ワンオペ育児は、ママにばかり負担がいってしまい、
ストレスを抱えていることが多いですよね。
積もり積もったイライラが爆発し、離婚に発展するケースもあると言います。
せっかく築き上げた家庭。
子供のためにも夫婦仲良くいることが理想ですよね。
我が家でもワンオペ育児に対するパパの態度に堪忍袋の緒が切れて、
大喧嘩してしまったことがあります。
幸い、その時は夫婦でトコトン話し合い、パパの役割分担を決めてお願いしたことで、
離婚までには至りませんでした。
そこで今回は、そんな我が家でも実践した、
ワンオペ育児が原因の離婚を防ぐ対策についてご紹介しますね。
ワンオペ育児は離婚の原因になることがある?!
夫婦どちらか一方に育児や家事の負担がかかる「ワンオペ育児」。
日本の場合は、ほとんどがママ側に負担が偏ることが多いですよね?!
「女性なんだから育児や家事をして当たり前だ~」なんて、
何もかもママに押しつけてしまっているパパ。
もしかしたら、ママのイライラが積もりに積もって、
離婚に発展するかもしれませんよ!!
ワンオペ育児そのものが原因のケースもあれば、
育児や家事に無関心なパパに対する苛立ちから、
夫婦の溝が深まり、結果的に離婚に至るケースも少なくないそうです。
「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔しても、
一度深まった溝を埋めるのは大変なこと。
ママとパパの気持ちが完全に離れてしまう前に、
早めに対処するようにしましょう。
ワンオペ育児離婚を防ぐには?心がけたい3つの予防策
夫婦の宝でもある子供を授かることができても、
育児や家事の負担が原因で離婚してしまっては、なんだか本末転倒ですよね?!
子供の幸せを考えれば、このようなことが原因で離婚するのは避けたいもの。
ワンオペ育児に苦しんでいるママは、
離婚を回避するために以下のような対策をとるようにしましょう。
【予防策①】とことん夫婦で話し合う
ワンオペ育児は、ママとパパとで、考え方にズレがあることが多いようです。
「女性=家庭を守るもの」
「男性=外で働くもの」
というような、日本特有の古くからの考え方が根強く残っていることもあり、
女性がバリバリ社会進出し、活躍するような時代であっても、
尚、「女性は育児や家事をして当たり前」と思っている男性は少なくありません。
また、このような考え方を持った両親に育てられたことで、
当たり前のように自分も同じ感覚でいるという男性もいるかもしれませんね。
まずは、この考え方を改めてもらうことからスタートしましょう。
それには、夫婦の話し合いが必要です。
話し合うことで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
もし、夫婦だけで話し合うと喧嘩に発展してしまう・・・という場合は、
思い切って第三者に相談するのもいいでしょう。
最近は、「夫婦カウンセリング」というものもあります。
専門家に話を聞いてもらいながら、一緒に夫婦間の問題を解決していけるので、
離婚回避に一役買ってくれるかもしれませんよ。
第三者がいることで、冷静に話し合うことができるというのも魅力の一つ!
離婚予防策として、とことん話し合いをしてくださいね。
【予防策②】明確な分担表をつくる
ワンオペ育児になる原因の一つには、
パパが「何をしていいか分からない」ということもあるようです。
ママからしたら「わかるでしょう?!」と思うような、
ごく当たり前の育児や家事ですら、不慣れなパパには気が付くこともできません。
これにより、お互いイライラしてしまうようであれば、
いっそのこと「分担表」を作成し、誰が何を担当するかを明確に決めておきましょう。
たとえば…
■パパの仕事
・朝のゴミ出し
・お風呂掃除
・子供をお風呂に入れる
・食器洗い
・週末の公園遊び
■ママの仕事
・掃除
・買い物
・食事の支度
・寝かしつけ
・洗濯
などのように、仕事を明確にし、表にしておくことで、
何をやればいいのかが、とても分かりやすくなります。
わが家は、パパが仕事で朝早く、夜も遅いので、
普段はゴミ出しくらいしか頼めませんが、
その代わり、パパが休みの日は、買い物と食事の支度をすべてお任せしています。
もちろん、子供のお風呂や公園遊びも。
夕食の支度があまりにもマイペース過ぎて、イライラすることもありますが、
そこは任せているため、グッと我慢です。
このように、任せたからにはあまり口を出さずにいることも、
夫婦のトラブル回避の予防策だと思います。
パパに任せることで、パパの家事や育児のスキルもアップするのでおすすめです。
【予防策③】伝え方に気を付ける
ワンオペ育児でイライラが募ると、どうしてもとげとげしい言葉になりがちですよね。
「私だって頑張っているんだから、あなたも少しはやってよ」
「あなただって父親でしょ。子供の面倒見なさいよ」
など、つい強い口調になり、相手としては責め立てられている気持ちになるでしょう。
ママの言い分は決して間違いではないのですが、
伝え方を間違えると、相手も感情的になり、話がこじれてしまいます。
どんどん夫婦の溝が深まり、離婚を選択せざるを得なくなることも。
売り言葉に買い言葉で、「俺だって仕事で疲れているんだよ!」
「稼いでやってるのに!」と、大喧嘩になってしまうのは避けたいですよね。
実は私も、子供が生まれたばかりの頃は、夜泣きで全く起きない夫にイライラが募り、
しょっちゅう大喧嘩していました。
しかし、もう少し相手に寄り添うような伝え方ができれば、
もっとお互いに素直になれただろうな・・・
と今なら思えます。
「今、赤ちゃんの授乳で忙しいから、食器洗いをしておいてくれると助かるんだけど・・・」
「この日は、子供の幼稚園の行事で遅くなるから、夕食の支度をしておいてくれると嬉しいな」
などのように、「私」を主語にして伝えると、
相手に押し付けがましく聞こえたり、命令口調に聞こえたりしないので、
反感を買うことがありません。
これを「 I メッセージ(アイメッセージ)」と言うそうです。
普段から何かをパパに頼みたい時は、
「アイメッセージ」を活用すると効果があるかもしれませんよ?!
まとめ
ワンオペ育児で離婚は、子供にとっても悲しいこと。
子供にとっては、いつまでもママであり、パパです。
家族みんなが笑顔で過ごせるように、
夫婦のすれ違いは早めに対処することが肝心ですね。
今回ご紹介したような予防策を参考に、
ワンオペ育児の負担を少しでも減らす工夫を取り組んでみてください。
そうすれば、最悪の事態である『ワンオペ育児離婚』を回避できるかもしれません。
いや、回避するために是非、予防策を講じ、楽しい家族・夫婦でいられるよう
ママ・パパともに努力していきましょう!