小学生になると遊びや習い事に時間をとられ、
寝るのが遅くなったと感じるママも多いですよね?!
夜更かしは小学生の体の成長や健康面にも影響を及ぼしますから、早く寝かしつけたいですよね。
そこで今回は、私も実際にやっている寝ない小学生の寝かしつけの方法をご紹介。
この記事を参考に、帰宅後のスケジュールやテレビやゲームの利用時間を調節するなど
各家庭に合った「寝かしつけ方法」を考えてみてくださいね。
小学生になると早く寝かしつけるのが大変!
小学生になってから寝る時間がどんどん遅くなっていると悩むママは多いですよね。
「早く寝なさい!」と言っても、赤ちゃんの時のように言うことを聞いてくれない小学生。
「まだゲームをしたい」と言って、早く寝てくれないこともあるでしょう。
寝る時間が遅いと翌日にスッキリ起きられなかったり、寝不足で集中力が低下したりするため、
子供の成長や健康面で不安になってしまいますね。
私の娘もいつも宿題をやりながら大あくびをしているので、
睡眠時間が不足しているのかな?と心配しています。
一体なぜ、小学生になると早く寝てくれなくなるのでしょうか?
まずはその原因から考えてみたいと思います。
なぜ小学生は寝る時間が遅くなるの?
なぜ小学生になると、途端に寝る時間が遅くなってしまうのでしょうか。
考えられる理由は以下の4つです。
【理由①】習い事で帰宅時間が遅いから
小学生になると、幼児のときよりも習い事を増やす家庭も多いですよね。
加えて、小学生クラスだと習い事の時間そのものが遅く設定されていることも多いため、
必然的に帰宅時間が遅くなりますよね?!
そこから「宿題」「明日の準備」「食事」「お風呂」・・・となることで、
寝る時間が遅くなってしまうケースが考えられます。
私の娘も、習い事が終わるのが18時すぎなので、
どうしてもその曜日だけは寝かしつけの時間が遅くなってしまいますね。
【理由②】共働き家庭で帰宅時間が遅いから
わが家もそうですが、共働き家庭の場合はそもそもママの帰宅時間が遅いため、
夕方以降のスケジュールがずれ込んでしまうということが多々あります。
私も残業で帰りが遅くなった時は、食事の支度の時間を削るために
スーパーでお惣菜を買って済ませるなどしています。
時短家事をしないと、子供に夕食を食べさせる時間も遅れ、
寝かしつける時間も遅くなってしまうからです。
ワーママにとっては、育児と家事、仕事の3つをどうバランスをとるのか?
悩ましい問題です・・・。
【理由③】宿題などやることが増えるから
今の小学生は、学校の宿題や習い事の課題など、やることが盛りだくさんですよね。
帰宅後にやることが多いため、どうしても寝る時間が遅くなってしまいます。
私の娘にも、もう少し効率よく勉強したり、テキパキと明日の準備をしたりして欲しいな・・・
と思っていますが、なかなか低学年のうちは難しいですよね。
だからといって、ママがやる訳にもいかず、やらなくてもいいよとも言えず、
本当に悩ましいですよね。
【理由④】テレビやゲームに夢中になるから
帰宅時間が遅い、宿題が終わらないという理由で寝る時間が遅くなってしまうのは、
多少やむを得ないと思います。
しかし、場合によってはテレビやゲームに夢中になってしまうこともありますよね。
「もう寝る時間よ」といくら言っても「あと1回だけ!」と言われ、
時間が過ぎてしまうなんてことも・・・。
寝る前にテレビやゲームに夢中になり過ぎると、
かえって興奮してなかなか寝付けないということもあるかもしれませんので、
ただ布団に入る時間が遅くなるだけではなく、
寝る時間そのものも遅くなってしまうことが考えられます。
小学生の睡眠時間は9~11時間必要
小学生の寝る時間がどんどん遅くなると、睡眠時間が足りず、
集中力の低下が心配になったりしますよね。
では一体、小学生に必要な睡眠時間とはどのくらいなのでしょうか?
米国国立睡眠財団が発表したデータによると、
小学生に必要な睡眠時間は9~11時間なのだそうです。
もし仮に、毎朝7時に起きる子であれば、
遅くとも22時には寝ないといけないということですよね。
これを目安にしたら、皆さんの家庭はどうでしょうか?
「やっぱり睡眠時間が足りていない!」と心配な方は、
次節でご紹介する早く寝かせる方法を試してみてください。
私も実践!小学生を早く寝かしつける5つの方法とは?
小学生になると、起きている方がテレビやゲームができるから楽しい!寝るのが惜しい!と
感じる子もいるようです。
赤ちゃんを寝かしつけるのも大変でしたが、
意思のある小学生を寝かしつけるのは容易ではありませんよね。
ではどうしたら、小学生の子供を早く寝かしつけることができるでしょうか。
私が実際に行っている寝かしつけの方法をご紹介します。
帰宅後のスケジュールを調整する
先述したように、小学生の睡眠時間は9~11時間必要ですから、
起きる時間から逆算し、寝かしつける時間をきっちり決めておきましょう。
そして、寝かしつける時間からさらに逆算し、
帰宅後のスケジュールを調整するようにしてください。
たとえば、毎朝6時に起きる家庭であれば、21時に寝かしつけると考えます。
21時を目安にし、帰宅後にやらなければならない宿題や課題、
夕食やお風呂の時間を調節しましょう。
お風呂は寝る1時間前までに入っておくと、ちょうど体が温まり、
眠気が来るのでおすすめですよ。
テレビやゲームの時間を制限する
寝る前のテレビやゲームもやり過ぎは好ましくありませんね。
気持ちが高ぶり、なかなか寝付けなくなってしまうからです。
毎日一日1時間を目安にするなど、テレビやゲームのやり過ぎには注意しましょう。
わが家では、どんなに遅くても21時にはテレビを観るのを止め、
歯みがきをして布団に入るように伝えています。
テレビやゲームは一旦始めてしまうと、キリが悪くてエンドレスにやり続けてしまうので、
あまりにも言うことを聞かない場合は、ルールを明確に設けた方がいいかもしれません。
ベッドに入る時間を毎日同じにする
小学生も幼児期の子供と同じで、生活リズムを整えることが大切ですから、
毎日寝る時間や起きる時間を同じに設定することが大切です。
常に一定のサイクルで寝る・起きるを繰り返すと、自然とその時間になると眠くなります。
私の娘も、いつも21時近くになると眠くなるようで、
今では自分から歯みがきをして「おやすみ」と寝室へ行っていますよ。
夏休みなど長期休みはこのサイクルが崩れがちですが、そこはグッと我慢をさせて、
休日だからこそのしっかりした生活リズムを守って行動させてくださいね。
入眠儀式をつくる
よく赤ちゃんのねんねトレーニングに使われる「入眠儀式」。
毎日寝る前に行うことをルーティン化することで、
自然と脳が「寝る時間だ」と認識するようになります。
赤ちゃんの場合、子守唄や背中をトントンするなどの入眠儀式があると思いますが、
小学生の場合は、なかなかそうはいきませんね。
「儀式」というと特別な何かをしなければいけない気持ちになりますが、
そう訳ではないので、難しく考えなくてもOKです。
たとえば、歯みがき、ママやパパへおやすみの挨拶をする・・・ということでもいいでしょう。
いわゆる入眠するためのキッカケを習慣化させることだと思います。
ちなみにわが家の入眠儀式は、本です。
私が毎日、本を読んで聞かせます。
小学2年生になる娘ですが、私が本を読んで聞かせていると、
たった3ページくらいでもうぐっすり。
入眠儀式が定着するまで繰り返しやるのがおすすめです。
寝る=楽しいと思わせる
小学生くらいになると、起きていて遊んでいたほうが楽しいので、
寝るのが嫌いという子も多いですよね。
私の娘も、寝るのがもったいない!・・・というタイプでした。
そこで私が試したのが以下の二つ。
ひとつは、先ほどもご紹介したように本を読み聞かせてあげること。
子供が自分で読むにはちょっと難しい話も、
ママが読み聞かせることで興味津々に聞いてくれます。
話の続きが知りたいので、ベッドに行くのが楽しみになったようでした。
もうひとつは、暗い寝室の壁や天井に映し出すプロジェクター式の『見る絵本』です。
わが家では上映会と称し、こちらのプロジェクター式の見る絵本で、
おとぎ話や童話を読み聞かせています。
心地よい音声や音楽が流れるので、娘も自然と眠りに落ちてくれるようになりましたよ。
ただし、これはママも寝落ちしやすいので、まだやり残した家事がある場合は気を付けましょう。
このように、寝る=楽しい・ワクワクするというイメージを植え付けることで、
自然と時間になったらベッドに入るという習慣が付きますよ。
小学生を寝かしつける方法は?まとめ
小学生になると、寝ること自体を嫌がったり、スケジュール的に寝る時間が遅くなったりしてしまいますが、
やはり子供にとって睡眠をしっかりとることは大切ですよね。
小学生を早く寝かしつけたいのなら、まずは「なぜ寝てくれないのか?」その原因を探り、
それに見合った対処法を見つけましょう。
日々の疲れをとり、毎日の活力を得るためには睡眠が一番!
帰宅後のスケジュールや生活習慣を見直し、
小学生の子供の睡眠時間を確保するよう意識してあげてくださいね。