ですよね。
どんなことに気を付けてあげたらいいでしょうか?
勉強するときは必要のないものは全部しまう
勉強をするときは、必要のないゲームやおもちゃ、漫画などは
すべて見えない場所にしまいましょう。
極端に言えば、教科書やワークも、「今やるものだけ」でOK。
ごちゃごちゃした机の上では集中しにくくなってしまうので、
不要なものはすべて撤去してください。
テレビはオフにする
よく、ざわざわした場所でも集中できるようにと、
あえてテレビをつけて勉強させる家庭もあるようですが、
もともと集中力がない子供にこれをやると逆効果。
子供はテレビの音が気になって、全然集中しないどころか、
上手く問題が解けなくてイライラすることもあります。
逆にヒーリングミュージックのような自然な音楽や脳に心地よいとされている
α波が出る音楽ならいいと思うので、無音だと集中できない子の場合は
試してみるといいかもしれませんね。
勉強机は壁が背面になるように配置する
わが家もそうでしたが、勉強机を壁にぴったりくっつけて、
壁に向かって勉強させるような配置にしている方は多いですよね。
しかし実はこれは集中力低下を招いてしまうことがあるんです。
壁に向かうような配置だと、圧迫感を感じてしまったり、
背面が広すぎると後ろが気になってしまったりするから。
確かに、背中側スペースが開いていると、
なんだか背後が気になって不安になってしまうことがありますよね?!
お部屋の広さや間取りにもよりますが、
できれば壁が背中側になるように勉強机を配置し、
安心感のあるレイアウトにしてあげるといいと思います。
小学生は集中力がない!高める方法とは?!まとめ
小学生の集中力は学年×10分だと言っても、
なるべく長く持続し、効率よく勉強してもらった方がいいですよね。
そのためには、遊びを通してトレーニングしたり、
普段の生活習慣や環境づくりにも配慮したりして、子
供の集中力が持続できるようサポートしましょう。
今回ご紹介した方法を実践しつつ、適度に休憩を挟みながら、
楽しく無理なく集中して勉強できるよう工夫してくださいね。