ちょうどおしゃれに興味を持ち始める3歳という年齢。
七五三のときは3歳でもメイクを施し、可愛く変身させてあげたいですね。
今回は、メイクが苦手なママでも簡単にできる七五三のセルフメイク術をご紹介。
ナチュラルメイクでほんのり血色をよくしてあげるだけでOKなので、メイクが苦手なママも安心。
今回は七五三にぴったりのセルフメイク術について詳しく解説します。
3歳の七五三はナチュラルメイクでキュートに!
七五三のメイクというと、真っ赤なリップにピンクのチーク・・・というような
ハッキリとメイクをイメージする方も多いですが、3歳の場合はナチュラルメイクが基本。
ほんのり自然な感じのチークやリップで血色をよくするだけで十分なんです。
これならメイクが苦手なママも失敗知らずですよね。
なぜ3歳の七五三はナチュラルメイクの方が良いのか、その理由は次節で詳しくご紹介します。
3歳の七五三のメイクはなぜナチュラルメイクなの?
大人がイメージするイベントメイクは、自分を盛りたいとき、
目鼻立ちをハッキリさせて華やかに見せたいときに行うイメージですよね。
七五三は子供が主役の日。
素敵な着物を着て、髪の毛もおしゃれにアレンジしてもらうわけですから、
当然、メイクも華やかにした方が良いのでは?と思うでしょう。
しかし、やはりそこは3歳。
自然な感じのナチュラルメイクの方が、まだ幼い顔に似合うんです。
濃い色のリップにハッキリとしたカラーのアイシャドウ、チークなどを使い、
大人のようにアイラインを引いてしまうと、顔だけちょっと浮いてしまいますよね。
可愛い3歳ならではの着物に合ったやさしいメイクをしたほうが、子供らしさが引き立ちます。
また、濃いメイクをすると、敏感肌の子供はトラブルの原因になってしまうことも。
なかには気になってメイクをした目元をこすったり、唇を舐めたりしてしまうこともあるため、
子供の負担を減らすためにもナチュラルメイクがおすすめなんです。
3歳におすすめ!メイクが苦手なママでも大丈夫!失敗しない七五三のセルフメイクのポイントは?
では早速、3歳の女の子に七五三のメイクを施す際のポイントについてご紹介しましょう。
基本は「ナチュラルメイク」ということさえ覚えておけば、
普段の自分のメイクも苦手なママでも失敗せず可愛く仕上げることができますよ。
ファンデーションは付けないでOK
3歳の子のナチュラルメイクの場合は、大人のようにファンデーションは要りません。
ファンデーションがなくても、くすみのないきれいなお肌をしていますから、
変にファンデーションを付けようとしないようにしましょう。
どうしても気になる場合は、軽くポンポンとフェイスパウダーを付けてあげるだけで十分です。
アイシャドウは着物のカラーと合わせて
アイシャドウは着物カラーを取り入れると統一感が出ます。
ピンクの着物なら、淡いピンクを。
イエローの着物なら、オレンジとイエローをミックスしてもいいかもしれませんね。
基本、3歳の七五三の着物はふんわりとしたパステルカラーが多いでしょうから、
濃い目にアイシャドウをのせるよりは、ブラシなどでふんわりと色をのせ、
ぼかしてあげるといいと思います。
アイラインを引く場合は薄く!リキッドはNG
アイシャドウをのせた後、アイラインを引いた方が、目元が締まるな・・・という場合は、
薄く目尻だけ引いてあげましょう。
このときリキッドアイライナーはNG。
濃くなり過ぎてしまうからです。
ペンシルタイプでスーッと薄く引いてあげましょう。
できればブラウンなど肌馴染みの良いカラーがおすすめです。
ちなみに、私の娘は3歳の頃はアイラインを嫌がって引きませんでした。
それでも子供らしい自然なメイクに仕上がりますよ。
マスカラも個人的にはおすすめしません。
ぐずって泣いたときにマスカラの繊維が目の中に入り、トラブルを起こす心配があるからです。
アイブロウはパウダータイプでほんのりと
3歳のメイクあるあるですが・・・、
まだ顔立ちがハッキリとしておらず、眉毛も生えそろっていない子が多いため、
目元をアイシャドウでパッチリさせてしまうと
眉毛が一段と薄く見えて貧相になってしまうんです。
ですから、3歳の子には薄く自然な感じで眉毛を足してあげましょう。
眉毛が薄いな・・・と思う部分にパウダータイプのアイブロウをのせ、
綿棒などで軽くぼかします。
濃すぎないように注意しましょう。
眉毛が整っていない子も、カットする必要はありません。
チークはほんのり!円を描くように
チークはピンク系がおすすめ。
3歳の子の白い肌の血色をよくしてくれます。
チークをのせるときも、ほんのり薄付きが基本です。
ブラシにチークをとったら、円を描くようにクルクル付けましょう。
リップは保湿効果のあるものを使って
いわゆる「口紅」だと濃く出てしまったり、子供が気になって舐めたり触ったりしてしまうため、
できれば色付きリップクリームを使いましょう。
保湿成分も入っているため、唇が荒れてしまう心配がありません。
わが家も、大人でも使えるような色付きリップを使用しました。
ピンクまたはオレンジだと自然な仕上がりになりますよ。
物足りない場合は、グロスをチョンとのせるのもOK。
くれぐれも、唇だけが浮いてしまうような濃いメイクにならないよう気をつけてくださいね。
3歳の七五三のセルフメイクで注意すること
最後に、私自身が実際に娘のメイクをした際に気を付けていたことをいくつかご紹介します。
【注意点①】メイク前は保湿をする
メイクをする前は必ず顔にクリーム等を塗って保湿をしましょう。
特に七五三の本番を迎える11月付近は、乾燥しやすい時期です。
肌トラブルを防ぐためにも保湿クリームを塗ってからのメイクがおすすめですよ。
保湿をたっぷりしておくと、メイクのりも良くなります。
【注意点②】肌に負担のかからないメイク道具を使う
子供が遊びで使う用のメイク道具なら、もともと子供が使うためにつくられているので
肌への負担が少ないはずです。
ですから、可能であれば大人が使うものではなく子供用のメイク道具を使いましょう。
私も子供用のアイシャドウを使いましたが、ほんのり色づく感じなので、
メイクそのものが失敗せずに済みました。
ない場合は、大人のものでも構いませんが、
ママが使い慣れているブランドのものを使うといいですよ。
【注意点③】メイクは必ずしっかり落とす
七五三が終わったら、必ずメイクはしっかり落としてくださいね。
細かな成分が肌に残ったままだと、デリケートな子供はすぐに反応し、
かゆみや湿疹の原因になります。
メイクを落とすときは、ゴシゴシこすらないことも大切!
私はメイク落としシートを使ってから、その後お風呂でよく洗ってあげました。
【注意点④】嫌がるときは鏡で顔を見せながら行う
メイクをしているときは、じーっと座っていなければなりませんから、
動きたい年頃の子にはつらいですよね。
もしメイクを嫌がって動こうとしてしまうときは、手鏡を持たせて、
顔を見せながらメイクをしてあげてください。
「どう?可愛いね」なんてママが声をかけながら行えば、
おしゃれに興味を持ち始める3歳児の乙女心がくすぐられるはず。
私の娘もその気になって、ノリノリでメイクをさせてくれました。
3歳の七五三のメイクはナチュラルメイクがおすすめ まとめ
3歳の七五三は、7歳よりも簡単に済ませたいというママも多いはず。
そんなときにママがわが子のヘアメイクを担当すれば、費用も抑えられますよね。
ただし、3歳はまだお肌もモチモチピカピカですから、
その肌を活かしたナチュラルメイクを施してあげることが大切です。
娘を知り尽くしているママだからこそ、さらに素敵に変身させられるはず。
今回ご紹介したメイク術を参考に、
子供の魅力をより引き立ててくれるようなメイクをしてあげてくださいね。