小学生の習い事でも男女ともに人気なのがダンス。
しかしなかなか上手くならずに悩んでしまうことも多いと思います。
そんなときは自主練が大切!
毎日コツコツ積み重ねればきっと上手くなりますよ。
そこで今回は、実際にダンスを習っている娘とやっているわが家の練習方法をご紹介。
ダンスが上手くなる方法は、リズム感を鍛えたり柔軟性を高めたりすることです。
小学生ならではの元気いっぱいのパフォーマンスを見せてくださいね。
小学生がダンスを上手くなるには自主練が大切!!
今や空前のダンスブーム。
ダンスは男女問わず人気で、中学生になると必修科目にもなっていますよね。
そのせいか、小学生からダンスを習う子も少なくありません。
しかし、体の柔軟性や筋力が未熟な小学生は、プロのダンサーのように
メリハリのある動きをしたり、クルクル回転したりするのが難しいもの。
思うようにダンスが上達せず、悩んでしまう子もいますよね。
でも大丈夫!
ダンスは習い始めたからといって、すぐに上手くなるものではありません。
実は地道な練習を積み重ねることで、美しくカッコ良く踊れるようになるのです。
ですから『自主練習』は必要不可欠!
ではなぜ自主練が大切なのか、その理由については次節で詳しくご紹介します。
小学生がダンスを上手くなるのに自主練が大切な理由とは?
まずはなぜ自主練をしなければいけないのか?
週に1度のレッスンで上手くなるようにならないのか?
その理由についてご紹介しましょう。
【理由①】コツを掴むまで繰り返し練習する必要があるから
ダンスを始めたばかりの小学生は、ダンス特有の体の動きが苦手な子が多いですよね。
それは体の重心をどこに持って行けばいいかわからないので、
ステップが上手く踏めなかったり、ターンが上手く回れなかったりするんです。
そのため、どこに重心を持って行けばよいのか
繰り返しコツを掴むまで練習する必要があるんです。
ですから、たった週に1~2度のレッスンだけでは不十分。
コツが掴めるようになるために、自宅でも何度も何度も繰り返しの反復練習が必要なんですよ!!
【理由②】ダンスを上手く踊るためには体づくりが重要だから
ダンスは、ただフリを覚えるだけでは上手く踊ることができませんよね。
リズムに合わせてきれいに体を動かす、メリハリのある動きをすることが求められます。
それには冒頭でもご紹介したとおり、体の柔軟性や筋力が必要です。
一つ一つの動きをピタッ、ピタッと止められるよう筋力を使ったり、
美しい姿勢を保てるよう腹筋や背筋を使ったりします。
また、手足をしなやかに動かすための柔軟性も必要ですね。
これらは、週に一度レッスンで教わっただけでは身に付きません。
毎日ストレッチをしたり筋トレなどをしたりすることで鍛えられますから、
自主練はとても大切なんです。
わが家でも実践!小学生がダンス上手になる練習方法5選!
では早速、わが家でも取り組んでいるダンスの練習方法をご紹介しましょう。
ちなみに私の娘はチアダンス・バトントワリングをやっていますが、
考え方はバレエでもヒップホップダンスでも同じことですから、
ダンスの上達に伸び悩んでいるという方はぜひ参考にしてくださいね。
体幹を鍛えるトレーニング
私の娘は体幹がないので、どうしても体がブレてしまい、フラフラしてしまいます。
ですから体幹トレーニングを自主練に取れ入れてみました。
~片足立ち~
これはヨガのポーズである「立木のポーズ」と同じ。
両手を胸の前で合掌し、片足を上げて足の裏をもう片方の足の付け根にくっつけます。
そのまま合掌した両手を頭の上に伸ばし、バランスを取りながら片足立ちをします。
わが家では、親子で「よ~いドン」で競争。
どちらが長く片足立ちができるか、バランス力と集中力の勝負です。
楽しく体幹トレーニングができますよ!
~腕立てプランク~
腕立て伏せの要領で四つん這いになり、
その状態でリズムよく右手を上げ、左手を上げ・・・と交互に手を上げます。
片手と両足で体を支えなければなりませんから、意外とバランス力が試されるんです!
慣れてきたら、右手と左足を上げ、次に左手と右足を上げていきましょう。
私の娘はこれでバランス力と腕の力がついたのか、苦手な側転が少しできるようになりましたよ!
柔軟性を鍛えるトレーニング
ストレッチをして柔軟性を鍛えることも大切ですよね。
体の動き、可動域を広げるだけでなくケガ予防にもなります。
わが家では一般的な前屈などのストレッチ方法に加え、以下のようなことも取り組んでいます。
~肩のストレッチ~
あぐらをかいた状態で、右腕を上げ、肘を天井に向けるような姿勢をとります。
背中はピンと伸ばし、逆の手で右肘をぐ~っと頭の後ろに引っ張ります。
これを左右繰り返します。
そうすると姿勢改善にもなり、肩の可動域が広がりますよ。
~足上げストレッチ~
仰向けに寝た状態で右足を伸ばし、ゆっくりと上へ上げます。
なるべく顔の近くまで足を上げられるよう、ママが足を持って伸ばしてあげるといいですよ。
逆の足が持ち上がってしまわないよう、ママがしっかり抑えておきましょう。
もう無理~!というところで5秒キープ。
できたら反対側もやります。
ママが手伝えないときは、壁に足を付けて伸ばすのもおすすめです。
表情のトレーニング
ダンスって表情を豊かにすることも必要ですよね。
曲調によってカワイイ顔、明るい笑顔、クールな顔など。
ダンスは表情が豊かだと、それだけで上手く見えますから鏡を見ながら実践してみましょう。
口角を上げてニコっと笑うだけでなく、口を大きく開けて歌を口ずさむのもOK。
そして大事なのは「目」です。
目力も重要!
目を見開いたり眉毛を大きく動かしたりして表情豊かにします。
大げさなくらいが舞台の上ではちょうどいいそうですよ。
表情のトレーニングも、いきなり「笑顔で踊って~」と言っても踊れませんから、
普段から練習するのがおすすめです。
色々な曲に合わせて表情をクルクル変えるトレーニングをするといいと思います。
私は、動画などでプロのダンサーの表情を参考に娘と一緒に練習しました。
苦手なステップやターンのトレーニング
苦手なステップやターンを練習するのも必要ですよね。
全体のフリだけでなく、一つ一つの動作を美しくキレよく踊ることで、
クオリティがアップするからです。
わが家ではYouTubeなどの動画を見ながらゆっくり一つ一つ練習しました。
コツは、足の上げ方、伸ばし方。
つま先まできちんとポイントできれいに見せることを重視しながら、
どこに重心がかかっているかを親子で確認しながらトレーニングしています。
ただ問題なのが、家だと前進360℃見える鏡がないこと。
ですから、あまり子供が自分の体の動きを認識できていないんですよね。
「できていない!」と私が言っても「できてるもん!」と喧嘩に・・・。
そんなときは、スマホで動画を撮ってあげましょう。
撮影した動画を見れば客観的に自分を見ることができ、何が足りないか分かるはずです。
これで上達も速くなりますよ!
リズム感トレーニング
ダンスで重要なのはリズム感ですから、
普段から音楽を流して自由に体を動かす練習をするのもおすすめです。
体を大きく動かすスペースがない場合は、手拍子でもOKですよ。
流れてきたリズムに、どれだけスムーズに乗ることができるか?が大切です。
また、リズムに合わせて踊って、ママの笛の合図でピタッと止まる練習もおすすめ。
まだメリハリのある動きができない私の娘は、
フリがどんどん流れてしまうので、動く~止まるの繰り返しを練習させています。
小学生がダンスを上手くなる方法 まとめ
小学生のうちは、今回ご紹介したように自宅でもママと一緒に楽しく練習することが大切です。
ダンスを上手く踊るための体づくりだけでなく、表現力やリズム感を養いましょう。
ただし、「ただ練習しなさい」と言うだけでは子供は何をしたらいいか分かりませんから、
一緒に練習メニューを考えたり、目標を立てたりして楽しく取り組むようにしてくださいね。
ときには親子で一緒にダンスをして、ストレス発散と運動不足を解消しましょう。