子供が幼稚園に行きたがらない、登園時にグズって泣くなどがあると、
ママは大変ですよね。
無理に連れて行くべきか否か・・・悩んでしまうことも。
一体なぜ、幼稚園に行きたがらないのでしょうか?
今回は、考えられる原因と対処法についてご紹介します。
子供が幼稚園に行きたがらないということはよくあることなので、
ママは心配し過ぎることなく原因を見極めるために、
子供の気持ちに寄り添うことが最も大切です。
その上で、原因を取り除くための適切な対処をしましょう。
子供が幼稚園に行きたがらないときは無理に行かせるべき?
子供が幼稚園に行きたがらない場合は、
体調に問題なければなるべく幼稚園に連れていくようにしましょう。
大人もそうですが、一度行かなくなると余計に気まずくなるので、行きにくくなりますよね。
そしてどんどん気持ちが離れていってしまいます。
ママとしては毎日のことなので大変だとは思いますが、
なるべく幼稚園に連れて行き、楽しいという体験を重ねていってもらうことが大切です。
そしてきちんと幼稚園に行けた日は、たくさん褒めてあげましょう。
私の娘の友達は、制服に着替えることも拒否していたので、パジャマのまま登園していました。
ひどい時は無理せず休ませることもあったようですが、
なるべく門のところまではママが一生懸命連れて行っているようでした。
子供の気持ちは山あり谷ありです。
ダメな日もあれば、調子のいいときもあります。
その繰り返しで、少しずつ幼稚園が楽しいものに変わるはずです。
諦めずに幼稚園に連れて行くことだけは欠かさないようにしましょう。
ただし、体調が悪くなるようなことがあれば無理に行かせるべきではありません。
自宅でママとゆっくり過ごすようにしてくださいね。
子供が幼稚園に行きたがらない原因は?
子供が幼稚園に行きたがらないときに考えられる原因は何でしょうか?
子供の様子をよく観察し、子供と話し合いながら原因を見極めていきましょう。
【原因①】ママと離れたくないから
単純にママと離れるのが寂しいという場合。
これは入園後、まだ園に慣れていなかったり、
長期休み明けでママと一緒にいる生活に戻ってしまったりすることで起こります。
徐々に幼稚園での生活に慣れ、楽しいと思えるようになると改善されていきますから、
心配せず、子供の成長を見守ってあげてください。
【原因②】先生が怖いから
先生が厳しくて怖いなどの場合、幼稚園に行きたがらないケースもあります。
自分が叱られただけでなく、周りのお友達がられる様子を見て、
怖がってしまう子供もいるようです。
私の娘は、大人の男の人が苦手だったので、幼稚園の体操の先生が怖く、
体操のある日だけ幼稚園に行きたがらないという現象がありました。
体が大きくて怖い、声が大きくて怖いなど、先生自身に問題がないこともあるので、
「先生が怖い」という理由の場合も、何が嫌なのかを詳しく聞くことが大切ですね。
【原因③】お友達がいないから(お友達と喧嘩したから)
お友達が作れず、いつも一人で寂しいなどの場合も、
幼稚園に行きたがらない原因の一つです。
また、お友達トラブルがあって気まずい場合や、
意地悪をするお友達がいる場合なども考えられます。
園での様子を先生に聞いて、原因を探ってみるといいかもしれませんね。
【原因④】給食が嫌いだから
意外とよくあるのが、給食が嫌だから・・・というケース。
ママのご飯だと、子供の好みを知っているので苦手なものが少なくなっていますが、
給食だとそうではないので、苦痛に感じてしまうこともありますよね。
今の時代はあまり見かけませんが、無理に先生が食べさせるようなことがあれば、
それもまた登園を渋る原因になっているかもしれません。
【原因⑤】環境の変化があったから
子供自身に環境の変化があることで、幼稚園に行きたがらないこともあります。
たとえば、
・弟や妹ができた
・進級してクラス替えがあった
・先生が変わった
などの場合、一時的なストレスによって幼稚園に行かず、
ママと一緒にいたいと思うことがあります。
私の娘の友達も、ママが妊娠したことをきっかけに、
毎朝のように登園渋りをするようになっていました。
少しの環境の変化でも子供は敏感に察知してしまうものなんですよね。
子供が幼稚園に行きたがらないときの対処法
では、どうしたら幼稚園の登園渋りが解消されるのでしょうか?
ママができる対処法をご紹介します。
【対処法①】ママは笑顔で送り迎えをする
とにかくママは笑顔で送り出しましょう。
ママが悩みすぎて不安な顔でいると、子供も不安になってしまいます。
ママもつらいとは思いますが、笑顔でいることを心がけましょう。
【対処法②】子供の気持ちに寄り添う
幼稚園に行きたがらない子供に対し、イライラしてしまう気持ちもありますが、
そこはグッとおさえて子供の気持ちに寄り添うようにしましょう。
「大変だったね」「つらかったね」と子供の気持ちに共感することで、
子供もきっと救われるはずです。
逆にママが拒否してしまうと、ますますストレスから登園渋りが始まるので
気をつけてくださいね。
【対処法③】先生に相談する
やはり園での生活を知るために担任の先生へ相談するのが一番でしょう。
ただし、担任の先生が登園渋りの原因となっている場合は、
学年主任の先生や園長など、他の先生に話を聞いてみると何かわかるかもしれません。
先生たちはきっと、これまで数多くの登園渋りをする子供を見てきていますから、
幼稚園側と連携した方がスムーズに改善できることもあります。
【対処法④】ポジティブな声掛けをする
「明日○○遊びをするみたいだよ。楽しそうだね!」
「今日の給食は美味しそうだね」
など、幼稚園に対してポジティブな声掛けをするのも良いでしょう。
信頼しているママが言うのなら、楽しいかもしれないな・・・
と思ってくれたらいいですよね。
子供のマイナスな発言をすべてポジティブな言葉に変換してみると面白いかもしれません。
【対処法⑤】幼稚園の友達と遊ぶ機会を作る
私は娘が幼稚園に行きたがらないとき、なるべく園外でも友達と遊ぶ機会を作っていました。
そうすることで、娘自身も友達の輪ができるので、
ママとベッタリ・・・ということが少なくなり、幼稚園が楽しいものに変わっていきます。
特に長期休み明けなど、幼稚園のことを忘れてしまって毎回登園を渋るという場合は、
休み期間中もお友達と遊ぶ機会を設けてあげるといいと思いますよ。
まとめ
子供が幼稚園に行きたがらない場合は、ママも毎朝大変ですよね。
しかし、だからといって毎日休ませることは逆効果。
子供の気持ちを受け止めながらも、子供が楽しく通えるように登園を促すことが大切です。
幼稚園の3年間はあっという間です。
少しでも素敵な時間が過ごせるよう、親子で一緒に考えてみてくださいね。