小学生が作文を上手に書く方法は?現役ライターがわが子に伝授した7のコツ

スポンサーリンク
アフィリエイト広告を利用しています

小学生になると作文を書く機会も増えますよね。

しかし、上手に書くことができないとダラダラ無駄に長くなってしまったり、

支離滅裂な文章だったりしてしまいます。

 

そこで今回は、現役ママライターである私が

実際にわが子に教えた作文を上手に書くコツを教えます。

 

テーマを1つに絞る・起承転結に注意するなどコツを掴むと

意外と簡単に小学生でも立派な作文を書くことができるんですよ。

早速、親子でチャレンジしてくださいね。

 

スポンサーリンク

小学生が上手に作文を書くコツは「テーマを1つ」にすることが大切

小学生に、自由に作文を書かせると、

ただ長いだけでよく分からない文章になることってありませんか?

 

実は私の娘も、作文が大の苦手・・・。

現役ライターの娘であることは誰にも言えないほどひどいです・・・。

 

ではどうしたら上手に作文を書くことができるのか?というと、

それはテーマを1つに絞ることです。

一体なぜ、テーマを1つに絞らなければならないのか、

あれもこれも・・・とたくさん入れてはいけないのか、

その理由については次節で詳しくご紹介します。

 

作文を書くときにテーマを1つに絞った方が上手く書ける理由

作文が苦手な小学生がやりがちなのは、ただ時系列に起きたことをダラダラ書いたり、

話があれもこれも・・・と詰め込みすぎたりすることではないかと思います。

これでは、「結局何が伝えたかったの?」と読む側が思ってしまうので NG。

 

そこで娘に伝えているのはテーマを1つに絞ること。

なぜテーマを1つに絞ることが大切なのか、それは要点がまとめやすくなるからです。

 

テーマを1つに絞る=伝えたいことを1つにするというイメージです。

たとえば、「日曜日にお父さんと一緒に動物園へ行ったこと」を書きたいとします。

このとき、動物園で一番印象に残ったことをテーマとして取り上げるようにするのがコツです。

 

悪い例:

「日曜日にお父さんと動物園へ行って、ぞうとキリンを見て、

それからウサギと触れ合って、お昼を食べて帰りました。楽しかったです。」

 

良い例:

「日曜日にお父さんと動物園へ行きました。

たくさんの動物がいた中で特に心に残ったのは、ウサギと触れ合ったことです。

はじめはとても怖かったけれど、よく見ると目がクリクリしていて、可愛いなと思いました。

ウサギの毛はフサフサして気持ちよく、触れ合ったときも温かかったです。

また、ウサギを抱っこしに動物園へ行きたいです。」

 

良い例の方が、悪い例に比べて、動物園でどんなことが起きたのか?

どんなことが楽しかったのか?が、具体的ですよね。

1つのテーマに絞った方が、断然、要点がまとまり、1つのことを掘り下げて書けるんです。

読む側も、書いた人の気持ちが分かると思います。

 

作文はアレコレと詰め込めばよいわけではありません。

作者が最も伝えたいことをテーマにし、それを伝えるための工程を組み立てていきましょう。

 

現役ママライター直伝!小学生が作文を上手に書くコツ

では早速、わが家で実際にやっている作文を書くコツについてお伝えしましょう。

練習すれば誰でも簡単に書くことができるので、ぜひ親子で取り組んでみてください。

 

【コツ①】まずはテーマを決める

 

まずは先ほどお伝えしたとおり、書きたいテーマを1つ決めましょう。

決める際は、ママが上手く子供の気持ちを引き出します。

 

「何について書きたいの?」と聞いて、子供が「動物園に行ったこと」と答えたら、

「動物園で一番楽しかったことは?」と聞いてみましょう。

「ウサギと触れ合ったこと」と言ったら、それをテーマとして選びます。

 

すぐにコレ!というのが見つからなかったら、

ノートに何をしたか思い出しながら箇条書きで書かせてみるといいですよ。

 

・ぞうとキリンとライオンを見た

・ウサギと触れ合った

・レストランでご飯を食べた

・アイスを買ってもらった

など。

 

この中でどれか1つ選んでもらい、それにまつわるエピソードを作文として書かせましょう。

 

【コツ②】起承転結「5W1H」を組み立てる

 

まずは基本の起承転結をベースに構成を組み立てましょう。

「5W1H」を使いながら作っていくとスムーズです。

 

◎いつ・・・日曜日に

◎誰が・・・私とお父さんが

◎どこ・・・動物園で

◎何を・・・ウサギと触れ合った

◎どのように・どんな・・・はじめは怖かったけれど、かわいいと思えて楽しかった

◎なぜ・・・目がクリクリしていて、毛もフサフサで気持ち良かったから

 

など、5W1Hを紙に書いて整理するといいと思います。

わが家では、この6つの項目を娘の勉強机の前の壁に貼り、

作文を組み立てるときの参考にさせています。

 

5W1Hが書けたら、ここから、起承転結をカテゴリー別に分けていきます。

簡単に書くと、流れはこのような感じになるはずです。

 

起・・・日曜日に、私はお父さんと動物園へ行きました。

承・・・ぞうやキリン、ライオンなどたくさんの動物を見た後に、

    ふれあいコーナーでウサギを抱っこしました。

転・・・最初は怖かったけれど、よく見ると目がクリクリしていてかわいかったです。

結・・・またウサギに会いに、動物園へ行きたいです。

 

付箋を貼って、どれがどこのカテゴリーに入るのか、

ペタペタと貼ってみると分かりやすいと思います。

 

これをベースに、感情などを肉付けしていけば OK。

構成の組み立ては、意外と簡単なんですよ。

 

【コツ③】自分の気持ちを入れる

 

小学低学年の作文だと、ただ時系列にダラダラと起きたことだけを書きがちですよね。

読む側としては「・・・で?」となってしまいます。

 

それを改善するためには、自分の気持ちを入れることが大切です。

私は娘に「それでどう思ったの?」という感情を聞いています。

 

楽しかった、嬉しかった、怖かった、悲しかった、イライラしたなど。

この感情を入れることで、自分が伝えたい気持ちを作文に表すことができるので、

とても重要なんですね。

感情プラス「なぜそう思ったか」理由を加えるともっといいですよ!

 

【コツ④】一文は短く作る

 

作文の苦手な小学生は、文章が支離滅裂になってしまうことも多いですよね。

原因は、1つの文章が長いからだと思います。

主語と述語の間が長すぎることで、書いているうちに訳がわからなくなってしまうのでしょう。

 

それを防ぐためには、「1文を短く作る」こと。

「私は、日曜日にお父さんと動物園へ行きました。」で区切り、

「そこでぞうやキリンやライオンを見ました。」で区切ります。

こうして短い文章を重ねていった方が、読みやすくなるのでおすすめですよ。

 

【コツ⑤】句読点の位置を教える

 

一文を作る際は、句読点を適宜つけることも忘れないように教えましょう。

私は、1文に1つの読点「、」が必ず入るように教えています。

 

そして変な場所で「、」が入らないように、1文作ったら音読。1文作ったら音読。

を繰り返させています。

読点は、音読するときの“休みポイント”ですよね。

変な場所で「、」が入ってしまうと、音読をすればすぐに気が付くので、

その都度直すことができます。

 

全部書き終わった後だと、それ以降すべて消さなければならなくなるので

1文ずつやるのがおすすめです。

 

【コツ⑥】同じフレーズは繰り返さない

 

私の娘がよくやってしまうのは、

「○○だと思いました。」など同じ文末を繰り返してしまうこと。

いつも「思いました」「思いました」ばかりなので、

そっちが気になり過ぎて話が入ってこないんですよね・・・。

 

ですから、文末も同じフレーズを繰り返さないことを教えましょう。

普段から本を読むのが好きな子は、語彙力も豊なので、様々な言葉を使って作ることができます。

私の娘のように同じフレーズばかり繰り返す癖のある子は、

本をたくさん読んで、言葉のバリエーションを豊かにしましょう。

 

【コツ⑦】最後は必ず自分で音読する

 

すべて書けたら、確認のために声を出して読んでみます。

問題なければOKです。

 

誤字脱字をうっかりすることもありますし、「接続詞」がおかしなこともありますから、

ここは必ず最終確認をさせてくださいね。

 

小学生が上手に作文を書けるようになる方法 まとめ

いかがでしたか?

今回ご紹介したように、

作文は、1つテーマを絞って構成を組み立てていくことが上手に書くコツです。

 

小学生に教える際は、5W1Hのテンプレートのようなものを作って、

そこに当てはめていくとスムーズですよ。

 

ぜひ皆さんも、親子で一緒に上手な作文を書く練習方法に取り組んでみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました