小学校に入るとグンと減るママ友との付き合い。
しかし、機会は減っても、うっかりした言動でトラブルに発展することがあります。
そこで今回は、小学校のママ友との間で起こり得るトラブルについて
現役ママの私の知識・経験を踏まえてご紹介。
子どもの成績や評価について自慢したり、子ども同士のトラブルが原因だったりと
幼稚園とは違ったトラブルがあるため注意しましょう。
小学校ならではのママ友トラブルがある!
小学校と幼稚園のママ友トラブルは、子どもが成長するが故に起こることが多く、
トラブルの内容も質も大きく異なります。
たとえば、
「○○ちゃんのママはいつも子どもの自慢をする」
「○○ちゃんのママにうちの子は背が低いとバカにされた」
など、子どもの容姿や能力などによって嫉妬からトラブルになることがあります。
これは本人が「そんなつもりで言っていない」ということでも起こり得るトラブルなので、
うっかりした言動が後々トラブルのもとになることも・・・。
このように小学校に入れば、また別のママ友トラブルが待ち受けています。
ママ友付き合いが減ったとはいえ、安心できないので注意しましょう。
なぜ小学校は幼稚園と違ったママ友トラブルになるの?
小学校に入ると幼稚園と違ったママ友トラブルが増えることがありますが、
それは一体なぜなのか、私が実際に感じたことを踏まえてご紹介します。
色々な親子がいるから
幼稚園との決定的な違いは、人数。
小学校とでは規模は違いますから、それだけ多くの人と関わるわけです。
当然、合わない人も多くなりますよね。
気の合わない人、教育方針が合わない人と関わってしまうと、
余計なトラブルを起こすこともあります。
子どもの能力差が顕著に出始めるから
幼稚園と比べると、小学校は子どもの能力差が出始めますよね。
算数が得意な子、苦手な子。
スポーツが得意な子、苦手な子。
常にリーダーシップをとって目立つ子、そうでない子・・・など。
このように個性が出ることで、「いつもあの子ばかり目立って・・・」など、
嫉妬心からトラブルに発展することもあるでしょう。
子どもも自己主張がハッキリしてくるから
子どもの世界でもトラブルが増えるのが小学3年生くらいから。
ちょうどお互いの主張をし始める時期ですが、大人のように譲り合ったり遠慮したりがないので、
とことん気持の赴くまま喧嘩することもありますよね。
小学校の場合は親が関与することが多いですから、
これまで親しかったママ友とも亀裂が走ることもあります。
小学校ママ友とのトラブルを回避したい!3つのNG行動!
小学校でママ友トラブルが起こると、6年間という長い間気まずい思いをすることになるので、
できればトラブルは避けたいですよね。
そこで現役ママの私の経験や知識から、
ママ友付き合いで気を付けたい3つのことについてご紹介します。
意外とうっかりやってしまいがちなことばかりなので、ぜひ気を付けてくださいね。
子どもの成績や他人の子の成績について言及する
ママ友の会話の中でよくある「子どもの話」。
一見、普通のやり取りに見える内容でも、
受けとる側によっては嫌味や自慢に聞こえてしまうので注意しましょう。
「うちの子って本当にダメだから、○○ちゃんが羨ましいよ」など、
相手の子を褒めるつもりで言った話も、相手のママにとっては
気持ちが良くないこともあるんですよね。
難しいですよね・・・。
私のママ友も、
「聞いてよ~!うちの子、今回通知表でAがたったの12個しかつかなかったんだけど・・・」と
愚痴を言っていたのですが、「いやいや、うちの子なんて10個しかないから」と
ツッコミたくなったことがあります。
人によって感じ方・考え方が様々なので、知らない間に傷つけていることがあるのかも・・・と、
このとき私は身をもって反省しました。
成績に関することは、うっかりでも言わない方が良さそうですね・・・。
子どもの容姿について言及する
子どもの成績だけでなく、容姿について言及するのも NG。
私が先日、ついやってしまった失敗談なんですが・・・。
私の娘は身長が高い(高すぎる)ことがコンプレックス。
小学2年ですが、見た目は4年生並なので、身長が低くて可愛らしい女の子が羨ましく、
「いいよ、お人形さんみたいで凄くカワイイじゃない!」と
平均より小さい女の子のママに言ったら、
「いや、身長が本当に伸びなくて、こないだも近所の年長さんの子に抜かされたんだけど・・・」
と神妙な顔で言われてしまったんです!
そう、人によって悩みやコンプレックスは様々ですから
余計なことは言わないに越したことはないのだと思います。
以前、他のママ友からアドバイスされたのは、
「同い年の友達に洋服のお下がりは NG」ということ!
体が小さいことを気にしているママもいるので、
絶対に同い年の子にはサイズアウトした服をあげてはいけないのだとか。
これもトラブルのもとになり兼ねないので、注意した方が良さそうですね。
子ども同士のトラブルに感情的になる
小学校における子ども同士のトラブルは、
親がどこまで介入すべきか悩むところでもありますよね。
私個人は、よほどのことがない限り、なるべく双方で解決するように促していますが、
これもママによって考えが異なることがあります。
これは実際に私のママ友が、娘が1年生のときにあったトラブルなのですが・・・。
幼稚園から一緒で仲の良かったその娘さんのお友達が、
小学校に上がってから、わざと足を踏んでくるようなことがあったそうです。
「やめて」と言ってもやめてくれなかったので、やむを得ず無視してみたら、
相手のママから連絡があり、「○○ちゃんから無視されるようになったと言って、
うちの子が泣いているんだけど」と言われたのだとか!
足を踏むなど、無視をするようになったキッカケを話しても聞き入れてもらえず、
結局、話が親同士でこじれてしまったとのこと。
最終的には、先生にも相談して席を離すなど対策をしてもらい、
クラス替えでは別々にしてもらったそうです。
些細な子ども同士のトラブルに見えても、それがママ友によっては
大きなものへと発展することがあるので慎重に対応する必要がありそうですね。
小学校でもママ友トラブルはある? まとめ
いかがでしたか?
ママ友トラブルは、結局どこへ行ってもつきまとうもの。
しかし、それはそれぞれ育った環境も考え方も違うから故に仕方のないことかもしれません。
また、小学校の場合、幼稚園のように頻繁に顔を合わせることがないため、
余計にうっかりした言動が後を引く場合もあるのかと思います。
とはいえ、6年間という長い期間ですから、なるべくならトラブルを避けたいものですね。
口は災いのもと。
余計なことは言わない・しないというのを心がけ、節度のあるママ友付き合いを心がけましょう。