子供のトイレトレーニングが完了したのに、おねしょだけが治らない・・・
という悩みを持つママは多いですよね?!
日中はおむつが完全に外れているのに何故?
病気なの?と不安に思うことも。
でも大丈夫です!
5歳までにおねしょが治れば、何ら問題ありませんので!
そこで今回は、子供のおねしょが治らない場合の原因と
私が実践した改善方法についてご紹介します。
子供のおねしょは5歳までに改善されれば大丈夫?!
一般的に、日中のおむつがはずれるのは、2歳~3歳頃。
私の娘は、保育園でトイレトレーニングを行い、
転園先の幼稚園に入園する直前でおむつをはずすことができました。
しかし、おねしょだけは連日続いてしまうため、
「うちの子は病気なんじゃないか・・・」と真剣に悩んでいたほど。
特に幼稚園は、年長さんになるとお泊まり保育があるので、
担任の先生からも「夜もおむつがはずれるよう頑張ってください」と
プレッシャーをかけられていました。
後からわかったことですが、このように日中のおむつははずれても、
おねしょだけは続いてしまうという子供は結構多いようです。
というのも、日中のトイレトレーニングと夜間のトイレトレーニングは全くの別物だから。
寝ている間は自分の意志でコントロールすることができないため、
ある程度体が発達していない状態では仕方のないことなのだそうです。
基本的に5歳くらいまでにおねしょが改善されれば問題ないそうですが、
小学校に入学しても頻繁におねしょをしてしまうという場合は、
「夜尿症」を疑う必要があると言います。
なので、幼児期のおねしょについては、あまり神経質になり過ぎないことが大切なのです。
子供がおねしょする原因とは?!
なぜ日中はおむつがはずれているのに、おねしょをしてしまうのでしょうか?
まずはその原因から見ていきましょう。
【原因①】膀胱が発達していない
夜間におしっこを溜めておく場所=「膀胱」が発達していないことも、
おねしょの原因の一つです。
これには個人差が大きいので、成長を見守るしかないのかもしれませんね?!
私の娘は、幼児期から同じ月齢の子に比べて身長が大きかったのですが、
その割に膀胱が小さかったようで、どんなに頑張ってもおねしょが治りませんでした。
私もおねしょをされることで睡眠不足になっていたので、
諦めておむつを履かせて寝かせていたら、
ある日突然パタリとおねしょをしなくなったのです。
本当に、これまで悩んでいたことが嘘のように無くなりました。
身長と膀胱の大きさは、必ずしも比例するわけではないような気がしますから、
うちの娘のように、体が人より大きいからと言って、
膀胱が発達していると思いこまないようにしてくださいね。
【原因②】夜間にトイレに行くのが怖い
夜間にトイレに行くのが怖くて、おしっこに起きても我慢してしまい、
おねしょをしてしまう場合もあります。
たとえば、暗い廊下を歩くのが怖い、ママやパパを起こしても起きてくれず、
間に合わなかったなどのようなケースもあるかもしれませんね。
私の友人は、廊下にセンサーライトを取り付けたり、LEDの間接照明をつけたりして、
暗くて怖いという印象をなくし、子供が夜間でも安心してトイレに行けるように
工夫したと言っていました。
おしゃれなインテリアライトも多いので、
トイレ付近の廊下やニッチに飾ってみるといいかもしれませんね。
【原因③】寝る前に水分を多く摂取した
寝る前に水分を多く摂取したり、水分量の多い果物を食べたりすると、
夜間におしっこに行きたくなってしまいます。
おねしょを頻繁にする場合は、寝る一時間くらい前から
水分量を調節するようにして様子をみるといいでしょう。
私も実践した子供のおねしょを改善する方法とは?!
先ほどご紹介したように、膀胱の大きさやホルモンの分泌量など、
成長が未発達なために起こる場合は、
頑張ってもすぐにおねしょを改善することは難しいかもしれません。
しかし、おねしょをしてしまった子供への接し方や生活習慣を改善することで、
おねしょ対策になることもあります。
おねしょを少しでも改善したいというママは、下記を参考に、子供と取り組んでみましょう。
【改善策①】寝る前にトイレに行かせる
まずは、寝る前に必ずトイレに行く習慣をつけましょう。
「おしっこしたくない!」と言われても、トイレに座らせることが大切です。
私の娘も、必ず寝る前にトイレに行かせましたよ!
ただし、夜間寝ているところを起こして、トイレに連れて行くことは止めましょう。
これは、子供の睡眠障害を引き起こすリスクがあり、
逆におねしょを助長させてしまうことになるからです。
もし、おねしょが心配な場合は、おむつを履かせて寝かせてもOKですから、
トイレに行って布団に入ったら、ぐっすり安心して眠れる環境を作ってあげてくださいね。
【改善策②】成長を待つことも大事!失敗しても責めないで
日によって、おねしょをしない日もあれば、失敗してしまう日もあるでしょう。
おねしょをされてしまうと、シーツも布団も濡れてしまうので、
後処理が大変ですから、ママもイライラしてしまいますよね。
しかし、だからといって子供を責めないことが大切です。
責めてしまうと、そのプレッシャーから、またおねしょをしてしまうこともあります。
体の発達が不十分なことが原因でおねしょをしている可能性もあるので、
焦らず成長を見守ってあげましょう。
私は「年長さんのお泊まり保育までにおむつが取れていればいいや」と開き直ったおかげで、
気持ちに余裕が生まれ、イライラすることがなくなりましたよ。
【改善策③】おねしょをしなかった日はたくさん褒める
おねしょをしなかった日は、これでもか!・・・
というくらいにたくさん褒めてあげてくださいね。
わが家では、おむつを履かせて寝かせ、翌朝におむつが濡れていない場合、
それを「ラッキーパンツ」と呼んでいました。
ラッキーパンツが何日連続でできたかを、シールを貼ることで目に見えるようにし、
子供のやる気を持たせたことで、楽しく夜間のトイレトレーニングができたと思います。
そのうち気が付いたら、夜間のおむつもはずれていたので、
親子で楽しむことが成功の近道かもしれません。
まとめ
子供のおねしょは、ある程度の年齢になると、
子供自身が「恥ずかしい」と思ったり、
「ママに申し訳ない」という気持ちでいっぱいになったりするものです。
だからこそ、ママが責めるより、頑張っている子供を褒めてあげることが大切!!
一生おむつで過ごす人はいませんから、
ママもあまり神経質にならず、ゆったりとした気持ちで子供の成長を見守ってあげてくださいね。