子供が生まれてから何かと子育てに口出しをするようになった義母。
ありがたいと思う反面、あまりにもしつこくて困ってしまうママもいますよね。
パパに話しても全然取り合ってくれず、一人でモヤモヤしてしまうことも・・・。
そこで今回は、私が実際にやっていた口出しをする姑とうまく付き合う方法をご紹介。
といっても、姑に上手に引いてもらう方法なんですよね?!
祖父母手帳の活用や義母と距離を置いて口出しできないようにするなどしてみましょう。
子育てをしているのはママですから
自信を持ってくださいね。
義母からの子育ての口出しは上手に「スルー」が大事!
子育てママの悩みあるあるの一つでもある義母からの口出し。
「もっとこうしたらいいんじゃない?」
「○○しないからダメなのよ」
「私が子育てしていた時代はね・・・」
など、アレコレ口出しをされてしまうと、さすがにママも参ってしまいますよね?!
孫がかわいいから・・・という気持ちはよくわかりますし、
大変ありがたいのですが、あまりに干渉されすぎてしまうと
「ありがた迷惑」になってしまうことも。
わが家も娘が生まれたときに、
ちょうど姑が長年勤めていた会社を定年退職で辞めた時期とも重なり
姑の気持ちのすべてが孫である娘に向けられてしまい
困ったことがありました。
実母であれば気軽に「止めてよ」と言えますが、義母の場合はそうもいきませんよね。
今後もお付き合いを続けていくことを考えたら、対応に困ってしまうでしょう。
そんな姑の対応に悩んだときは、まずは「スルー」することが大切です。
「無視」というより、上手く交わす・・・というイメージが近いと思います。
100%義母の口出しを真に受けてしまっても、
結局わが子のことを一番理解しているのはママです。
義母の口出しに振り回されてしまうと、ママらしい子育てができなくなってしまいますよ。
共感できる部分は取り入れ、そうでない部分はサラッと受け流す。
これが上手くやっていくコツかもしれませんよ!
なぜ義母からの口出しはスルーした方がいいのか?
実母からの口出しよりも、なぜか義母の方がイラっとする・・・
そんなママもいると思います。
実母との関係性と異なり、義母と言うのはママにとっては難しい存在。
いくら仲が良い間柄であっても、しつこい子育て干渉にはスルーするのが賢明です。
ではなぜ、義母からの口出しはスルーした方がいいのでしょうか。
まずはその理由から探っていきましょう。
【理由①】時代錯誤な意見が多いから
最近の子育て事情は、目まぐるしく変化しています。
5年も経てば様々なルールや法が改正されるので、
良かれと思って言った情報が古いということも・・・。
それが30年以上も前のものであればなおさらですよね?!
子育てをする環境も時代も変化していますから、
当然今と昔では子育ての常識が異なるわけです。
「抱き癖がつくから泣いてもすぐに抱っこしちゃダメ」
「お風呂上りに果汁を飲ませた方がいいのよ」
など、ひと昔前の情報を鵜呑みしては間違った子育てになってしまうことも。
このように時代錯誤な意見に振り回されイライラしてしまうよりは、
ある程度スルーして、ママが信じる子育てを実行した方がいいと思いますよ。
【理由②】ママを責めるような言い方だから
そもそも義母との関係性があまり良くない場合は、
ママを責めるような物言いになってしまうこともあるでしょう。
もしかしたら義母はそんなつもりはないかもしれませんが、
受け取るママ側が不快に感じてしまうケースも。
また、孫は血がつながっていて「かわいい」と思えるけれど、
嫁は「所詮、他人だ」と感じてしまう義母もいるかもしれませんね。
実母であれば言い返せるけれど、
義母なら言い返せないからモヤッとするというママも多いと思います。
言い返せないのをグッとこらえる・・・というよりは、
「聞き流す」といった方が現実的かもしれません。
【理由③】育ってきた環境が違うから
実母と違い、義母は育ってきた環境も考え方も異なります。
そのため、ママとは違った価値観で物事を見てしまうことも考えられますよね。
実母とは意見の食い違いがそこまで起きないのに、
義母とは考えが合わないというのは、根本的な環境の違いによるものがあるのかもしれません。
実際にあった!私と義母の子育て論争!!
子育てを介して嫁・姑問題が勃発するケースというのは、意外と珍しくないもの。
わが家も、義母の口出しがひどく、とてもストレスに感じたことがありました。
娘の人見知りがひどく、ママ以外の人になつかなかった時期は
「早く保育園に入れないから人見知りがひどいのよ。○○ちゃんはそんなことなかったわよ。」
と、甥っ子と比べられたり・・・。
それを鵜呑みにして1歳で保育園に入園させたのです。
しかし、保育園でお友達トラブルを起こした時は
「愛情が足りないのね。そんなに早くから働かなければいけなかったの?」と言われたり・・・。
1歳を過ぎておむつを履かせていたら、
「まだおむつなの?私の時代は1歳でおむつを履いてる子なんていなかったわよ!
恥ずかしいから止めなさい!」と言われたり・・・。
もう何がなんだかわからないくらい、いろんな口出しをされたものでした。
良かれと思って言ったであろうアドバイスでも、
現役ママはママなりに一生懸命子育てをしていることを理解して欲しかったなと
今思い返すと改めて思いますね。
義母からの口出しがうるさい!私も実践した対処法とは?
私のように過剰な口出しによる義母ストレスで苦しむママも多いのではないでしょうか?!
スルーをするのが一番ですが、度が過ぎてくるとイライラが募ってしまうもの。
そんなとき、義母を撃退?(笑)するにはどうしたらいいのでしょうか?
ここでは私が実際に行った対処法をご紹介します。
【対処法①】祖父母手帳を渡す
わが家の場合、義母の子育て情報があまりに今とかけ離れており、
内容によっては娘が危険にさらされそうになったこともあったので、
今の子育ての正しい情報を伝えるために「祖父母手帳」を渡しました。
祖父母手帳とは、自治体で配布しているフリーペーパーで、
今と昔の子育ての違いについて書かれています。
「こんなのがあるみたいですよ~」などとサラッと帰省したときに渡し、
さりげなく読んでもらうよう促すのがおすすめです。
私は「子育て支援センターで貰ったので良かったらどうぞ・・・」
というニュアンスで渡しました。
義母も「随分私の時と違うのね」なんて言っていたので、
少しは理解してくれたのではないかと思います。
【対処法②】専門家の指導を受けたと言う
義母は子育ての先輩ではありますが、
そうはいっても義母の子育てが100%正解であるとは言い切れませんよね。
子育ては十人十色。
子供の数ほど子育ての方法があると私は思っています。
子育ての経験があるという理由だけで、価値観を押し付けられてしまうのは困りものですよね?!
わが子には合わないことであれば、無理に聞く必要はないのです。
しかし、「いや、うちの子は結構です・・・」という断り方をすれば、角が立つもの。
そこで私は「小児科の先生に言われました」「保育園の先生に言われました」など
専門家に指導を受けた感じで義母のアドバイスを断るようにしていました。
義母は「専門家の意見ならしょうがないわね?!」と、
意外とすんなり納得してくれていたので効き目はあると思いますよ。
【対処法③】物理的に距離を置く
色々と試してみても効果がない場合は、物理的に距離を置きましょう。
実家に帰省する頻度を減らす、電話やメールの回数を減らすなどしてもいいかもしれません。
私は、義実家に行くのがとにかくストレスだったので、
毎月欠かさず行っていたのを止め、半年に一度くらいに減らしました。
実際、仕事を始めて忙しくなったという理由もあったので、
違和感なく距離を置くことができた気がします。
親しき仲にも礼儀あり・・・という言葉通り、
いくら近しい関係性であっても度が過ぎるのは NG!!
適度な距離を保つことも必要かもしれません。
【対処法④】きっぱり断る勇気も
義母の口出しがあまりにひどいときは、断る勇気を持つことも大切です。
よく「パパから話をしてもらう」という方法をとる話も聞きますが、
わが家では、パパが「気にしなければいいじゃん」の一点張りだったので
協力してもらえないと感じました。
むしろ、義母ストレスがキッカケで夫婦喧嘩が増えていたので、
自分で対処した方がよいと思い、きっぱり断ることにしました。
「いつも気にかけて頂いてありがたいんですが、私には私の考えがあって、
そこには娘への愛情があってやっていることですから、心配なさらなくて大丈夫です」と。
これが正解の対処法かどうかは分かりませんが、
少なくとも余計なストレスに見舞われ、
私自身が子育てに迷走してしまうことがなくなったので良かったなと思っています。
ただし、きっぱり断るということは、同時に困ったときも義母に頼ることができないということ。
それを覚悟したうえで断るようにしてくださいね。
まとめ
義母も孫かわいさゆえに行き過ぎた行動をとってしまうのかもしれませんが、
それはママを傷つけていることも理解してもらえるといいですよね。
子育てにおける価値観というのは、本当に人によって大きく違いますから、
それを安易に押しつけるようなことがあってはならないのです。
ママだって失敗や後悔を繰り返しながら親になっていくわけですから・・・。
しかも、そもそも子育てに正解があるわけではありませんから、
周りがどうこう口を挟む問題ではないのかもしれません。
義母の口出しにモヤモヤしたりイライラとストレスを抱えたりして
子育てを楽しめないというのは、ママにとっても子供にとっても良いことではないはず。
今回ご紹介したような対処法や付き合い方を参考に、
自分なりに上手に交わす方法を見出してくださいね。