あなたのお子さんは絵本が好きですか?
「うちの子は好き、けっこう読むよ!」と答える方もいれば
「うちの子なかなか絵本を読んでくれなくて…。」
「読み始めたのはいいけど、途中で違うことをする…。」
「読み聞かせをするけど聞いてくれない。」など
困っているママさん、パパさんもいますよね。
育児関係の情報を見たり、聞いたりしたことがある方ならご存知かと思いますが
絵本を読むメリットってとても魅力的です。
私もそんな魅力に惹かれ、我が子達に絵本を積極的に進めていました。
がしかし、親の思い通りにならないのが子供・・・
絵本を読まないどころか、興味すら持ってくれませんでした。
「一緒に絵本を読もうよ」と誘っても「えーどうしようかな」という感じで
乗り気ではない様子。
そんな子供達ですが、今は毎日一緒に読書をしています。
今回は絵本をなかなか読まない子供のために
私が工夫した4つのことを紹介しますね♪
絵本を読まない原因とは?!
絵本よりも他の遊びを優先してしまう?!
子供って自分の気持ちに正直ですよね。
もちろん、正直なのはいいことですよ!
やりたいことは自ら進んでやるけど、やりたくないことはやらない。
または後回し・・・
そのため、遊びたいおもちゃやゲーム、見たいテレビがあれば
絵本よりそちらを優先してしまいます。
いつでも手の届く棚に本を置いているけど
なかなか読んでもらえない本達。
優先順位が一目瞭然です。
絵本を読む必要性を感じていない?!
「絵本を読むと国語力がつく」と意識して
読む子ってなかなかいませんよね。
どちらかというと、私たちママさんの方が
絵本を読む必要性を感じて絵本を進めていませんか?
子供に絵本の効果を伝えても、それを理解するのは
まだ難しいことだと思います。
絵本を読む必要性よりも
まずは「絵本を楽しむ」ことにフォーカスしてみましょう?!
子供は文字を読むのが面倒くさい?! 聞くのも面倒くさい?!
我が家の子供達も基本的に「読む」、「聞く」という行為が
面倒くさいと感じるようです。
大人にとっては簡単に読める文字も、字を覚えたての子供にとっては
読みづらいときがあります。
すらすら読める子供でも、文章が長いと読む気を失ったり
途中で面倒になったりします。
なので、読み聞かせをしても集中して
聞き続けることが難しいんですよね?!
「ただ読む」、「ただ聞く」という行為は子供にとって
苦痛に感じてしまうのかもしれませんね。
絵本を楽しく読む工夫とは?!
親子で一緒に読むようにしましょう?!
「絵本、本を読む=一人で静かに」
というイメージが強いですよね。
今回はぜひ、お子さんと一緒に絵本を楽しむという
イメージを持って頂けたらと思います。
子供はパパやママと一緒に何かをするのが好きですよね。
また、近くで見守っていてくれたら安心できます。
お子さんと肩を並べたり向き合ったりしながら、
一緒に楽しい読書の時間を過ごしてみて下さい。
子供の好奇心を刺激する絵本を選んでみよう?!
子供は好奇心旺盛です!
わくわく、ドキドキ大好きですよね。
「読むだけ」「聞くだけ」だけじゃつまらない!
そんな子供達におすすめの絵本を紹介します。
* 仕掛け絵本(絵本に細工されているもの) *
開くと何かが飛び出してくる絵本、
ひっぱったり、音が出る絵本、
物語の舞台になっている絵本など様々です。
内容も動物や恐竜、食べ物、乗り物、街、童話など
種類もたくさんあります。
お子さんの好きなもの、興味があるものから一緒に読んでみましょう。
お互いに物語を創作しながら読み進めるのも楽しいですよ。
* 迷路絵本 *
迷路の本も簡単な物から難しい物まで様々な種類があります。
おすすめしたいのは「迷路シリーズ」です。
ページをめくる度に場面が変わり
迷路をしながらゴールを目指します。
親子で協力してゴールを目指したり、出される課題をクリアしたり
けっこう夢中になります。
最初はお子さんの年齢に合わせて選び、慣れてきたら
難しい迷路にチャレンジするのもいい刺激になると思いますよ。
* なぞなぞ絵本 *
絵本のページをめくりながら
書いてあるなぞなぞ問題を解いていきます。
文章問題、暗号、パズルなど様々な謎解きに挑戦!
探偵になったつもりで楽しめます。
謎解きってワクワクしますよね。
答えを知りたい、謎を解きたいという
子供の探究心、考える力が発揮されます。
分からない時は親御さんがヒントを出したり
手助けしながら一緒に読み進めてみてください。
「解決できた!」という達成感も味わえますよ。
読む場所と時間を決めましょう?!
絵本を読む時間と場所を決めていますか?
* 時間について *
忙しくてなかなか絵本を読む時間がなかったりしますよね。
私もそうでした。
子供も限られた時間だと思うと、優先してやりたいことがあるのか、
元気に起きているときは本をほとんど読みませんでした。
[時間を決めて習慣化してみよう!]
皆さん、それぞれ都合の良い時間帯があると思いますが
おすすめは “夜 寝る前” です。
理由は、家事も一段落し、子供も寝るタイミング
お互いの時間を合わせやすいと思います。
また、寝る前にトイレへ行く、歯磨きをするなど
決まった習慣がありますよね。
同じように読書も時間とタイミングを決めておくことによって
習慣化しやすくなります。
“夜 寝る前の10分間”など、お互いが負担にならない時間でいいと思います。
「絵本を読む」→「寝る」という習慣を作ってみましょう。
* 場所について *
我が家は以前、リビングで読むようにしていました。
しかし、リビングって誘惑が多いんです。
おもちゃ、テレビ、ゲーム、iPadなど。
子供から「絵本」を選ぶということは
ほとんどありませんでした。
読んでいても誘惑が多いので途中で放棄なんてことも。
[場所を変えてみよう!]
そこで、絵本を読む場所を変えました。
おすすめの場所は “寝室” です。
理由は、“寝室”って基本的に
ベッドや布団類しかないですよね。
つまり、子供を誘惑するものがほぼないからです。
寝室にちょっとした本棚を置いて
選んで読めるスタイルにしておくことで
自然と絵本に手が届くようになると思います。
今では、(夜 寝る前に寝室で、好きな本を読む)→(最後に私が読み聞かせ)→(寝る)
という流れが我が家の習慣になりました。
図書館へ行こう?!
家にある本にも飽きてきたなと感じたら
ぜひ、図書館へ行ってみるのがおすすめです。
図書館は置いてある絵本や本の種類がたくさんあります。
何を読もうか迷いながら選ぶことも楽しいですよ。
そして、図書館の雰囲気を味わうことができるというのも魅力だと思います。
図書館のマナーやルールを学ぶこともできます。
家とは違った雰囲気で読書することも
子供にとってはいい体験になります。
絵本を楽しく読んでもらうためのポイントとは?!
強制しないようにしましょう?!
無理矢理読んだり、読ませるのは良くありません。
子供の気持ちを無視して絵本を強制してしまうと
絵本を嫌いになってしまう恐れがあります。
読む気分にならない日は諦め
またの機会にすることも必要です。
お子さんのペースに合わせて無理のない範囲で
読書時間を作ってみましょう。
長時間にならないようにしましょう?!
子供の集中力はどれくらいの時間継続できるかご存知ですか?
ある資料によると、未就学児から小学校低学年は年齢+1分程度、
小学校高学年から中学生は15分程と言われています。
長時間読むことによって集中力が切れ、疲れ、嫌になる、
寝るのが遅くなるなど弊害が出てきてしまっては困ります。
集中力が続く時間内で読めるようにするのが好ましいと思います。
「○分間、読書しようね」と声を掛けてから行うことで
心の準備ができていいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
全体をまとめてみますと、
子供が『絵本を読まない原因』には、
1) 絵本よりも他の遊びを優先
2) 絵本を読む必要性を感じていない
3)文字を読むのが面倒くさい! 聞くのが面倒くさい!
でしたよね?!
でも、親としては何とかして子供に絵本を読んでほしい!
絵本の楽しさを知ってほしいって思いますよね?!
そこで、『絵本を楽しむ工夫をしましょう』ということで
1) お子さんと一緒に絵本を楽しむ
2)子供の好奇心を刺激する絵本を選んでみる
① 仕掛け絵本
② 迷路絵本
③ なぞなぞ絵本
3) 読む場所と時間を決める
① 時間を決めて習慣化
⇒ 私のおすすめは、「夜 寝る前」ですね?!
② 場所を変えてみる
⇒ どうしてもリビングになりがちですが、私のおすすめは「寝室」です!
4) 図書館を利用する
また、子供が絵本を楽しく読んでくれるポイントは
1) 強制しない
2) 長時間にならないようにする
以上をお伝えしてきました!
一つでも参考になったら幸いです。
常に子供と遊んだりコミュニケーションを取ったりするのは
時間的にも体力的にも難しいですよね。
親には親の都合があり、子供には子供の都合があり。
だからこそ、読書の時間は親子の特別な時間だと思って
一緒に楽しみ、絆を深めて頂ければ嬉しいです。