子供が、習い事を始めて
「習い事にはもう行きたくない!嫌だよ!!」と言ってきたり、
習い事に行く時間なのに、グズグズしてなかなか行こうとしないといった
不満いっぱいの態度で、自分の気持ちを表したりしてくることありますよね?!
我が家もこの「習い事、嫌だ!」の壁にぶつかりました。
親としては
「続けて欲しいな」という気持ち、
「何かあったのかな」という心配な気持ち、
「辞めた方がいいのかな?」など
複雑な気持ちになりますよね?!
こんな時、出来たらもう一度、子供にやる気を出して
通って欲しいな!というのが親の願いではないでしょうか?
子供がもう一度やる気になるには何ができるのか?
親として悩みました!
そして
習い事を嫌がる原因を理解し
それに合った対処をすることで
息子はもう一度、通い始めることができたんですね。
今回は、子供が習い事を嫌がる原因と対処法を
紹介したいと思います。
また、やらない方がいい対処法も紹介しています。
よかったら参考にしてみて下さいね。
なぜ習い事が嫌になったのか?!原因を探ろう
まずは、習い事を嫌がる理由と原因を見つけましょう。
うちの息子の習い事は、学習教室です。
嫌になった原因を聞き出す方法とは?!
① 子供本人に聞く
② 他の人に聞いてもらう
③ ママ友に相談する
④ 習い事の先生に相談する
など、様々な方法があります。
我が家は
① 子供本人に聞く
② 他の人(パパ)に聞いてもらう
③ ママ友に相談する
この3つを行ったことで、理由と原因が分かりました!
ズバリ!!子供に気持ちを聞いてみる!
子供本人に「行きたくない理由」を聞いてみたんですね。
〈理由〉
① 面倒くさい、疲れているから。
② 習い事の宿題が多くて遊ぶ時間がない。
③ 同じことを繰り返して飽きた。
などでした。
親からしたら、ただの我が儘だ!と思いますよね?!
でも、この気持ちって、大人でも意外と分かりませんか?
① 〈面倒くさい、疲れている〉
大人も面倒くさいと感じる時がありますよね?!
例えば
仕事が終わって、帰ってきた後って疲れていますよね。
掃除や料理が面倒で、やる気が起きないなという時と
似ているのかなと思ったんですね。
その時の気分で、一時的に習い事に行きたくないのかもしれませんね!
②〈習い事の宿題が多くて遊ぶ時間がない〉
習い事によっては宿題が出るところもありますよね。
この宿題が子供にとって負担に感じることも…
早く遊びたいという気持ちが優先してしまい、
見ていると、宿題を適当にやっていたこともありました。
③ 〈同じことを繰り返して飽きた〉
同じことを繰り返していると
大人でも飽きがきますよね?!
同じことを繰り返すことで、力も定着してくるのですが
子供にとっては、刺激が段々薄れてきてしまうのでしょうか?!
なかなか継続することが難しいみたいです。
聞くときのポイントとは?!
① 説教しない
② 先ずは、子供の気持ちを肯定する
説教をすると、子供は自分の気持ちを話しづらくなるからです。
当時、私は早く解決したくて
理由(面倒くさいから)を聞いた後に
説教をしてしまったんですね。
子供からしたら話さなければよかったと思いますよね?!
そして、早くママの説教を終わらせたいはずです。
その結果、息子は
「分かったよ!ちゃんとやるよ。」とその場では言います。
一時的には良くなりますが
数日経つと、また「習い事の宿題が嫌。やりたくない。」と
言い始めるんですね。
そして、また理由を聞くと
「言いたくない!」と言われてしまったんです。
確かにまた説教されたら嫌ですよね?!
なので、パパに相談し
理由を聞いてもらったんです。
パパは、子供の気持ちを肯定するように聞いてくれたみたいで、
息子は自分の気持ちは素直に話したんです!
そのおかげで、子供の気持ちを知ることができたんですね。
子供が気持ちを聞くときは、
最初から否定や説教をせず、先ずは肯定して下さいね!!
「そっか〜〇〇だから嫌なんだね!」という感じです。
理由は何となく分かったのですが
その理由を作る原因までは分かりませんでした。
そこで、ママ友に相談してみることにしたんですね。
ママ友に相談してみよう!ヒントはママ友との会話にあった?!
ある日、ママ友との会話で習い事の話題が出てきたんですね。
子供同士、習い事は違いますが
そのママ友のお子さんも習い事を嫌がっている
とのことだったんです。
理由を聞いてみたところ
「習い事がうまくいっているときは楽しそうなんだけど、
ステップアップして次のステージに行くと難しく感じるみたいなんだよね!」
ということだったんですね。
そして、難しくて上手くいかない時期になると
「習い事、行きたくない!」が始まるようなんです。
この話を聞いて
我が家の子供も、同じだ!と思ったんですね。
慣れてきて上手くいっている時は
楽しいですし、やる気も出ますよね!
反対にステップアップすると難しくなり
慣れるまで時間もかかります。
ステップアップは喜ばしいことなんですが
「忍耐」が必要になってきますね。
この「次のステップに慣れるまで我慢する」という事が
子供にとってストレスになり、習い事へのモチベーション低下の原因!
実際に、息子もステップアップした直後は
「行きたくないな。面倒くさいよ!」など
習い事に対して嫌になる気持ちが強かった気がします。
辛い時期を乗り超えるための対処法とは?!
この『慣れるまで我慢する』時期をどう乗り越えるかが
習い事を続けるためのポイントではないでしょうか?
この辛い時期を乗り越えるのは
子供一人では難しいですよね?!
子供に寄り添ってみよう!
「はい、頑張って!」ではなく
「一緒に頑張ろう!」と寄り添ってみてくださいね。
子供もやる気が出てくると思いますよ。
実際、私は息子が宿題をしているときは、
一緒に宿題をすることにしたんです。
「ママも一緒に宿題、頑張ろうかな?!」
みたいな感じですね。
宿題といっても難しくはないんですよ!
当時、字を上手く書けるようになりたいと思っていたので、
ペン字の練習を始めたんですね。
ときにはどっちが早く終わるかタイムを競うなど
ゲーム感覚でやると意欲が湧いてきますよ。
子供って競争が好きだったりしませんか?!
しばらく経つと息子から
「お母さん、宿題の時間だよ〜」と
声が掛かるようになりました。
夫婦で話し合って協力することが大事です!!
子供が習い事を嫌がることについて
夫婦で考えを話し合う時間を作ってみてくださいね。
我が家の場合は、「習い事を続けて欲しいから
できる限りのことはやって様子を見よう!」と
いうことになったんです。
その為には、お互いの協力が必要なので
パパにも手伝ってもらうことに!
「出来ることからでいいよ」と伝えれば
そんなに負担に感じませんよね?!
送り迎えはパパの担当に!
パパが休みの日は、
パパが送り迎えを担当することにしました。
パパが送り迎えすると息子は喜んでいました。
普段、仕事で一緒にいる時間が取れないため
送り迎えの時の何気ない会話も楽しかったのかな!
と思います。
習い事へ行く前のおやつタイムを設ける
パパが送り迎えの日は、
おやつが少し豪華になるんですね。
「好きなもの食べて頑張って来てね!」
という感じだったので
普段のおやつではあまり食べないような
少し値段の張る豪華なおやつにしました。
パパが送り迎えの日は、おやつが豪華なことも重なり、
文句を言わず嬉しそうに行っていましたね。
習い事の先生に相談してみましょう!
「進め方も宿題の量も先生の考えがあるしこんなこと相談していいのかな?」
と迷う方も多いと思います。
しかし、思い切って相談した方がいいと思いますよ!
やっぱり、習い事は先生が決めることが多いため
調整できることも多いのです。
相談するときは
「何に困っているのか、どうのようにしたいのか」
こちらの意見も伝えることが大切ですよ!
相談した結果は
① 宿題の量を減らしてもらう
息子は「宿題の量が多い!」ことが負担になっていたので
毎日の宿題を2日に1回、余裕があったら追加というように変えてもらったんですね。
宿題が減ったことで、時間と心に余裕ができたのか、
以前よりは文句が減りました。
② 少し前に戻って自信をつけさせる。
ステップアップしたことで難しくなり
なかなか思うように進まなかったんですね!
自信を無くしていたので、一つ前に戻ることにしたんです。
一気にステップアップするのではなく
前に戻ったりしながら、少しずつ進めてもらえるように配慮してもらったんです。
自分のペースで進めることで
自信を保ったまま、ちょっとずつ難しい問題にも
チャレンジしていくことができたんですね!
子供がやる気を取り戻した方法とは?!
習い事に期限を設ける
思い切って、習い事をいつまで続けるか
具体的な日付を決めることもやる気UPに繋がりますよ。
理由はですね
「子供自身ゴールが見えていない」と思ったからです。
○○ができるようになりたいけど
いつまで続ければいいんだろう?という感じだったんです。
大人でも先が見えないことをやり続けるのは嫌になりませんか?!
先が見えない不安から、嫌になってしまったということも
考えられたんですね。
息子と話し合って
いつまでこの習い事を続けるか決めました。
息子は小学4年生の5月まで続けると
けっこう具体的に言っていたのでそれを受け入れることにしました。
期限が明確化したことで
今度はその期限まで頑張る!という目標で取り組んでいったんですね。
期限になったら辞める、もしくはしばらくお休みする
または新たな期限を設けるかはお子さんと相談してみて下さいね。
学校の授業で習い事が役に立った
習い事でやっていたことが
学校の授業で役に立ったことがあったんです。
そのとき
「習い事を頑張っていたから力が発揮できたんだね!よかったね!」と
一言声を掛けたんですね。
それが息子の自信になり、やる気を取り戻すことができました。
やってしまうと失敗する対処法
「嫌なら辞めれば」という一言は絶対言ってはいけません!!
ついつい言ってしまいたくなるこの言葉ですが
絶対言ってはいけません。
私も言ってしまった一人ですが・・・
理由は子供の本心が分からなくなるんですね。
私が「嫌なら辞めれば」と言っても
息子は「辞めない」と言うんです。
本当は辞めたいけど強がっているのか
それとも辞めたくはないのか分かりませんよね?!
子供は子供なりに悩んでいて
「嫌なんだけど、辞めるとかじゃなくて、何とかしたいんだよね」
という気持ちがあるのかもしれません。
「嫌だと思うところ教えて欲しいな!」
「どんな風になれば良さそう?」など
具体的に質問をしてみて、
子供が気持ちを伝えやすいようにすることが
大切ですよね。
無理矢理、習い事へ行かせてはいけません!!
とりあえず、習い事へ行けば何とかなる!という
その日だけ乗り切ろうとする対処法は
何の解決にもなりませんので
やらない方がいいですね。
私も「行けば、やる気が出るかもよ!」と言って
無理矢理、連れて行ってしまったことがありました。
しかし、やる気が出ないときは、
何をしても無理矢理行っても、やる気なんて出ないんですね?!
迎えに行ったとき先生から
「今日はちょっと、疲れていたみたいで
時間を短めにしました」と言われたんですね。
その時、子供の気持ちを無視してしまったことに
気付いんたんです。
毎回とはいうわけにはいきませんが
イベントがある日や本当に疲れていて嫌がったときは
子供の様子を見ながら
思い切って習い事を休ませることもありましたよ!
時には休んで気持ちをリフレッシュすることも
大事ですよね?!
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
いかがでしたか?
全体をまとめますと
1.《なぜ習い事が嫌なのか?原因を探ろう》では
原因を探る方法として、私は
・子供本人に聞く
・他の人(パパ)に聞いてもらう
・ママ友に相談
しました。
そこで分かった理由は
① 面倒くさい、疲れているから。
② 習い事の宿題が多くて遊ぶ時間がない。
③ 同じことを繰り返して飽きた。
ですね。
原因はママ友との会話にヒントがありました。
それは
習い事で壁にぶつかったときの
「我慢する」がモチベーション低下の原因に
つながるのかなと思いました。
そこで
2.《辛い時期を乗り超えるための対処法》として
(1)子供に寄り添う
(2)夫婦で話し合って協力する
(3)習い事の先生に相談する
の3つの方法を紹介しましたね!
3.《子供がやる気を取り戻した方法》では
(1)習い事に期限を設ける
やる気UPに繋げるために習い事をいつまで続けるか
具体的な日付を決めることも効果がありましたよ!
(2)学校の授業で習い事が役に立った
4.《やらない方がいい対処法》として
2つ紹介しましたね。
- 「嫌なら辞めれば」という一言は絶対に言わない!
具体的に質問をしてみて、
子供が気持ちを伝えやすいように言葉を
掛けてみて下さいね!
(2) 無理矢理、習い事へ行かせてはいけない
お子さんの様子をみて
疲れている時は無理せず休むことも大切ですよ!
以上となります。
習い事をしていると
子供の「習い事の嫌だ!」を経験すること
ありますよね!
一時的に嫌なのか
辞めたいくらい嫌なのか
なかなか判断が難しいところですね。
まずは子供の気持ちに寄り添って
お子さんに合った対処をし
様子を見ながら進んでいってみて下さいね。