雨の日に子供を乗せて自転車で送迎するママは多いですよね。
視界が悪く、雨音で周囲の音も聞こえにくい中の運転は、非常に危険。
私も何度も「危ない!」と感じたことがありました。
そこで今回は、私が体験したことや聞いた危ない話を踏まえ、
特に注意すべきポイントをご紹介します。
スピードの出し過ぎに注意する、目視をして道路を渡るなど基本的なことですが、
雨の日には特に注意し事故から子供を守りましょう。
雨の日の子乗せ自転車はいつも以上に安全運転を!
雨の日に子供を幼稚園や習い事へ送迎するというママ。
これまで「危ない!」と思ったヒヤリハットした経験はありませんか?
私も子供を自転車に乗せるようになり、最初はとても慎重に運転していたのですが、
慣れて来たり急いでいたりすると、スピードを出してしまうこともあり、
雨の日に「危ない!」と感じた経験が何度かあります。
親子で交通事故に巻き込まれないよう、雨の日は特に安全運転を心がけたいものですね。
ではなぜ、雨の日はいつも以上に安全運転を心がけた方が良いのか、
その理由は次節で詳しくご紹介します。
雨の日はいつも以上に安全運転を心がけた方が良い理由とは?!
いつも安全運転をしている、交通ルールに違反せず乗っている・・・というママでも、
雨の日は特に注意が必要です。
これは実際に私が経験したり聞いたりしたエピソードから、
雨の日は特に危険だなと思うことが多かったからです。
早速、なぜ雨の日に限ってトラブルのリスクが高くなるのか、その理由についてご紹介します。
雨の日は周囲の音が聞こえにくいから
雨の日というのは、雨音で周囲の音が聞こえにくいですよね。
加えて、ママもレインコートをしっかりかぶって運転しているので、
音が聞こえにくい状態だと思います。
後ろから車やバイクが接近していても、気が付かないこともありますよね。
道路を渡るときに、車やバイクと衝突してしまった・・・なんて大事故につながらないよう、
雨の日は特に運転に気を付けなければいけません。
雨の日は路面が滑るから
自転車だけでなく車でも徒歩でも感じることですが、
雨の日は路面が濡れているので非常に滑りやすい環境です。
ブレーキをかけてもすぐに止めることができなかったり、滑って転倒したりおそれもあります。
子供が乗っているとバランスを崩しやすいですから、特に注意が必要ですね。
雨の日は早く目的地に着こうと焦るから
レインコートを着て運転する不快さから、
雨の日はなるべく早く目的地に着きたいと思いますよね。
その分、焦りが出てスピードを上げてしまうママもいるでしょう。
私も、なるべく濡れたくない!という思いから、
いつも以上に必死にペダルを漕いでしまうことがあります。
スピードを上げれば、その分、ブレーキをかけても止まれなかったり
滑ったりする危険度が上がりますから、やはり焦りは禁物だなと思います。
雨の日は視界が悪いから
レインコートを着て自転車に乗っていると、音が聞こえないだけでなく視界も悪くなりますよね。
雨除けのツバが付いているものでも、曇ってしまうと前が全然見えません。
視界不良になることで、見通しの悪い交差点がいつも以上に危険な場所になります。
現役ママの体験談からわかる雨の日の自転車で気を付けたいポイントは?
では具体的にどんなところに気を付けて、雨の日の運転をすれば良いのでしょうか。
ここでは、私自身が体験したことや周りで起きた出来事を参考に、
雨の日で特に気を付けたいポイントをご紹介します。
スピードの出し過ぎに注意する
先ほどもご紹介したとおり、雨の日は濡れたくないから・不快だから・・・と
早く目的地に着こうとスピードを出し過ぎてしまうこともあると思います。
特に電動アシスト自転車の場合は要注意!
私のママ友で、焦ってスピードを出し過ぎたせいでコーナーを曲がり切れず、
縁石に思い切りママの足の小指をぶつけて骨折してしまった・・・という出来事がありました。
おそらく、雨で路面が濡れていて滑りやすかったのでしょう。
急なカーブを曲がり切れず、思わず足を着いた瞬間に、
衝撃で足の小指をケガしてしまったようです。
幸い、転倒はしなかったので子供がケガをすることはなかったそうですが、
その後、ママは松葉杖生活になり、とても不便な想いをしたのだとか・・・。
軽く漕げる電動アシスト自転車は便利ですが、
うっかりスピードを出し過ぎてしまう危険があるので、特に雨の日は注意したいですね。
正しい姿勢で子供を乗せる
天候が不安定な日は、突然、大雨が降ってくることもありますよね。
そんなとき、子供を急いで後部シートのレインカバーの中に乗せると思いますが、
これが意外と落とし穴!
「早く乗って!」などと焦って子供を乗せて、サッと家に帰ろう・・・と思ったとき、
子供がきちんと乗れておらず、安全ベルトが外れていたり
足がステップに乗っていなかったりすることもあるでしょう。
安全ベルトが外れている状態だと、うっかりママが転倒した際、
子供が落下してしまう危険があります。
ヘルメットをし忘れたときなんて、頭を打って大事故につながることもあり、怖いですよね。
これも私のママ友が体験した話ですが、急な雨に慌てて子供を乗せた際、
子供の足がタイヤ部分に挟まってしまい、ママは知らずに自転車を発進させてしまったそうです。
すると、突然タイヤが動かなくなり、子供が大声で泣きだしたのでびっくりして後ろを見ると、
なんと子供の足が長靴ごとタイヤに巻き込まれてしまっていたのだとか!
車輪に絡まった足はなかなか抜けず、結局通りがかった男性が手伝ってくれて、
長靴をハサミで切って足を救い出すことができたそうです。
結局、子供の足は骨折していたそうで、全治1ヶ月もかかったとのこと。
どんなに急いでいても、子供がしっかり乗れているか確かめてから
運転することが大事なんだなと改めて気づかされました。
道路を渡るときは必ず目視する
これは私のヒヤリハットエピソードです。
信号のない道路を渡ろうとしていたとき、後ろから左折しようする車に全く気が付かず、
もう少しで衝突事故を起こしてしまうところでした。
その車は、いわゆるエンジン音が静かな車で、ザーザーとした雨の音もあって、
背後から近づいてくる車の音に、私は全く気が付きませんでした。
左右は確認していたのに、後方確認を怠っていたことをものすごく反省!
雨の日で焦っているときだからこそ、やはり目視をし、
前後左右しっかり見て渡らなければならないと感じた瞬間でした。
車を運転する側も、雨の日は視界が不良でしょうから、お互いが気を付けなければなりませんね。
雨の日の子乗せ自転車は危険がいっぱい!気を付けたいポイントは?まとめ
いかがでしたか?
雨の日は、どうしても視界も悪く周囲の音も聞こえづらい環境ですから、
事故につながる危険がいつも以上に高くなってしまいます。
だからこそ、今回ご紹介したようなポイントを中心に、
無理のない運転を心がけることが大切ですね。
誰もが一度は経験する、子乗せ自転車でのヒヤリハット体験。
命にかかわる深刻な事故につながらないように、普段から子供を乗せているという緊張感を持ち、
雨の日はいつも以上に安全運転を心がけましょう。