節分と言えば、豆まきや恵方巻のイメージが強いですが、
お正月に門松やしめ縄を飾るように、節分にも“飾り”があります。
壁や玄関、ニッチなどに飾られていると、なんだか気分も盛り上がりますよね。
そこで今回は、子供と作れる節分飾りをご紹介します。
小学生の子供と一緒に作ると、親子のコミュニケーションもとれて一石二鳥!
飾りの意味なども小学生に教えながら手作りするのもおすすめですよ!
節分の飾りは子供と手作りをして楽しもう!
節分の飾り・・・と聞いてピンとこないママもいるかもしれませんが、
お正月に飾る門松やしめ縄のように節分にもちゃんと意味のある“飾り”が存在します。
基本的には魔除けとか厄除けといった意味で飾るものですが、
なんとなく節分にちなんだ飾りが家にあるだけで、イベント気分が盛り上がる気がしますよね。
そんな節分の飾りは、子供と一緒に手作りがおすすめです。
なぜ買わないで手作りがいいのか、その理由は次節より詳しくご紹介します。
なぜ節分の飾りを手作りした方がいいの?買っちゃダメ?
節分の飾りは、本来、ヒイラギの葉や魚(特にイワシ)の頭を飾り、
厄除け・魔除けという目的がありますが、
なかなか令和の時代、この節分飾りはお店で見かけませんよね。
あったとしても、インテリアに合わなかったり飾りにくかったりすると思うんです。
でもどうしても私は娘に、節分の意味や由来などを教えたかったので、
節分の飾りが欲しい!と思いました。
子供なんて「節分っていうのはね」と話してもピンとこないですから、
飾りを手作りすることでイメージがしやすくなると思ったんですよね。
また、ハロウィンやクリスマスのように、飾り付けをする=節分の季節・・・
のように紐づけられたらいいなと思ったんです。
そこで考えたのが手作りという方法。
手作りなら、デザインも好きなように作れますし、
子供と一緒なら自由な発想で素敵な飾り付けを作ることができます。
もちろん、買っちゃダメということではないです!
ただ、親子で手作りをするというのは、様々な良さがありますよね。
・手作りする時間を通して節分にまつわる話をする
・一緒に作ったという想い出づくりになる
・子供の成長がみられる
など、手作りだからこその良さがあります。
ですから、わが家は断然、手作り推し!
ママも小学生の子供と一緒になって工作を楽しんでくださいね。
小学生でも簡単にできる!節分飾りの作り方アイデア3選
では早速、実際に私の娘が幼稚園の頃から作っている節分飾りのアイデアをご紹介します。
切ったり貼ったりするだけなので不器用なママもOKです。
色紙と割り箸で作る!ヒイラギの葉っぱと魚(イワシ)の頭
節分飾りと言えば、ヒイラギの葉と魚(イワシ)の頭。
リアルな材料でこれを作ると、なかなかのインパクトになってしまうので
色紙を使って作るのがおすすめですよ。
~材料~
・割りばし
・色紙(色画用紙や折り紙など)
・ボンド
~作り方~
- 緑の色紙でヒイラギの葉のようにギザギザしたフチの葉を4~5枚作る
- 水色またはグレーの色紙で魚の頭を作る
- 魚の頭にクレヨンなどで目などを描く(白と黒の折り紙で目玉を作ってもOK)
- 魚の頭を割りばしの先端部分に付ける
- ヒイラギの葉も同じように割りばしに付けたらできあがり!
割りばしの両サイドに糸やテグスなどを括りつけ、
玄関ドアに飾っておくと一気に節分の雰囲気が出ますよ!
私は初めて娘とこれを作ったときに、魔除けや厄除けの意味について話しました。
すると翌年から、必ずと言って良いほど娘が自主的にこの飾りを作るように!
「悪い鬼が来ないようにね」と言いながら、
毎年ちょっとずつデザインを変えて工夫しながら作っています。
フェルトで作る!鬼のパンツのガーランド
フェルトを切ってボンドで貼るだけの簡単な作り方なので、
まだ裁縫ができない小学生の子供でも大丈夫!
「パンツだって~」と大笑いしながら娘は作っていました(笑)
~材料~
・フェルト
・毛糸
・布用ボンド
~作り方~
- フェルトをパンツの形にカットする(いろんな色を使って3~4個作るとかわいいです)
- トラ柄の模様になるように、別の色のフェルトをカットしてパンツに貼り付ける
- 赤、青のフェルトを丸くカットし、赤鬼、青鬼の顔を作る
- 顔に目、鼻、口をフェルトをカットして貼り付ける
- 毛糸をグルグルにして鬼の頭に貼り付け、黄色のフェルトでツノを作って貼る
- パンツ、鬼、パンツ、鬼、パンツ…の順番で毛糸や麻ヒモなどに貼り付ければ完成!
フェルトという素材が、なんとなく優しい印象を与えてくれるので
お部屋のインテリアも邪魔せず素敵に飾れます。
紙粘土で作る赤鬼青鬼のオブジェ
紙粘土で作るオブジェは、絵の具を使って色をつけていきます。
三角でも丸でも好きな形の鬼を作れる楽しさがありますよ!
娘は紙粘土が大好きなので、コネコネしながら楽しく作っていました。
~材料~
・紙粘土
・絵の具
~作り方~
- 紙粘土を適当な大きさにちぎり、手でこねる
- ①を好きな形に成形する(おにぎりのように三角や丸などお好みで)
- 小さめにちぎった紙粘土でツノを作り、土台の頭にくっつける
- 乾くまで待つ
- 乾いたら絵の具を使って着色する
全体的に赤く塗って、黒で髪の毛や目などを描いてもOK!
半分だけ赤く塗って、下の部分を黄色のトラ柄パンツにしてもOK!
絵の具が乾いたら完成!
コロンとしたフォルムがなんとも可愛い紙粘土のオブジェ。
絵の具を使用するので、テーブルの上に新聞紙などを敷いて
汚れてもいい服装でやるのがおすすめですよ。
子供がやると手がものすごく真っ青・真っ赤になるので要注意です(笑)
節分の飾りは親子で手作りがおすすめ!まとめ
いかがでしたか?
12月はクリスマス、1月はお正月、2月は節分、3月はひな祭り・・・というように、
わが家ではお部屋の飾りも模様替え。
日本人だからこそ、お正月や節分などの季節の行事について知り、
その文化に触れて成長してもらいたいものですよね。
小学生くらいなら、親子で一緒に作った思い出は大人になっても記憶に残っているもの。
なかなか時間が取れないママも、親子のコミュニケーションの一環として
おうちで工作を楽しんでみてはいかがでしょうか。