子育てと仕事の両立が辛い・・・そんな風に思う瞬間は度々ありますよね。
毎日時間がなく、思うように働けないと悩むママもいるでしょう。
そんな子育てと仕事の両立が辛いと感じたら、まずはママ自身の考え方を見直しましょう。
完璧さを求めないことが大切です!!
今回はそんな悩めるママへ、両立が辛いと思う原因や私がおすすめする
働くママの「心構え」についてご紹介します。
子育てと仕事の両立が辛いのは子供が小さいときだけ!
子育てと仕事の両立は、なかなか思うようにいきませんよね。
私も産後に仕事復帰を果たしてから、何度も心と体の限界を感じ、
辞めたいと思ったことがありました。
しかし、子育てと仕事の両立が辛いと感じるのは子供が小さいときだけ。
辛いと感じるピークは、子供が3歳くらいまでで、5~6歳くらいになると、
少しずつ自分のことを自分でできる年齢になるので、多少は楽になっていきますよ。
ただ、幼児期や小学校低学年の頃は、まだママの存在が必要不可欠。
完全に落ち着くようになるのは、やはり小学校高学年以降になるでしょう。
このように考えると、「まだまだ子育てと仕事の両立が辛い時期が続く」
と感じてしまうかもしれませんが、意外とあっという間です。
そう長く続くわけではありませんから、今が大変でもすぐに諦めず、
上手に子育てと仕事の両立をしていきましょう。
私のおすすめ!子育てと仕事を両立させるための心構え
仕事との両立が辛いのは、子供が小さいときだけ!と言っても、
今が辛い!何とかしたい!って思っている働くママも多いのでしょう!
その働くママたちは、決して怠けたいから子育てと仕事の両立が
辛いと感じているわけではありませんよね?!
もっと頑張りたいと思うからこその「辛い」という言葉だと思います。
ではどうしたら、働くママの辛さを緩和することができるでしょうか。
ここでは、実際に私がやっている子育てと仕事の両立に対する心構えについてご紹介します。
【心構え①】完璧さを求めない
最も大事なことは、完璧さを求めないことです。
なぜなら完璧さを求めようとしても、時間もなく、
人手も足りないので、物理的に難しいからです。
むしろ、完璧さを求めることでイライラし、
ママ自身の心も体も壊れてしまう原因になってしまいます。
家事も子育ても最低限のことをすればOKと考えると楽になりますよ。
仕事も、業務時間内に自分ができる精一杯のパフォーマンスをすればOKです。
真面目に取り組んでいれば、必ず理解を得られます。
子供が成長し、少し手が離れてきたら恩返しすればいい・・・
そんな気持ちでやっていると、少し楽になりますよ。
【心構え②】他人と比べない
同じ働くママでも、取り巻く環境と言うのは人それぞれですよね。
自分が辛いと、他人と比べて「あの人はいいなぁ、私なんて・・・」
と卑屈になってしまうものですが、これは避けるようにしましょう。
実は私も働き始めたばかりの頃は、
両親と同居している同僚の働くママのことがうらやましくて仕方ありませんでした。
子供が体調不良でも気軽に預かってもらえたり、家事を手伝ってもらえたりできるので、
その分仕事に集中でき、周りからの信頼も厚いような気がしていたのです。
自己嫌悪になればなるほど、仕事も子育ても上手くいかなくなります。
しかし、「私は私。他人は他人。」このように考え、
良い意味で割り切ることができたとき、
やっと自分のペースで働くことができるようになりました。
子供の年齢だって、パパの仕事だって異なるわけですから、比べようがないのです。
今思えば馬鹿馬鹿しいことで悩んでいたな・・・と思いました。
私のような失敗をしないためにも、むやみに他人と比べて落ち込むことのないように
堂々と自信を持って子育ても仕事も取り組みましょう。
【心構え③】仕事のやり方を変えてみる
子供が小さいうちは、仕事そのもののやり方を変えるのも一つの方法です。
たとえば、
・正社員ではなくパートや契約社員として働く
・時間の融通が利く職場(部署)に変更する
・在宅ワークを取り入れる
など。
私の場合ですが、産後に仕事復帰した際は、それまで働いていた部署を辞め、
もっと時間に融通が利き、仕事内容の負担が少ない部署に変更しました。
最初は新しい仕事を覚えることが苦痛でしたが、
それでも子供が体調不良のときなどは、気にせず休むことができたので良かったと思っています。
現在は子供が小学生に上がったので、勤務時間を延ばし、
プラスαの新たな仕事を請け負うことで仕事へのやりがいも持てるようになりました。
なかなか子育てとの両立が難しいという場合は、
仕事のやり方を見直すというのもおすすめですよ。
一度上司に相談してみるといいかもしれませんね。
なぜ子育てと仕事の両立は辛いの?その根本原因とは?
さて、前章で私のおすすめする『子育てと仕事を両立させるための心構え』をお伝えしましたが、
皆さんご自身の考え方・心構えを変えられそうですか?
なかなか難しい?!
やはり、子育てと仕事の両立が辛い!と思ってしまう根本原因を知らないと、
考え方を変えるのは難しいかもしれませんね。
そこでこの章では、その根本原因を探っていきたいと思います。
日本では共働き家庭が増えているにも関わらず、
多くのママは子育てと仕事の両立が辛いと、なぜ感じているのでしょうか?
【原因①】とにかく時間がない
働くママにとっては、一日24時間では足りない!と思う瞬間は多いですよね。
朝は毎日戦争のようにバタバタしていて、子供を送り出した後は出勤し、
仕事後は保育園のお迎えや買い物、夕食の支度からお風呂、寝かしつけ・・・。
寝る間も惜しんで家事、子育て、仕事を頑張るママは多いと思います。
共働き家庭でも家事や子育ての負担はママ一人が担うことが多いので、
このように時間がなくて辛いと思ってしまうのかもしれませんね。
子供がある程度大きくなれば、ママのお手伝いもできるので、
多少はママの負担が軽減されるはずですよ。
【原因②】パパの理解が得られない
家計のため、子供の教育費のため・・・と働きに出たはいいものの、
子育てと仕事の両立がストレスになってしまっている場合、
パパに「辞めれば?」の一言を言われたことのあるママもいると思います。
このようなパパの理解が得られない、
協力が得られないことが最も辛いと感じるママもいるでしょう。
ママにとって仕事は、収入だけのメリットではありません。
その後のキャリアや、ママではない自分の価値を高めたいという想いもあります。
そんな気持ちをパパたちにも理解してもらえると助かりますよね?!
【原因③】思うように働けないもどかしさ
子供が小さい頃は、頻繁に体調を崩します。
そのため、何度も会社を休んだり、早退したりしなければならず、
思うように働けないと悔しい思いをするママも多いです。
職場の理解が得られないと、余計に辛いと感じるでしょう。
【原因④】子育ても仕事も中途半端になってしまう
時短勤務をしたり、急にお休みになったりと、仕事も中途半端。
子供と触れ合う時間が仕事によって削られてしまったことで、子育ても中途半端。
そんな風に悩んでいるママも多いですよね。
どちらも自分が思い描いていたようにバランスよくできていないことにイライラしたり、
自己嫌悪になったりすることは、働くママの「あるある」なのではないでしょう。
まとめ
働くママというのは、自分の時間をゆっくり過ごせないほど、
目まぐるしい日々を送っていますよね。
心も体も追いつかず、辛いと思うことも多いでしょう。
しかし、仕事をしているときの顔は、おそらくママである自分とまた別モノですよね?!
一人の女性として自分を発見し、新たな出会いもあって楽しいと感じることもあるはずです。
周りの協力や理解を得られることがベストではありますが、なかなかそうもいかない場合は、
ママ自身の考え方を変え、少しでもママが気持ちよく過ごせるようにしましょう。
子育てと仕事の両立が辛いと感じるのは、そう長く続くわけではありません。
今だけだと割り切って、バランスよく子育てと仕事を両立するようにしてくださいね。