一人っ子の子育ては「大変」「難しい」や「一人っ子はかわいそう」など、
ひと昔前まではよく言われていましたよね?!
今でも「一人っ子だとかわいそう」「兄弟がいた方が絶対にいいわよ?!」
なんて偏見の目で見られ、余計な一言を言われることも・・・。
しかし、一人っ子の子育ては決してかわいそうなんかではありません!!
むしろメリットがいっぱいなんです。
そこで今回は、一人っ子の子育てのメリットをご紹介します。
一人っ子だからといって悩まず、胸を張って子育てをしましょう。
一人っ子だからといって「ワガママ」になるとは限らない
昔の日本では兄弟が多くいる家庭が一般的だったので、
そのイメージからか「一人っ子はかわいそう」「一人っ子はワガママに育つ」
「甘えん坊になる」などマイナスなイメージで見られがちですよね。
私の娘も一人っ子ですし、周りでも一人っ子家庭が多いですが、
決して一人っ子だからワガママなわけでも、甘えん坊なわけでもありません。
むしろ「一人っ子だから」と厳しく育てている家庭の方が多いように感じます。
そして、実は一人っ子ならではのメリットも多いんです。
最近では、晩婚化・晩産化により、一人っ子になる家庭も増えています。
しかし、だからといって悲観することはありません。
1人だろうと2人だろうと、子育てしていることに変わりませんから、
胸を張って堂々とわが子に愛情をたっぷり注いであげましょう。
一人っ子ならではのメリットとは?
私自身に兄弟がいたので、娘を一人っ子として育てることに
引け目を感じていたことがありましたが、よくよく考えてみたら、
一人っ子で意外とメリットが多いのかもしれないな・・・と思うことがありました。
それは、ママやパパにとっても子供にとっても言えること。
そんな私の体験談も踏まえながら、一人っ子ならではのメリットをご紹介しましょう。
【メリット①】子供は親を独り占めできる
兄弟がいると、片方のお世話をしていると、
もう片方に寂しい思いをさせてしまうこともありますが、
一人っ子ならば、子供は親を独占することができます。
子供自身も愛情に満足することができるので、精神的に安定しやすいかもしれませんね。
【メリット②】子供は遊びや勉強を自分のぺースで進められる
兄弟がいると、遊び相手がいるメリットがありますが、
お兄ちゃんやお姉ちゃんは下の子に遊びを付き合ってあげなければならなかったり、
下の子に遊びを邪魔されたりするというデメリットもありますよね?!
一人っ子ならば、遊び相手はいませんが、
自分のやりたい遊びを自由に遊ぶことができ、おもちゃも誰かに取られる心配がありません。
また、勉強に関しても同じです。
誰かに邪魔をされることがないので、しっかり集中して取り組めるメリットがあります。
【メリット③】子供にたくさん時間をかけてあげられる
一人っ子ならではのメリットは子供だけに限りません。
親も子供一人ならば、たっぷりと時間をかけて向き合うことができるメリットがあります。
たとえば、
・子供が悩んでいるとき
・子供の体調が悪いとき
・子供が勉強などにつまずいたとき
・子供が遊んで欲しいとき
など、どんな時も一人っ子だからこそ、
細かい部分までしっかりと面倒を見ることができるのです。
そのため、些細な変化にも気が付きやすく、細かなケアをすることができるでしょう。
一日の時間は限られていますから、その時間を一人の子にたっぷり注げるというのは、
ママにとっては楽ですよね。
【メリット④】子供にたくさんお金をかけてあげられる
たっぷりかけられるのは時間だけではありません。
お金もかけてあげられます。
兄弟が多くいる家庭は、にぎやかで楽しいものですが、
その分教育費などもかかってしまいますよね?!
一人っ子なら、金銭的余裕も生まれるので、
子供がやりたい習い事があれば、やらせてあげられますし、
将来的に私立学校を受験させたいとか、本人が留学したいと言った場合も、
他の兄弟のことを考えずにお金をかけてあげることができるでしょう。
【メリット⑤】病気にかかったときの負担が少ない
病気にかかったときのダメージが少ないのも一人っ子ならでは。
兄弟がいれば、お互いに風邪をうつし合ってしまうので、なかなか治らず、
ママもいつまで経っても落ち着かない・・・ということがありますよね。
私のママ友は、兄と妹が、時間差でインフルエンザにかかるため、
仕事を2~3週間ずっと休まなければならず大変だと言っていたことがあります。
一人っ子ならばそのような心配がないので、負担が少ないと言えるでしょう。
一人っ子の子育てをするポイントは?
このように考えると、一人っ子も決して悪いものではないな・・・と感じますよね。
しかし、どうしても一人っ子だと、時間に余裕があるからこそ余計に口を出し、
手を出してしまうことも増えてしまいます。
その結果、ワガママになったり、甘えん坊になって、
なかなか自立できなかったりする原因になるので注意しましょう。
私も一人っ子だからとあれこれ手を貸し過ぎないよう、
自分でできることはやるように促しています。
また、一人っ子だと上下関係を体験しにくいため、
協調性や社会性に不安があるママもいますよね?!
そんなときは、色々な友達と関わらせるようにするといいですよ。
私は、娘の習い事にダンスを選択しました。
それは、年齢の異なるお友達と交流したり、団体行動したりすることで、
学べることがたくさんあると考えたからです。
実際、自分のペースで行うスイミングなどと違い、お姉さんたちを見て育つことで、
「あんな風になりたい」という気持ちを持ち、良いことは真似をするようになりました。
そして、年下の子には、優しく教えてあげることも学べました。
人と合わせることが全てではないですが、
一人っ子だと、子供同士でやり取りする機会が減ってしまうため、
どんなことでも構いませんから、色々な人と関わらせることが大切だと思います。
まとめ
きっと、一人っ子でも兄弟がいても、
ママやパパの接し方ひとつで、ワガママにも甘えん坊にもなるはずですから、
決して「一人っ子」という環境が悪いわけではないと思います。
むしろ、今回ご紹介したような一人っ子ならではのメリットもたくさんあります。
どちらが良い・悪いの問題ではないので、
一人っ子の子育てという偏見に囚われず、
ママが信じるやり方で子供と向き合ってくださいね。