ここ数年、稀に見るアウトドアブーム!
小学生とキャンプに行くなら、非日常体験をたくさんさせてあげるのがおすすめです。
そこで今回は、私もやっているキャンプの楽しみ方をご紹介。
草木拾いやアウトドア料理など小学生ならではの楽しみ方がいっぱい!
ここでしかできない体験をさせ、子どもの心を大きく成長させましょう。
小学生のキャンプは特別な体験をさせてあげよう!
小学生と行くキャンプ。
幼児期とは違い、色々なことができるようになってきているので、
一緒に行くととても楽しいですよ。
しかし、意外とキャンプ場でよく見かけるのは、
ママやパパが準備をしている間に木陰でゲームをしている小学生の姿。
そんな・・・。
せっかく自然に触れられるチャンスなのに、ゲームなんてしてたらもったいないですよね。
やはり非日常体験をさせてあげることが大切だと思います。
ではなぜ、小学生とのキャンプは特別な体験をさせてあげたほうがいいのでしょうか?
その理由は次節で詳しくご紹介します。
小学生のキャンプで特別な体験をさせたほうがよい理由?!
私の甥っ子も、小学生の頃はゲームが好きでいつでもどこでもやってしまうような子だったので、
みんなでキャンプに来ているのに、なぜかゲーム三昧・・・。
「せっかくキャンプに来ているんだから」と言っても、
「自然の中でゲームをやるのがいいんだよ」と言っていて、
なんだか勿体ないな・・・という気持ちになったことがありました。
しかし、今考えればそれは小学生が魅力と感じられる「特別な体験」を
させていなかったからかもしれません。
「うわー!」と目をキラキラ輝かせて興味を持てるような、そんな体験をさせてあげれば、
自然とゲームなんてそっちのけで遊んでくれるはずですよね。
自然と戯れることで、普段ではできない非日常的な出来事を田尾剣することが出来ます。
すると、今まで味わったことのないような感情がわいてきて、
今までやったことのないような行動を起こすのです。
自然の魅力に感化され、感性が研ぎ澄まされ、
屈託のない本当の子供の表情になって、楽しそうに笑うのです!
この満面の自然と出てくる笑み・笑いこそが、大自然からの恵み・贈り物なのです!
普段、ゲームばかりで感情を表に出さなかった甥っ子が、
こんなにも楽しそうに笑うなんてってビックリしたぐらいです!
だからこそ、ここでしかできない特別な体験をさせてあげることが大切なんです。
ゲームよりもスマホよりも「楽しい」と思える何かが見つけられるよう、
ママもパパも工夫が必要かもしれませんよ。
小学生とのキャンプにおすすめ!大自然の楽しみ方5選
ではどうしたら、そんなに小学生が夢中になれる遊びをすることができるでしょうか?
ここでは実際に私がやっている大自然の楽しみ方をご紹介します。
【おすすめ①】大自然の中でキャンプ飯をつくる
小学生の子どもにおすすめなのが料理!
普段は家だと、ママやパパが手際よく料理をしてしまうという家庭も、
キャンプなら時間が許す限り親子で料理を楽しむことができますね。
大自然のなかでつくるキャンプ飯は格別!
バーベキューのようにお肉を焼くのもいいですが、おすすめはカレーです。
はんごうを使ってご飯を炊くのがこれまた美味しいんですよね!
野菜たっぷりのカレーを食べれば、元気に遊び回れるはずですよ。
【おすすめ②】草木拾いからの工作体験
森が多い場所山や川でのキャンプなら、草木拾いがおすすめ。
普段あまり見かけることのない木の実や葉っぱ、お花などを持ち帰って、
今度はおうちで工作をするのがおすすめです。
自由研究の材料としても使えるので、小学生の女の子や低学年の子にピッタリ。
私の娘は昆虫採集が苦手ですが、草木拾いは結構夢中になって遊んでいました。
海でのキャンプだと貝殻拾いがおすすめですよ!
【おすすめ③】天体観測をする
大自然の中だからこそできるのが「天体観測」。
普段、おうちから見る夜空とは異なり、キャンプ場から見る夜空は真っ暗なので、
望遠鏡などがなくても星がきれいに見えます。
私の娘は「プラネタリウムみたい」と喜んでいたほど!
星について興味を深めるきっかけにもなるのでおすすめです。
友人の子どもは、キャンプでの天体観測がきっかけで
星や宇宙についての図鑑を図書館から借りてきて、自由研究のテーマにしていたそうです。
【おすすめ④】川釣りをする
キャンプ場の近くに川釣り体験ができるスポットがあれば、ぜひ体験させてあげましょう。
私の娘は、毎年欠かさず「マス釣り」に挑戦しています。
最初は怖がって全然釣れなかった娘ですが、
1年、2年・・・と経過するごとに徐々に上手くなっていきました。
そこでは釣ったマスをその場で網焼きして食べられるので、「食育」にもなりましたよ。
川魚って、ちょっと臭いイメージがありましたが、
釣ったその場で焼いて食べられるので臭みもなく、美味しく食べられました。
魚嫌いの子も、きっと好きになるのでぜひ家族で挑戦してくださいね。
【おすすめ⑤】スイカ割りをする
川や海でのキャンプにおすすめなのがスイカ割り。
自宅ではちょっと難しいスイカ割りも、キャンプ場ならダイナミックに遊べます。
ひんやりした川の水でスイカを冷やしておくと、とても美味しく食べられるのでおすすめです。
キャンプ体験による子どもの成長に嬉しい3つのメリット
小学生とのキャンプは、やはり家族の思い出づくり、親子の絆を深める良い機会ですが、
それだけではありません。
子どもにキャンプ体験をさせると以下のような嬉しいメリットがあります。
【メリット①】考える力・生活力が育つ
キャンプに行くと、どんなに準備をしていても思いもよらぬ事態が起こることもありますよね。
突然雨が降って来たり、うっかり忘れ物をしてしまったり・・・。
そんなときに何かで代用できないかな?と考えたり、
天気が急変したから川遊びは切り上げた方が良さそうだな・・・と予想したりすると思います。
このような「考える力」や「生きるための生活力」というのは、
キャンプ体験をするからこそ身につくもの。
普段、便利なものに囲まれて暮らしていると気が付きにくいことも多いでしょうから、
こういったキャンプ体験を通して身につけられるといいですよね。
生きる力については学校では教えてくれませんから、
子どもにとっては良い経験になると思います。
【メリット②】環境問題について考えられる
世界的に地球温暖化、環境破壊についての対策が進んでいますが、
意外と子どもたちにとってはピンと来ていないもの。
私の娘も、物を大切に使うことやゴミの分別について、
イマイチ理解できていないことが多いです。
しかし、こういった大自然の中で生活してみると、
よりリアルに環境問題について考えることができるんです。
たとえば、「いつも使っているノートは木からできているんだよ」とか
「水がきれいじゃないと、魚は死んでしまうよね」というように、
木や川、海を見ながら話すと子どもの心にも届きやすいですよね。
環境問題については、地球で生きている私たちすべての問題ですから、
子どもだから・・・というのではなく、
大人も子どもも同じように考えられるように話してあげましょう。
【メリット③】コミュニケーション力が育つ
最近の子どもはテレビやゲームに夢中になり、
あまり人とのコミュニケーションをとらない子もいると聞きますよね。
私の娘はおしゃべり好きな子なのですが、人見知りがひどいのがずっと心配でした。
キャンプ体験をすると、自然と心も開放的になるので、
ゲームやテレビなしでも人との会話を楽しむことができると言います。
また、わが子のように人見知りの子も、誰かと一緒にテントをたてたり、
一緒に料理をしたりすることを通して、自然と会話をするようになりました。
家族だけでキャンプをするのもいいですが、
複数の家族と一緒に行くとコミュニケーション力が育つのでおすすめですよ。
小学生が喜ぶキャンプの楽しみ方とは?! まとめ
小学生とキャンプに行くと、普段できないような色々な体験をさせてあげられるので、
子どもの意外な一面を見ることができ、楽しいですよ。
ただ、キャンプへ行くとなると意外と大掛かりな準備が必要なので、
初心者は少し不安に感じてしまいますよね。
そんなときは、最初の2~3回は慣れている人と一緒に行って、
どんな道具を使っているのか、どのように楽しんだらいいか学ぶといいと思います。
私も、叔父がキャンピングカーを持っているほどのキャンプ好きなので、
いつも一緒に行っていたら、次第に叔父がいなくても出来るようになりました。
たまには仲良しのママ友家族や、職場の同僚の家族と一緒にワイワイ行くと、
楽しみ方が違って新鮮な気持ちで遊べます。
みなさんもぜひ、キャンプブームにあやかって、家族で遊びに出かけてみてください。