近年多くの小学校で取り入れられているオンライン授業。
しかし、小学生はなかなか集中できず、イライラしてしまうママも多いですよね。
そこで今回は、現役ママの私がやっている
小学生に集中してオンライン授業を取り組ませる方法についてご紹介。
集中しやすい環境を整え、メリハリのある生活をさせることが大切ですよ。
オンライン授業を集中させる方法に悩んでいるママは、
集中しづらい原因から考えてみてくださいね。
小学生のオンライン授業は「集中できない」が多数!
近年、多くの学校で取り入れられているオンライン授業。
小学生も例外ではなく、一人ずつタブレットが配布され、
そちらを使って自宅でオンライン授業を受ける学校も多いですよね。
私の娘の学校は「ハイブリッド授業」を取り入れているため、どちらを選択してもOK。
学習方法が多様化されたことは良いことなのですが、
実際にやってみると小学生はなかなか難しいもの。
集中していない、授業に参加できていないなど、ママがイライラすることも多いですよね。
実際、私の娘も1年生のときにオンライン授業を数回受けましたが、
後ろからコッソリ見ている限り、なんとなく上の空・・・。
窓の外を見てみたり、消しゴムのカスを丸めてみたり・・・。
一体なぜ、小学生はオンライン授業に集中できないのでしょうか?
次節でその理由を見ていきたいと思います。
なぜ小学生はオンライン授業で集中できないの?その理由
実際に私の娘を見ていて気が付いたのですが、
小学生がオンライン授業に集中できない理由は主に3つあります。
それぞれ詳しくご紹介しましょう。
【理由①】メリハリがつけられないから
小学生、特に低学年のうちは、まだメリハリをつけることができませんよね。
普段は学校に行く=「環境が変わる」ことで、
授業を受けるスイッチが入っているのでしょうが、
ずっと自宅にいるわけですから、なかなかエンジンがかかりません。
遊びと勉強のメリハリがつかず、結果的に効率が悪くなっていると言えるでしょう。
【理由②】緊張感がないから
いつもゲームやテレビを楽しんでいる自宅の場合、
いくらオンライン授業で先生の声が聞こえても、緊張感は出ませんね。
周りのお友達も見えないので、「自分だけ分からない!どうしよう!」
という不安や焦りもありません。
ついボーっと窓の外を眺めてしまうこともあるでしょう。
また、ママやパパが傍にいる・・・という甘えがあることで緊張感がないのかもしれませんね。
【理由③】学習に関係のないものがあって気が散るから
学校に行って授業を受ける場合は、
テレビゲームや漫画など学習に関係のないものがありませんから、
気を取られてしまうこともありませんよね。
しかし、自宅の場合、おもちゃやゲーム、漫画など、気になるものがたくさん!
その上、家族の話し声など雑音が入ることで、
より一層気が散って集中できなくなってしまうのかもしれません。
私も実践!小学生にオンライン授業を集中させる5つの方法
子供がオンライン授業でボーっとしていると、見ているママの方がヤキモキしてしまいますよね。
私もつい、「ちゃんとやりなさい!」と口を出してしまったことがあります。
そこで私は、ママ自身がイライラしないためにも、
子供に集中させるにはどうしたらいいか?ということを考えてみました。
では早速、実際にやった小学生に集中してオンライン授業を取り組ませる方法について
ご紹介します。
集中しやすいように環境を整える
まずは子供が集中してオンライン授業に取り組める環境を整えてあげましょう。
ポイントは、
・テレビを消す
・ちゃんと机と椅子を用意する
・視界に入る場所におもちゃや漫画を置かない
など。
まだ小学低学年だと、学習机を与えていない家庭もあると思います。
しかし、オンライン授業に集中させたいのなら、
きちんとした姿勢で授業を受けられる学習机の導入は必要だと思います。
私も最初はダイニングテーブルでやらせていたのですが、
姿勢が崩れ、気が散ってしまうようだったので学習机を購入しました。
すると以前よりもずっと集中してオンライン授業に取り組んでいたので、
買った甲斐があったな~!!と思いましたよ。
普段の家庭学習もしやすくなるので、早いうちから導入するといいと思います。
ちなみに、わが家の場合は一人っ子なので、
オンライン授業も静かな環境で取り組ませることができましたが、
下の子がいる場合は難しいですよね。
周りのママ友は、個室を与え、ヘッドホンを付けさせて集中させていると言っていましたよ。
大人のテレワークと同じで、個室に入る=学校へ行く・・・というように、
個室があることでメリハリがつくメリットもあるかもしれません。
先生の画面をメインに設定する
これは学校によっても多少異なりますが、
私の娘の学校では、『オンライン授業中の画面は先生以外は画面も音声もオフにする』
というルールだったので、基本は先生しか見えておらず集中しやすかったと思います。
ですので、学校のルールとして問題がなければ、
自分の画面もオフにして先生だけに集中するようにしましょう。
このとき、画面設定で先生をメインにし、画面に大きく映るようにしておくといいと思います。
分割表示だと、他の子の様子が気になったり、先生が書いた黒板が見えにくかったりするので、
あらかじめ設定を変えてあげるといいと思いますよ。
タブレットの使い方を教えておく
オンライン授業に集中できない理由の一つに、操作方法がわからないことも挙げられます。
どういうことかと言うと、たとえばマイクのオン・オフ、画面のオン・オフなどの切り替えを、
子供自身ができないことで手間取ってしまい、
結果的に授業に集中できなくなってしまうということです。
私の娘も最初のころ、発言するボタンを押すことが出来ず、
手間取っているうちに次の問題へどんどん進んで行ってしまっていたので、
慣れないうちは隣でずっとサポートしていました。
タッチ式のタブレットでない場合は、マウスの使い方も教えておきましょう。
ママは大変かもしれませんが、操作方法に慣れてくれば、
子供もトラブルなく授業に集中できると思うので、最初だけ様子を見てあげてくださいね。
アラームをかけて学校と同じように生活させる
オンライン授業のときは、ついダラダラしがちですよね?!
ですので、わが家は学校のチャイムのようにアラームをかけ、
「授業が始まるよ!準備して~」と合図していました。
特に低額年のうちは、自分で時計を見て時間の管理をすることができませんから、
アラームをかけてあげるのは有効だと思います。
休憩時間は体を動かしてリフレッシュさせる
オンライン授業だと、ずっとパソコンやタブレットの画面を見ているので、
目が疲れてしまいますよね。
休憩時間は適度に体を動かし、リフレッシュさせることも大切です。
私の友人は、掃除の時間に、家の廊下を雑巾がけさせていたそうです。
私も休憩時間は娘と少し散歩に行ったり、軽くストレッチをさせたりしていました。
少し体を動かすだけでも、メリハリがつくので、また新たに授業に取り組むことができますよ。
まとめ
小学生にオンライン授業をさせる場合は、ある程度、ママやパパのサポートも必須。
個室で受けさせる際も、時々様子を見てあげるようにしましょう。
もちろん、いかに集中できる授業をするか?先生の腕の見せ所でもありますが、
学校側のせいにばかりはしていられませんよね?!
最初は戸惑うかもしれませんが、親子で工夫しながら
集中してオンライン授業を受けられる方法を探してみてくださいね。