小学生が大好きな川遊び。
しかし川遊びでの水難事故やケガなどのトラブルは意外と多いので心配ですよね。
そこで今回は現役小学生ママの川遊び体験からおすすめする、
事故防止のための4つの持ち物をご紹介します。
ライフジャケットやアクアシューズのほか救急セットなどの持ち物を用意しておくと安心ですよ。
羽目を外し過ぎないよう気を付けながら、川遊びを思う存分楽しんでくださいね。
小学生の川遊びは安全第一!持ち物は準備万全にしていこう
夏になると家族で出かけることの多い川遊び。
私が住む埼玉県でも、飯能市や秩父・長瀞あたりが川遊びに人気のスポットです。
海とはまた違った遊びができるのが川遊びの魅力でもありますね。
そんな川遊びに小学生の子どもを連れて行く際は、安全第一で楽しむことが大切。
そのためには持ち物の準備を万全にし、楽しい思い出づくりをするのがおすすめです。
「でも、遊びに行くのは浅くて小さな川だよ」
「小学生なんだから大丈夫だよ」
なんて思っているママやパパ。
普段から川遊びに慣れていてもいなくても、子どもは想定外のことを起こすものですから、
持ち物の準備はしっかりしていってくださいね。
小学生の川遊びで安全確保のための準備をした方が良い理由
ではなぜ、川遊びをするときに安全を第一に考えた持ち物を用意した方が良いのでしょうか?
その理由について、以下で詳しくご紹介しますね。
【理由①】川での水難事故も多いから
令和3年度の警視庁のデータ(※)を参考にしてみると、
◎海での水難事故者…295人
◎河川での水難事故者…203人
となっており、決して川だから安全とは言えないことが分かりますよね。
特に注目したいのが子どもの死者・行方不明者の発生場所です。
・河川…9人
・海…4人
という結果のとおり、実は子どもの場合、海より川の方が危険度が高いことが分かります。
海に比べて川は、浅くて流れも穏やかだから・・・と思っていると、
想定外の事故に巻き込まれてしまう危険もあるんですね。
もし、自分の子どもがそんな事故に巻き込まれてしまったら、
せっかくの楽しい夏休みも台無しです!
ですから安全を確保するための持ち物は、しっかり準備しておきましょう。
※出典(参考資料)
:警視庁生活安全局生活安全企画課「令和3年夏期における水難の概況」
【理由②】川は天候の急変の危険があるから
海ももちろんそうですが、川の場合は気が付かないうちに天候の急変によって、
水の流れが急になったり増水したりすることがありますよね。
遊びに夢中になって気付かないこともあるかもしれません。
増水した川に足を取られて転倒した拍子に、岩に頭を打ち付けてしまったり
手足を切ってしまったりする大ケガのリスクも潜んでいます。
事故防止のための持ち物だけでなく、
事故が起きた際の応急処置ができる持ち物も持っていくと安心ですよ。
小学生と安全に川遊びをするために必要な4つの持ち物
では早速、小学生の子どもと楽しく川遊びをするために
必要な持ち物について具体的に見ていきたいと思います。
わが家が実際に遭遇した体験や知人の話を踏まえながら
「あって良かった」と思ったアイテムをご紹介しますね。
遊び道具だけでなく、以下のグッズもしっかりカバンに入れていきましょう。
【おすすめ①】ライフジャケット
川遊びと言えば、子ども用のライフジャケットは必須です。
泳げる・泳げないに関わらず持っていくと安心でしょう。
海水浴場やプールと違い、川遊びの場合はライフセーバーや監視員がいませんから、
何かあった時の対処は自分たちで行わなければなりません。
水難事故を防ぐためにもライフジャケットは必須です。
わが家も川遊びの際は、万が一のことを考えてライフジャケットを子どもに着させています。
3,000円程度で購入できるので、子どもの体に合ったサイズの物を用意してあげてくださいね。
【おすすめ②】アクアシューズ
ライフジャケットと同じで子どものケガ予防に必須なのがアクアシューズ。
アクアシューズの存在を知らなかった私は、
数年前、子どもと川遊びの際にクロックスを履かせて行ってしまったことがあるのですが、
これが意外と滑るんですよね。
岩場で滑って転びそうになったことがあったり、
川の水が靴の中に入って脱げそうになったり・・・と、とにかく不便だったんです。
そこで翌年からアクアシューズを取り入れてみたところ大成功!
子どもも動きやすいようで、楽しく遊べていました。
川底は、時々空きビンの破片や釣り針などが落ちていることもあるので危険がいっぱい。
運悪く足を切ってしまうこともありますから、
裸足で遊ばせるよりはアクアシューズがあった方が安心ですよ。
【おすすめ③】救急箱
万が一、川遊びでケガをしてしまった際の応急処置ができるよう、
最低限の救急セットを持って行きましょう。
私が実際に持って行くのは、
・絆創膏
・ガーゼ
・消毒液
・包帯
・テープ
・冷却シート
・常備薬(頭痛薬や酔い止めなど)
・虫刺され用の薬
などです。
少量であればポーチにひとまとめできるので、さほど荷物にはなりませんよ。
慣れない土地に川遊びに行く際は、近くにお店がないこともあるので、
簡易的なものでも救急セットがあると安心です。
【おすすめ④】虫よけグッズ
虫よけグッズも川遊びには欠かせませんね。
というのも、川遊びでは蚊だけでなくブヨやハチといった虫も多いので、
万が一刺されてしまっては大変だからです。
・虫よけスプレーを足や腕にする
・ラッシュガードなど長袖を羽織る
などの工夫もしましょう。
川遊びをしていると、水や汗で虫よけスプレーの成分が落ちてしまうこともあるので、
定期的に塗り直しをするのがおすすめです。
私の知人も、家族で川遊びに行った際に、気付かないうちにブヨに嚙まれたようで、
猛烈な痒みと腫れに悩まされたと言っていました。
子どもは体温が高く、蚊に刺されやすいと言われていますから、特に気を付けてあげましょう。
小学生の川遊びは何を持って行く?おすすめ持ち物 まとめ
今回ご紹介したのは、川遊びを安全に楽しむためのおすすめグッズです。
このほかにも、もちろん着替えや帽子、タオル、遊び道具などを持参して楽しんでくださいね。
川遊びは、ママやパパが思う以上に危険が潜んでいるもの。
赤ちゃんじゃない小学生であっても、
うっかりするとケガや事故のトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。
くれぐれも過信せず、準備万端で楽しい思い出づくりの旅へ出かけてくださいね。