小学生になるとお正月もゲーム三昧で困っている・・・
というご家庭も少なくないのではないでしょうか?
昨年、わが家はいつものゲームより楽しめるお正月らしい昔遊びに挑戦。
手作りの福笑い、羽根つき、こま回しなど
小学生にとっては馴染みのない昔遊びだからこそ大盛り上がりしました。
今回は、お正月の過ごし方がマンネリ化している方におすすめしたい
昔遊びについてご紹介します。
お正月らしい過ごし方をするなら昔遊びがおすすめ!
寒いお正月は、
ついダラダラと家でテレビを観たりテレビゲームをしたりして過ごしてしまいがちですよね。
そんなときにおすすめなのが昔遊び。
昔遊びとは、いわゆる昭和の子どもたちが遊んでいたような懐かしい遊びのことで、
こま回しや竹馬、けん玉、福笑い、凧上げ、羽根つきなどのことを言います。
今は残念ながら、なかなか昔遊びをする機会がなく、どんどん廃れていっていますから、
令和の小学生にとっては逆に新鮮に感じるものでしょう。
わが家も昨年、お正月に子どもと一緒に昔遊びをして楽しみました。
子どもだけでなくママやパパも童心にかえって夢中になって遊ぶことができましたよ!
いつもテレビやゲームばかりになってしまう方は、
昔遊びでお正月らしい過ごし方を体験してみてはいかがでしょうか。
なぜ現代に「昔遊び」がおすすめなの?
なんだか「アナログ」「古臭い」イメージの強い昔遊びですが、
シンプルがゆえに昔遊びの良さがたくさん詰まっています。
コツさえ掴めば、小学校低学年くらいの子どもでも楽しく遊べてしまうのが
昔遊びのいいところなんです。
そんな昔遊びをなぜ、令和にあえておすすめするのかというと、
それは世代を超えたコミュニケーションができるからです。
お正月は、ママやパパの実家に帰省する家庭も多いですが、
おじいちゃんやおばあちゃんと小学生との間に距離ができてしまうこと、ありませんか?
今どきの話についていけないおじいちゃんやおばあちゃん。
そして会話が弾まず、つまらないからずっと帰省先でゲームをしてしまう孫。
なかなか距離が縮まらず、「退屈だからもう来年からは行きたくない」
なんて言われてしまうことも。
そんなときこそ、昔遊びの出番です。
昔遊びなら、今の子どもにとっては新鮮で興味深いものになり、
おじいちゃんやおばあちゃんにとっては昔懐かしいものになります。
昔遊びを通じ、自然と世代を超えたコミュニケーションができるので、
いつの間にか孫と祖父母との距離も縮まるでしょう。
実際、私の娘も帰省先でおじいちゃんにこま回しを教えてもらったり、
おばあちゃんと福笑いをしたりして楽しんでいました。
普段は人見知りが激しく、久しぶりに会うおじいちゃんやおばあちゃんと接するのに
時間がかかる子なのですが、昔遊びをすることで自然と会話が弾んでいたようでした。
そんな人見知りなうちの娘でも楽しめた「昔遊び」!だからこそ、
今のこの時代におすすめなんです!
小学校低学年でも楽しめる!お正月におすすめの昔遊び5選
では早速、小学校低学年でも楽しめるお正月におすすめの昔遊びをご紹介しましょう。
現代のテレビゲームとはまた違った面白さがあり、ハマってしまうかもしれませんよ。
こま回し
最もシンプルで誰でも楽しめるのが「こま回し」。
私も娘と一緒に久しぶりに回してみたのですが、最初は全然回せませんでした。
ところが、おじいちゃんおばあちゃんにコツを教えてもらうと、私も娘もすぐに習得!
きれいにクルクル回るとそれだけで楽しくなりますよね。
わが家では、木のシンプルなこまに、娘が色を付けてカラフルにアレンジしました。
回ると色が混ざってまるで虹色に!
それもまた面白くて、三世代で夢中になって回しました。
ちなみにコツは、力を入れず、少し先の方を見ながらこまをポイっと投げるだけ。
力を入れすぎるとこまが地面と平行にならず、回らなくなってしまうので注意してくださいね。
けん玉
駄菓子屋さんなどでも売られている昔ながらの「けん玉」もおすすめ。
小学校低学年の娘も、大皿くらいは乗せられましたよ。
コツは膝を使うこと。
おじいちゃんおばあちゃんも、久しぶりに屈伸をして良い運動になったと大笑いしていました。
けん玉なら室内でも遊べるので、お天気の悪い日でも楽しめます。
福笑い
顔のパーツを目隠ししながら置いていく「福笑い」。
これも現代にはないユニークな遊びなので、子どもは大笑いして遊んでいました。
大きめの紙とペンがあれば手作りも可能!
帰省先でも簡単に作れますから持ち歩く手間も省けます。
非常にシンプルなルールで、上手いとか下手とかもないので、
けん玉やこま回しよりハードルが低く、誰でも楽しめますよ。
羽根つき
バドミントンの要領で楽しめる羽根つきもおすすめです。
わが家では、牛乳パックで羽子板を作り、
粘土を丸めたものをアルミホイルで包んで羽にして遊んでいました。
オリジナルの羽子板を作るのも昔遊びならではの良さですよね。
完成した羽子板で遊ぶと、「今度はもっと板の部分を大きくしたら遊びやすそう」
「粘土をもっと小さくした方が軽くなっていいな」など工夫を凝らすことができ、
ちょっとした図工の勉強になったような気もします。
昔遊びの奥深さを私も改めて体感し、子どもと一緒に夢中になって遊んでしまいました。
あやとり
室内でも遊べる「あやとり」もおすすめです。
娘はなぜか幼稚園のときに大流行し、年長さんくらいからずっとハマって遊んでいました。
毛糸さえあればいつでもどこでもできるので、あやとりは意外とおすすめです。
移動中のグズリ対策にも使えますよ!
実は帰省先に昔のあやとりの本があり、おばあちゃんと一緒に色々な技を試すことができました。
あやとりは、指先の器用さを育んだり脳トレになったりするのでおすすめなんです。
おばあちゃんも、次に娘が遊びに行くまでにもっとすごい技を習得するねって
張り切っていました。
小学生のお正月らしい過ごし方に昔遊び! まとめ
昔遊びって、こうしてみると地味なようで意外と奥が深く楽しめるものが多いですよね。
デジタル化が当たり前となった今だからこそ、子どもにとっては非常に新鮮に映るので、
小学生の帰省先での過ごし方にぜひおすすめしたいと思います。
おじいちゃんおばあちゃんとしばらく会っておらず、距離ができちゃったな~というときも、
昔遊びを通じてコミュニケーションをすれば大丈夫!
自然と会話が弾み、帰る頃にはすっかり仲良しになっているはずです。
今度のお正月は、昔遊びで世代間交流をしてみませんか?