子供が年長さんくらいになるとゲームをさせる家庭も増えますよね。
しかし、視力や学習面など不安も多いもの。
一体いつから子供にゲームを与えたらいいでしょうか?
私が考える子供のゲームデビューは早くても小学2年生から。
ルールを守って楽しく遊べるようにならないとトラブルのもとになるからです。
そんな子供にゲームをさせる年齢はいつからが良いか、
その理由やゲームをする際のルールについて現役ママが詳しくご紹介します。
子供にゲームを与えるのは小学2年生からがおすすめ
今や、スマートフォンやタブレット、テレビゲームなど、
子供を取り巻く環境は急速にデジタル化が進んでいますよね。
ママたちが子供の頃に比べると、あまりに違い過ぎて感覚がマヒしてしまうと思います。
しかし、あまりに早くデジタル機器を与えると、
「操作に慣れる」というメリットはあるものの、視力の問題や学習とのバランスが心配です。
私が実際に小学生の子供を持って感じたのは、
ゲームを与えるのは早くても小学2年生からがおすすめということ。
ではなぜ、小学2年生からがおすすめなのか?
その理由について次節で詳しくご紹介します。
なぜ小学2年生からゲームをさせるのがいいの?その理由
ゲームを与える時期はなぜ小学2年生以降なのか、
私が感じたことを踏まえながら、その理由について解説します。
【理由①】早く与えすぎると外遊びをしなくなるから
上の子がいたり、パパがゲーム好きだったりすると、
幼稚園のうちからゲームで遊ぶ子も多いですよね。
しかし、あまり早く与えてしまうと、
公園遊びよりもゲームの方が楽しいので、全然外遊びをしてくれなくなります。
実際、娘の友達でも、ゲームを与えてからパタリと公園に来なくなった子がいました。
体づくりをしている幼稚園や小学生のうちは、
なるべく外に出て体を動かした方が良いので
あまり早くゲームを与えてしまわないようにしたいですね。
【理由②】周りの友達との会話についていけなくなるから
小学生になると、ゲームをやり始める子はどんどん増えていきますから、
学校での会話についていけなくなるということもあるようです。
わが家では女の子ということもあり、あまりゲームに興味を示さなかったのですが、
やはり2年生になって周りがゲームの話ばかりしていると、
「話についていけなくてつらい・・・」と言ってきました。
仲間外れの原因にもなってしまうので、本人がやりたいと言うのであれば
そろそろゲームを与えてみても良い年齢なのかなと感じます。
【理由③】家庭学習の習慣がついてからが良いから
小学生になると宿題があるので、帰宅後もやることがいっぱいですよね?!
そんなときにゲームの存在があったら、
「宿題しなさい」と言ってもゲームに気を取られてやらなくなってしまうでしょう。
学校生活に慣れ、家庭学習の習慣がしっかり身に付くようになる2年生以降で
ゲームを与えるのがベストだと思います。
子供にゲームをさせる為のわが家の4つのルール
もし小学生の子が「ゲームをやりたい」と言った場合、
あらかじめルールを決めておくことが大切です。
そこでわが家では以下のようなルールを設けています。
こちらを参考に、今後家庭でゲームを導入する場合は
親子で話し合いながらルールを決めていってくださいね。
【ルール①】遊ぶ時間は30分
子供にゲームをさせる際は、必ず遊ぶ時間を決めましょう。
そうしないと、延々とゲームばかりやってしまい、キリがないからです。
わが家では30分のリミットを設け、アラームをかけて知らせしています。
「30分って短くない?」と大人は思うかもしれませんが、
小学生の場合、意外と帰宅後にやることが多いので
大人が思っているほど時間の余裕はありませんから、30分程度で充分なんですね。
あまり長時間続けてやると目が疲れてしまい、視力にも悪影響を及ぼしますから
ルールを守らせるようにしましょう。
【ルール②】やることは先に済ませる
宿題や明日の準備など、やらなければならないことは先に済ませてからゲームをさせましょう。
「あとでやるから!」というのは絶対 NG!!
小学生のうちはゲームよりも宿題や学校生活のほうが大切ですから、
きちんと先にやるべきことを済ませるようにしてくださいね。
【ルール③】自室にゲーム機を持ち込まない
ゲームをするのはあくまでリビングだけ、親の前だけ・・・
というようにわが家ではルール付けています。
なぜならば、自室に持って行けば、
好き放題時間を気にせずゲームすることができてしまうからです。
これだと統制がきかなくなってしまいますよね。
また、自室だけではありません。
ゲームは外出先などにも持ち出し禁止にしています。
親せきの家へ行く際や家族旅行の際もゲームは禁止です。
ゲームで遊ぶ楽しさは理解しますが、やはり家族でどこかへお出かけに行く際は、
景色や人とのコミュニケーションも楽しんで欲しいと思うからです。
【ルール④】家族で楽しめるゲームを選ぶ
一度ゲームを与えてしまうと、どんなときもゲーム漬けになってしまうため、
なるべく家族で楽しめるゲームだけにソフトを厳選しています。
わが家では、家族で体を動かせるようなスポーツ系のソフトを購入。
これならゲームをしていても、家族でコミュニケーションをとることができます。
「勝った~」「負けちゃった~」などゲームを通してルールを理解し、
悔しい気持ち・嬉しい気持ちを体験させることも一つの学びかもしれません。
また、体を動かすタイプのソフトなら、
なかなか外遊びができない時期もストレス発散になりますよね?!
まとめ
子供にゲームを与えるのが一概に悪いこととは言い切れませんが、
ゲームをさせるのであればルールを決めて楽しく遊ぶことが大切です。
ゲームばかりをするようになって、大事なことがおろそかになってしまうようでは本末転倒。
そろそろゲームを買い与えようか検討しているママは、
購入前に一度親子で話し合ってくださいね。
各家庭に合ったルールを決め、
それを破ってしまった時のことまでも視野に入れておくといいと思います。