子供がなかなか言うことを聞いてくれず、
イライラしてしまうことってありますよね。
毎日のこととなれば、ママの心も体もヘトヘトでしょう。
うちの娘も、2歳くらいの時は『イヤイヤ期』真っ只中で、
本当に言うことを聞いてくれず、手を焼きました・・・。
「なんでいうこと聞いてくれないの?」「今まであんなに可愛かったのに?!」
って、泣きたくなるくらいでしたよ。
そこで今回は、一体なぜ子供は言うことを聞いてくれなくなるのか、
その原因と私もやってしまったママのNG行動についてご紹介しますね。
誤った対処法をすることで、さらに子供が言うことを聞いてくれなくなることもあるので
気を付けてくださいね。
子供が言うことを聞かないときこそ子供と向き合うチャンス
子供が言うことを聞かないと、ママはイライラしてしまいますよね。
何をするにも「やだ~」「○○する~」と泣かれては、なかなかやるべきことが進みません。
しかし、子供が言うことを聞かないときこそ、
わが子としっかり向き合うチャンス!
ここは家事の手を止めてでも、子供と正面から向き合い、
子供の声に耳を傾けることが大切なんです!!
そして、子供の要求に対し、最善の策を一緒に考えましょう。
そうすることで、子供の心は満たされ、ママの話もきちんと聞いてくれるようになります。
ますます親子の絆が深まりそうですね!
なぜ子供は言うことを聞いてくれないの?
赤ちゃんの頃は、お世話の手間はかかるものの、
何でも素直にママのことを受け止めてくれていたので、
そういった意味ではストレスに感じることはありませんでしたよね?!
しかし、徐々に子供が成長するにつれ、ママの言うことを聞かなくなってしまいます。
一体なぜなのでしょうか。
考えられる原因は、主に2つです。見ていきましょう。
【原因①】自我の芽生え
子供は、早い子だと1歳半くらいから「イヤイヤ期」がスタートすると言われています。
あれも嫌!これも嫌!・・・というように、
自分の意志が明確になることで徐々にママの言うことを聞いてくれなくなるのです。
「おやつを食べたい!」
「もうすぐご飯だから我慢して」
「嫌だ!食べたい!」
など・・・、日々ちょっとしたことで言い合いになってしまうことも。
私も、ちょうど娘がイヤイヤ期に入ってからは、毎日何をするのも大変でした。
「何でうちの子は、素直じゃないんだろう。私の育て方が悪いのかな・・・」
など悩んだこともありました。
しかし実は、子供が言うことを聞かないのは、
自分の意志がハッキリしてきたという ‟成長の証”。
これはとても素晴らしいことなんです!
そして、どんな子供にも必ず訪れる時期ですから、
決してママの育て方が悪いというようなことではありません。
むしろ、自分の気持ちをしっかり訴えることができるようになったことを
喜ぶべきなのかもしれませんよ。
【原因②】反抗期の訪れ
子供が素直にママの言うことを聞いてくれないのは、「イヤイヤ期」だけではありません。
5~6歳くらいになると訪れる「中間反抗期」もその1つ。
中間反抗期は、「自分でできる!」「やれる!」という思いから、
ママの言うことを聞かなくなってしまうことが多いとされています。
このように、子供は成長するにつれ、ある意味ママの思い通りには育ってくれないもの。
しかし、イヤイヤとする中にも、子供なりの考えがあることが多いので、
しっかりと話を聞いてあげることが大切なんです。
わが子の反抗期に、どのように向き合うかが、
その後の親子関係を左右するとも言われています。
大変な時期ではありますが、ずっと続くわけではありませんから
上手に乗り越えていきたいですね。
注意したいママのNG行動とは?!
子供が言うことを聞いてくれない時期と言うのは、
前述したように、ずっと続くわけではありません。
反抗期の途中であっても、波があるでしょう。
しかし、毎日子供と一緒に過ごすママにとっては大変なこと。
イライラが募って「どう接していいか分からない」と頭を悩ませてしまうママもいるでしょう。
そんなときは、以下の点に気をつけ、行き過ぎた「しつけ」をしないように注意してくださいね。
【NG行動①】頭ごなしに叱る
子供が言うことを聞いてくれない場合、ママもついイライラっとなってしまうので、
頭ごなしに「ダメでしょ」とりたくなってしまいますが、
この時期の子供は、自分なりの意見を持っていることから、
頭ごなしに叱るのはNG行動です。
私たち大人も、第三者に頭ごなしに叱られたら嫌な気持ちになりますよね。
自分を全否定されたような気持ちに陥ることもあるでしょう。
「なぜそう思うのか?」
「どうしたらいいか?」
など、冷静に子供の気持ちを引き出して、一緒に解決策を考えるようにしましょう。
【NG行動②】怒鳴る、叩く
しょっちゅう言うことを聞いてくれない子供と向き合うママは大変です。
ときにはカッとなって怒鳴ったり、叩いたりすることもあるでしょう。
私も、中間反抗期がひどかった娘に対して、
「いい加減にしなさい!」と怒鳴ってしまったことがありました。
しかし、怒鳴ったり叩いたりしても、ただ「ママが怖い」という感情しか子供に残らないため、
ママが本当に言いたいことは伝わらないんですよね。
ママ自身も、「やり過ぎた」という自己嫌悪に陥るので、
冷静に考えれば良いことなんて一つもありません。
イラっと来たら、怒鳴る前に、深呼吸をして冷静さを保つよう心がけましょう。
【NG行動③】その場しのぎの対処をする
よくあるのが、外出先で子供がワガママを言ったとき。
子供:「お菓子買って」
ママ:「また今度ね」
・・・と、子供に我慢をさせておいて、
次に一緒に買い物に行ったときもお菓子を買ってあげないということもあるでしょう。
この場合、子供は「今度ね」という約束を信じていますから、
それを裏切られた気持ちになり、ますますママの言うことを聞いてくれなくなります。
その場しのぎの対処法は、逆効果になってしまうことがあるので気をつけてくださいね。
まとめ
子供というのは、意外とママのことを見ているものです。
自分の要求に対し、どれだけママが真剣に向き合ってくれたかどうか、感じ取るようになります。
忙しかったり、ママも疲れていたりすると、
冷静に子供の声に耳を傾けるのは難しいときもありますが、
子供が言うことを聞いてくれないときこそ子供の心を満たしてあげる必要があるので、
時間をかけて話を聞いてあげましょう。
もし、怒鳴ったり叩いたりしてしまったときは、ママも素直に謝る勇気を持ってくださいね。
そうすることで、より親子の信頼関係が深くなるはずです。
子供が5歳ならママも、ママ5年生です。
一緒に素敵な親子関係を築いていきましょう。