離乳食が進み、色々な食材を食べられるようになった赤ちゃんへ
そろそろおやつを食べさせてみようかな?と思っていたのに、
いざ与えてみると「食べない!」なんてこともありますよね?!
赤ちゃんはおやつが大好きなものと思っていたので、
食べないと心配になるママもいるでしょう・・・。
一体なぜ、おやつを食べてくれないのでしょうか?
今回は、考えられる原因と私も試した対処法を含め、いくつかを纏めてみました。
おやつを食べないと悩んでいるママの参考になれば幸いです!
赤ちゃんがおやつを食べない原因は?
赤ちゃんがおやつを食べないときは、以下のような原因が考えられます。
わが子の様子を見ながら、なぜ食べてくれないのか理由を探ってみてくださいね。
【原因①】お腹が空いていないから
離乳食や授乳でしっかり栄養をとれている赤ちゃんは、
お腹が空いていないことがあるかもしれません。
また、離乳食とおやつの時間の間隔が狭いと、
まだお腹が空いていないこともあります。
この場合は無理に与える必要はありません。
離乳食や授乳を優先させるようにしましょう。
【原因②】遊びに夢中だから
何かに夢中になって遊んでいると、おやつに関心を示さない場合があります。
おやつも離乳食同様、何かをしながら食べるのは良くないので、
本人が欲しがらなければ無理に与える必要はないでしょう。
【原因③】おやつが大きくて食べにくいから
赤ちゃんがおやつを欲しがっていたのに、いざ与えてみると食べない・・・
という場合は、おやつが食べにくいからかもしれません。
サイズや硬さなど、月齢に合ったおやつかどうかを今一度見直してみるといいですよ。
【原因④】おやつの味が嫌いだから
赤ちゃんの中には、意外とおやつにこだわりを持つ子もいるそうです。
この味が苦手、この食感が苦手・・・など、
気になる事があると食べてくれないこともあるでしょう。
私も以前、娘におやつを与えてみたところ、
一口食べたら「もういらない」とプイっとされたことがありました。
考えてみると、それは初めて娘に与えるおやつだったので、
「いつものおやつじゃない!」と嫌がられたのかもしれません。
せっかくの手作りおやつを与えても、
市販のベビーせんべいの方が慣れていると、
そちらを好んで食べてしまう赤ちゃんもいるそうですよ?!
【原因⑤】おやつの量が多すぎるから
もともと食が細い子の場合は、
おやつもほんの一口で満足してくれることがあるようです。
おやつをたくさん食べるより離乳食を食べてくれた方がいいので、
このような場合も無理に食べさせる必要はありません。
少量ずつ与えられるように、おやつを小分けにして用意するなど
工夫するといいかもしれませんね。
私も試した『赤ちゃんがおやつを食べない』ときの対処法
赤ちゃんが食べないのなら、無理におやつを与えなくてもいいのですが、
そうは言ってもおやつの時間を親子で楽しみたいというママもいますよね?!
また、外出時など少し普段と違うスケジュールになったときに、
おやつを食べることで空腹が満たされることもあるため、
食べ慣れているおやつが1~2種類あると便利でしょう。
赤ちゃんがおやつを食べなくて困っているママは、
以下のような対処法を参考に「食べやすい環境」を整えてみてください。
【対処法①】味や食感を変えてみる
味や食感の違いに敏感な赤ちゃんには、
異なる種類のおやつを与えて好みを探ってみるといいでしょう。
私の娘は、甘いビスケットなどのおやつが苦手で、
逆に塩気のあるおせんべいなどを好んで食べていました。
おやつ=甘いお菓子という私の思い込みから、
ずっとビスケットや蒸しパンのようなものを与えていたんです・・・
「何で食べないのだろう・・・」と悩んでいましたが、
今思うと好き嫌いが関係していたのかもしれませんね。
赤ちゃんの好みを見極めるためにも、
毎回少し違った味や食感のおやつを与え、様子を見てみてくださいね。
【対処法②】違うおやつを与えてみる
前述したように、赤ちゃんによっては味や食感の好みがあります。
「昨日食べたおやつがいい!」と思って、
赤ちゃんは食べてくれないのかもしれません。
また、新しい種類のおやつを与える場合は、
警戒して食べてくれないこともあります。
おやつはお菓子だけに限りませんから、
普段食べ慣れているフルーツや小さいパンなどを与えるのもOKです。
なかなかおやつを食べてくれない場合は、
別のものを用意してあげるといいかもしれませんよ。
特に外出時など、おやつを持って行く場合は、2~3種類持って行くと安心ですよね。
【対処法③】食べやすい大きさにカットする
与えたおやつの大きさが、赤ちゃんにとって大きすぎる場合は、
一口サイズにカットしてみるのもおすすめです。
特に果物やパン、おにぎりなどをおやつとして出す際は、
赤ちゃんが自分で口に入れやすいサイズにするといいですよ。
大きすぎると、自分で口に入れた時に頬張り過ぎて、
うまく嚙み砕くことができず、のどに詰まったり、
口から出してしまったりすることもあるので気をつけてあげてくださいね?!
【対処法④】おやつの時間を見直してみる
赤ちゃんにおやつを与える場合は、
食事の時間とおやつの時間の間隔をうまく調整するようにしましょう。
保育園などでは、15時におやつを食べることが多いようです。
あまり遅すぎてしまうと、今度は夕飯に差し支えてしまうので注意しましょう。
もし15時におやつを出してもお腹がいっぱいで食べてくれないようなら、
無理に与えなくても大丈夫。
食事でしっかり栄養をとってもらいましょう。
赤ちゃんにとっておやつとは?!
赤ちゃんにとっておやつと言うのは、あくまで「補食」ですから、
一度の食事で摂取できない栄養を補う目的で与えるものです。
赤ちゃんがしっかりご飯を食べられているのであれば、
無理におやつを与えなくても問題ありません。
赤ちゃんがおやつを食べないことで、
ママがストレスになってしまわないように、
おやつのあり方について考えてみるといいかもしれませんね?!
まとめ
いかがでしたか?
そもそも赤ちゃんにとっての「おやつ」は、
大人と意味合いが違うので、食べないのなら、無理に食べさせる必要はありません。
しかし、色々な味と食感を経験し、
食の楽しさを経験させるという意味では、
おやつは大切なものかもしれませんね。
赤ちゃんがおやつをどうしても食べてくれない場合は、
今回ご紹介したような原因を探り、
それに見合った対処法を試してみてください。
親子で楽しいおやつタイムを過ごせたらいいですね。